レスキュー用debianベースのライブメディアiso。
インストールできるということなので、
インストールしてみました。Live-Raizo
ふつうにdebianとして使用可能です。
デスクトップは、fluxboxです。openboxの親戚系。
レスキューが本来の使用目的なので、
デスクトップで快適に使えるようにはできていません。
たとえば、自動でネットにつながるようには
できていないとか。
設定は、多くのことが手動になります。
日本語環境で、普通に使えます。
新しく追加するアプリをメニューに入れるのも、
もちろん手動です。ポイントは、
~/.fluxbox/menuではなく、~/.fluxbox/menu.template.USに
追記しないと、反映されず、で驚きました。
なんでも、最大化ウィンドウで開く傾向があり、
それを小窓で出すには、~/.fluxbox/appsをいじります。
[Maximized] {yes} を {no} に。
インストーラーは、ライブ時の起動メニューの一番下に。
debianのバージョンは、wormbookですから、debian12。
主要ツールは、firefox、urxvt、geany。
ファイルマネジャーはデフォルトではなしです。
インストールしたthunarがタイトルバーなしの
ウィンドウ表示で、pcmanfmに切り替えました。
lxterminalもインストールしましたが、
同じくタイトルバーが出ない状態で、
起動することが多いですね。
日本語入力は、fcitx5-mozcで問題ないですが、
その起動は、im-config(zenity含む)で。
fcitx5-configtoolコマンドを実行し、リストから
mozcを追加する必要がありました。
動画の動きが、最初、良くなかったのですが、
メモリの割当を増やしたり、
vmware workstation plyaer設定の
accelerate 3D graphicsは、有効(まる必)にし、
displayのメモリも最大化。かなり改善しました。
カーネルは、6.10.6+bpo-amd64。
日本語で、インストールできないので、
fonts-vlgothicをインストールしたあと、
$ sudo dpkg-reconfigure locales
で、ja_JP.UTF-8を追加。
$ sudo locale-gen
$ sudo reboot
じぶん的に発見したことがありました。
fluxboxのパネル横幅がモニタの左右の端まででなく
短いのですが、理由がわかったような気がします。
デスクトップが
窓だらけでデスクトップ右クリックして、
メニューを出すことが困難な状況を考慮している
ようなのですね。ウィンドウを最大化していても、
下辺のパネルの脇が空いていて、メニュー出しの、
デスクトップ上右クリックができるというわけです。
デフォルトのシェルは、zshです。
Windowsの代替手段としてでなく、
Linux自体に興味のある初心者系ユーザーに
おすすめですね。デスクトップ用として、
スムーズに初期設定できたとしても、
1時間近くはかかると思います。
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falkonでは、動画再生ばっちりでした。
chromiumは、タイトルバー欠如のウィンドウ表示に
なりました。動画はよく動くけれど。