2025年01月14日

APorteus-XFCE_ja-v25.01.13-x86_64。vmware workstation pro17.6.1 / sparky-7.5-amd64-xfce

最新のAPorteus。
コメント欄を通じて、nekoさんよりご案内がありました。
さっそく試しました。快適に動きます。

isobuilderによるisoの作成例は、xfceのデスクトップ。
前回の01月06日バージョンと同じです。

今回は、liveだけの試しでなく、
仮想環境にインストールしました。

live状態からのインストールは、まず仮想ディスクに
パーティションを設け、フォーマット(ext3)&/mntにマウント後、

$ sudo cp -r /mnt/sr0/* /mnt/sda1/
$ sudo cp /usr/share/live-usb/lib/*.c32 /mnt/sda1/boot/syslinux
$ su
# dd bs=440 count=1 conv=notrunc if=/usr/share/live-usb/lib/mbr.bin of=/dev/sda
# /usr/share/live-usb/bin/extlinux64 -i /mnt/sda1/boot/syslinux
# exit
$ sudo nano /mnt/sda1/boot/syslinux/porteus.cfg

LABEL xfce
MENU LABEL xfce
KERNEL /boot/syslinux/vmlinuz
INITRD /boot/syslinux/initrd.xz
APPEND retry copy2ram rammod=000;001;002;003 reboot=force root=UUID:23977299-b9cd-490b-9d99-7ae686c542ea changes=/save extramod=/extra
TEXT HELP
Run archlinux packages Porteus XFCE.
ENDTEXT

    ※UUIDの取得は、$ sudo blkid

$ sudo mkdir /mnt/sda1/{save,extra} 
$ sudo reboot

でインストールしたHDDから起動するはずです。

今回は、なぜか、vmware本家のVmwareTools(linux.iso)を
インストールしても機能せず、
「Archlinuxパッケージ簡易管理コマンド」を使用して、
open-vm-toolsのモジュールを作成しました。
作成されたモジュールのうち、
open-vm-tools-6_12.5.0-x86_64-1.xzm
lib4open-vm-tools-6_12.5.0-x86_64-1.xzm
の2つを/mnt/sda1/extraへ移動。

「Archlinuxパッケージ簡易管理コマンド」の使い方は、
いろいろ文字列が画面上で走ったあと
ツールの画面が開いたら、
open-vm-toolsを検索して選択、
ツール画面下辺にあるautoの前の□にレ点を入れて、
「ダウンロード」ボタンをクリック。それで、作成されます。

モジュールをロードさせるには、
モジュールの作成時に自動でつけられる
モジュールの名前を変更する必要があります。

作成時にコロン[:]になっているところを[_]に変更。
これをやらないと、モジュールはロードしません。

再起動してスプラッシュのところで、
ロードしているかを確認し、デスクトップが出たら、
$ sudo systemctl enable vmtoolsd
$ suido systemctl enable vmware-vmblock-fuse
で、もう一度再起動。デスクトップが出たら、
$ systemctl
をして、サービスがアクティブになっている
ことを確認。
$ sudo nano /etc/sudoers
ファイルの最終行に
guest ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
$ nano ~/vmware.sh
#!/bin/sh
sudo mkdir /mnt/hgfs
sleep 4 && sudo vmhgfs-fuse /mnt/hgfs -o auto_unmount -o allow_other
$ chmod +x ~/vmware.sh
xfceのオートスタートツール「セッションと起動」で、
vmware.shをpath込みで指定する。

vmwareのホスト側、ゲスト(VM)のSettingsで、
Share Foldersの設定をする。
システムを再起動してtoolsは機能するはず。

カーネルは、6.16.13.0-rc7-porteus3。

APorteus_ja_v25_01_13.jpg

仮想環境で、ゲストOSを過不足なく動かすには、
それなりに手間がかかります。
それでも、直接インストールして試しをやるより
遥かに危険性が少ないですし、削除も簡単。
近ごろの仮想環境は、かつてのWindows7 proに
搭載されたときのような「使えねえ」さは、
まるでありません。仮想環境を使いましょう。
やってみようとする範囲が大きく拡がります。

usbメモリに入れて、Windowsマシンの起動順位を
変更して起動、使う手もあります。このAPorteusも
そうした形で使うことが推奨される
ディストリビューションのひとつですね。


posted by ブログ開設者 at 19:38| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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