2022年08月05日

hyperbola-milky-way-v0.4.1-dual.iso。

食指が動きかかりましたが、結局インストールしませんでした。
liveで起動し、関連動画をチェックしただけです。
liveでデスクトップは出ません。インストーラーisoですね。
x86_64、i686でシステム起動が選べます。

ブラジル拠点のディストリビューション。
archlinuxベースだけど、initは、openrc。
完全にsystemdの残滓を排除したタイプです。
よって、独自パッケージです。

パッケージの圧縮形式は、pkg.tar.lzなので、
aurは使えないだろうと思います。

インストーラーはなくて、archlinuxと同じ
pacstrapコマンドで、築いたパーティションに、
コピーし、そのあと、arch-chrootして、
必要な設定、インストールをする、
いわゆるarchlinuxの古典的インストール方法と
同じです。

途中で、
$ rc-update add NetworkManager default
などするところが、systemdとは作法が異なります。

使えるデスクトップは、xfce、lxde、gnome、mate。

ポリシー的には、gnuの範囲のまったくもって
フリーダムな世界で固めた、ということのようです。
あと安全性には気をつかっているみたいです。
pkg.tar.lzを使ったりするのものそういうことかも。

一定以上、linuxに慣れた方で、archlinuxの
亜流(systemd以外)に興味の湧く方向けですね。

下記の動画がすごく解りやすいです。
云われるままそのとおりにやれば、インストールできる
はずです。英語ですけれど。

https://www.youtube.com/watch?v=l3dR-aGUVF8

私は、動画の出来上がったデスクトップを見て、
やる気がへなへなと収縮しました。
xfceのデフォルトのまーんまだったので。
一時間以上かけて、出来たものがこれかよ、という気分。

でも、若い向学心豊かなこれからの人には、
(arch)linuxを理解するのに好教材になると思い、
投稿する気持ちになりました。

hyperbolaのホームページには、distrowatchから
いけますが、urlは、
https://www.hyperbola.info/
wikiメージもあるようですが、
登録しないと観ることができない
みたいです。なので、上記の動画が
役立つところもあります。

完全に独立した立派なディストリビューション
と云えるかも。ブラジル発というのが意外です。
サンバが好きで、なんでもテキトーに
すませそうなイメージがありそうですが、、、。
独自パッケージなので、できないことは、
かなりあるだろう、と思います。

完全に勉強素材だと思います。完全に
インストールすることができたら、課題を一つ
クリアしたゲーム感覚でトライするのがいいかも、、、。

インストールは、仮想環境を使ってやるといいです。
ホストosで動画を見ながら、画面のコマンドを拾うときは、
停止してやればラクですね。

カーネルは、liveでは、5.10.106-gnu1-1-lts。
カーネルのパッケージネームは、
linux-libre-ltsです。

単純に、archlinuxをopenrcで使ってみたいだけなら、
artixlinuxがおすすめです。


posted by ブログ開設者 at 15:36| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。