2022年05月01日

KaOSで遊んで。linux

ご存知の方も多いでしょう。
パッケージマネージャー、pacman管理による
独自パッケージのディストリビューションです。
アジア言語の対応は、イスラム圏とシンガポールのみ。
日本語を含む東アジア圏の対応はありません。

デスクトップ対応は、kde plasma以外はなく(100%)、
ほかのデスクトップに変えることは、
少なくともデフォルト環境においては、できません。
フォント等も、未対応言語のものは一切ありません。

archlinuxのパッケージ管理方式を拝借している
とはいえ、何から何まで独自のものです。
そういう意味では、えらい、と云えそうです。

私は、なーんにも入れたいものが、入れられないので
(日本語変換のibusとかfcitxがあるかは未確認のまま終了)、
archlinuxのミラーを設定して、そちらからやりたい放題に
やってやろうとトライしました。

pacman-key --populate archlinuxが、通らないのですが、
どうにか使えました。
[core] [extra] [community]を設定、[core]がKaOSのと
ダブって、archlinuxのほうの[core]が効かなかったですが、
KaOSのほうを閉じたら、動作しました。

で、plasmaをほぼ全面的にやめて、lxdeにすることが
できましたが、lxdeのメインメニューが出ないんですね。
それ以外にも、細かい点で、不具合があるようでした。

考えてみれば、archlinuxのpacmanが同等に使えても、
archlinuxから入れたソフトの本体、
ライブラリバージョンがずれているので、
動かないところがあっても、不思議はないですね。
lxdeの一部の、openboxに切り替えても、同じような状態でした。

[core]を切り替えて、全面フル更新をしたましたら、
システム起動しなくなりました。そこで一巻の終わり。

すべて、気楽な、vmware workstation player上でのことです。
そこに仕切りたがる者あらば、構えてんじゃねえ、
といった生来のサガを、気持ちよくすることはできませんでした。
スキルの高い人だったら、たぶん、違う環境にしようと
思えばできるんじゃないかな、と思った次第です。
もっとも、KaOSがどこまで残るか、ってことはありますが。

発想として、archlinux的な快適さの上に、
kde plasmaを乗っけるというのは、理解のほかです。
頭でっかちにして、何がうれしいのか、わかりません。

archlinuxホームページのトップには、
A simple, lightweight distribution、と書いてあります。

intel環境4coreで、トータルメモリ8GB。
そのうえにvmware workstation playerを乗っけて、
ゲストに4GBでは、KaOSはスムーズに動きません。

じぶんとしての美意識をもつことは、存在の証明となり、
それ自体素晴らしいことですが、ひとたび己を離れて、
人手に渡ったときには、それはもうじぶんのものでも
なんでもない、という自覚がほしいですね。
ガードをどれほど堅くしても、
人とは、好き勝手な解釈をするものです。


posted by ブログ開設者 at 13:54| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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