最新のAPortesを仮想環境上にインストールしました。
以下は、APorteusのisoをlive起動後
インストール方法の再掲です。
rootのパスワード:toor
guestのログインパスワード:guest
パーティションは、話をシンプルにすることもあり、
ルートパーティションのみです。デバイスのマウントは、
liveの機能で自動で行われています。
$ sudo gparted
(仮想HDDをパーティショニング、ext3でフォーマット、
フラグ:boot)
$ sudo cp -r /mnt/sr0/* /mnt/sda1/
$ sudo cp /usr/share/live-usb/lib/*.c32 /mnt/sda1/boot/syslinux
$ su
# dd bs=440 count=1 conv=notrunc if=/usr/share/live-usb/lib/\
mbr.bin of=/dev/sda
# /usr/share/live-usb/bin/extlinux64 -i /mnt/sda1/boot/syslinux
$ sudo nano /mnt/sda1/boot/syslinux/porteus.cfg
APPEND行、最初に initrd=initrd.xz 末尾に半角スペースを入れ、
APPEND全体を一行にして
root=UUID: xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx \
changes=/save extramod=/extra ※UUIDを調べるにsudo blkid
$ sudo mkdir /mnt/sda1/{save,extra}
$ sudo reboot
vmtoolsは、opneo-vm-toolsではなく、
本家版をプルダウンメニューからダウンロードして
インストールしました。
VmwareTools-10.3.23-16594550.tar.gzを解凍後、
$ su
# for x in {0..6}; do mkdir -p /etc/init.d/rc${x}.d; done
# exit
$ sudo perl vmware-install.pl
共有フォルダを有効にするには、
fuse2が必要で、「archlinuxパッケージ簡易管理コマンド」を
使って、モジュルール化、/mnt/sda1/extraに
fuse2-2-.9.9-86_64-4.xzmを入れました。リブートして有効化。
メニューの「設定マネージャー」から「セッションと起動」で
「自動開始アプリケーション」で設定する必要のあったコマンド:
sudo mkdir /mnt/hgfs
sudo vmtoolsd
sudo vmware-vmblock-fuse
sudo vmhgfs-fuse /mnt/hgfs -o auto_unmount -o allow_other
sudo のNOPASSWD化が必要なので、
$ sudo nano /etc/sudoers
guest ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
不思議だったのは、/mnt/hgfsが
なぜか消失することでした。ほかは保存されるのに。
カーネルは、6.8.0-rc4-porteus。
ほぼカーネル本家の進捗と同期。
Porteus および APorteusは、
本来usbメモリにインストールして
使うディストリビューションです。
じぶんの場合、usbメモリを携帯して他のPCに挿して、
起動するシチュエーションがないので、
仮想環境に入れています。
usbメモリへのインストーラーは、
メニュー「システム」から、「ライブUSB生成」を
起動すれば、できます。
上のインストールコマンドが役に立つこともあると思います。
使った感じは、まったく問題なしでした。
モジュール系式のディストリビューションは、
PCの性能はある程度必要ですが、とにかく軽快です。
「追加パッケージ取得」を使って、私は、firefoxとbraveを
モジュール化し、問題なく使えています。
ウェッブブラウザは、種類が豊富に選べます。
大所のものは、ほぼすべてあります。
google-earthとか、skype64、zoomなどもモジュール化できます。
デフォルトブラウザは、テキストタイプのlynxだけです。
live起動でもそれなりにチェックできますが、
しっかり試そうとするなら、
インストールすることになります。
このスクリーンショットはlive時。インストールしても
何も変わりません。やろうと思えば、
ユーザー名を好み応じて変えることもできます。
コマンド操作になりますが。
日本語環境、日本語入力は、日本語版としての
isoの作成例(xfce4)なので、何もしなくても、
仕上がっています。
この作成例には「ISOビルダー」は付属していません。
isoビルダーの取得は、
https://www.mediafire.com/file/xpaqpv66t0hpy2f/APorteus-v24.02.11-x86_64.iso
作成例(xfce4)の取得は、
https://www.mediafire.com/file/6aazvsqpw5h2c89/APorteus-XFCE_ja-v24.02.11-x86_64.iso
どちらも、出たページのダウンロードボタンを
クリックしてから、ダウンロードが始まります。
APorteusの作者は、nekoさんという方です。
現役時代は、メーカーの組み込みプログラムの作成を
主になさっていた、と伺っています。
Porteusサイトのcommnity effortの掲示板に、
APorteusのスレッドがいくつかあります。
最新のAPorteusお試しありがとうございます。
未だ、linux最新カーネル、Archlinuxローリングリリース最新パッケージの追っかけをしています。
1.カーネル
現在4.、 5.、 6.1、 6.6、 6.7、 6.8系列が出ています。(6.8系は未だRCの状態です)
v24.02.11版のAPorteusは6.8-rc4カーネルですが別版のカーネルをお確かめしたい場合は
GUIメニュー ---> システム ---> kernelビルダー
を起動して、
"カーネルビルダー用ディレクトリ" :カーネルビルドで使用するワークエリアを指定して下さい。
"カーネル版数" :カーネル版数を指定して下さい。
最初の左選択メニューは選択系列の最新版が選択されます。
系列の最新版以外の版を選ぶ時は右選択メニューから指定して下さい。
例;6.6.14を選択したい時
左選択メニューで6.6.16を選び右選択メニューで6.6.14を指定して下さい。
"カーネルビルド" :
"ソース取得" :チェックを入れる
"パッチ無し展開 :ONLY"ソース展開指定
"FW生成" :ファームウエア設定指定
"雛形コンフィギュでコンパイル :PROTO" :多くのPCで動くカーネルをビルドします。他者へ提供する時選択。
APorteusの6.8-rc4カーネルもこのコンフィギュでビルドしました。
又は
"PC実装IOから生成したコンフィギュでコンパイル :ONLY"現在ビルドしているPC用のコンフィギュでビルドします。
"雛形コンフィギュでコンパイル :PROTO"でビルドした場合はカーネル(vmlinuz,000-kernel.xzm)のサイズが大きいですが、
このコンフィギュで最適サイズに成ります。
[make localmodconfigでビルド]
ブログ開設者様が以前ご紹介下さったコンフィギュです。
ttp://fedoranize.seesaa.net/article/483732745.html
"カーネルを更新するISO" :APorteus-XFCE_ja-v24.02.11-x86_64.iso
"cryptsetup" :チェックを入れる
[Intel ALDERLAKE N100]
コスパの良いPCとして、このCPUのミニPCやノートブックが出ています。
以前LINUXではネットや動画が動かなかったですが、カーネル6.8-rc4のAPorteusで走行します。
但しmpvでの動画再生が未だだめです。動画再生はvlcをお使い下さい。
購入したN100ノートPCがLINUX使用できる様に成ったので、
WINDOWSを削除してLINUXに置換する作業をしています。(SSD換装)
2.Archlinuxパッケージ
001-core.xzm収容最新版"dbus-1.14.10-x86_64-2"を使用するとログインで失敗します。
前の版"dbus-1.14.10-x86_64-1"に置換した001-core.xzmを使用しています。
以上、何かのご参考に成れば幸いです。
[追記]
手足の筋肉に力が入らず(サルコペニアsarcopenia)杖歩行と成りましたが、リハビリの結果杖無し歩行になれました。
あと2ヶ月で76歳と成り寿命80歳迄のカウントダウンが進み、余命が無いと感じる今日この頃です。