2021年10月01日

fedora34 → 35(beta)。そして、pt3カードで、クチヲシカラマシの問題点。

仮想環境に入れたfedora35-betaが壊れたと勘違いし、
削除してしまいました。

代わりに、リアルインストールしてある
fedora34を35(beta)にアップグレードしました、

34のとき、ネットワークの反応が少し遅いので、
それが直るかな、と期待しましたが、変わりませんでした。
個体上の問題で、ほかではおそらく大丈夫でしょう。

35のウロコ壁紙が好みでないので、34の壁紙を
ホームフォルダに移して消えないようにしておきました。
アップグレード後は、やっぱり35の壁紙に変わりましたが、、、

fedora34_35.jpg

35-betaにして、ひとつ問題が判明しました。
カスタムカーネルの5.13.12で、pt3が使える状態
だったのが、使えなくなりました。

使えない状態とは… lsmodでは、earth_pt3もdvb_coreも
出るけれど、

lsmod_pt3.jpg

dmesgでは何も出ず、/deb/dvb/adapter0〜3が
出現しない状態です。カーネルモジュール的には、
pt3が挿してあることを認識し、モジュールがロード
されているのに、カーネルのメッセージとしては、
無視されていて、現に、/dev/dvbの自動mkdirはなく、

ls_-l_dev_dvb-2.jpg

その配下の
adapterディレクトリ、その下の接続に必要な
ファイルも出現しません。で、カスタムカーネルを
新しいソースの5.15-rc3をダウンロードして、
dvb関連のオプションを充実?させて、
再度ビルド(2度も)しました。

結果は変わらずで、
ls -l /dev/dvb* をしても、
/dev/dvbがないみたいなご返事です。
/etc/rc.d/rc.localの書式を、

#!/bin/sh
for ADAPTER in 0 1 2 3 ; do
NEW_ADAPTER=`expr $ADAPTER + 10`
mkdir -p /dev/dvb/adapter$NEW_ADAPTER
chown root:root /dev/dvb/adapter$NEW_ADAPTER
chmod 0755 /dev/dvb/adapter$NEW_ADAPTER
/usr/bin/nice --4 /usr/local/bin/fuse_b25 --target /dev/dvb/adapter$ADAPTER /dev/dvb/adapter$NEW_ADAPTER -o allow_other
done
exit 0

と「-p」を追加すると、
かつて何度も見た「通信端点の接続がありません」が
出て、処置無です。そりゃ、元のadapter0〜3が存在しない
のですから、当たり前で、無駄なことをしました。

カーネルの仕様が変わったか、の確認に、
archbangに回って、vmware workstation playerの
動作の都合で更新を止めていたカーネルを
最新の5.14.8-arch1-1にして、pt3の状態を試しました。
別段、問題はありません。

私のカスタムカーネルの設定に問題があると
するのは、5.13.12のカスタムのときには
問題がなかったので、考えにくいです。
fedoraのほうで、仕様の変化がある、ような
気がしないでもありません。

lsmodと、dmesgで結果が違う
というのが、何を意味しているのか、、、
不勉強で、理解できません。
マザーボードは同じで、それぞれのosが
同じディスクに入っている。
pt3は当然同じpci-e x1のスロットに挿しています。
変更してもみましたが、、、。
一方のosでは、問題がなく、もう一方では
問題が発現します。ハード側の問題は、
考えにくいですね。

ちなみに、vmwaer workstation player16.1.2は、
カーネル5.14以降、未対応と思われます。
archbangの最後の5.13台、5.13.13-arch1-1で動作します。
(vmmon vmnetインストール可。
事前にpolkit-gnomeの反映必要
$ /usr/lib/polkit-gnome/polkit-gnome-authentication-agent-1

このところのfedoraで、rc-local.servieの動作は、
ほかとは違って設計されています。
デフォルトの状態では存在しない/etc/rc.d/rc.localが
設けられると
/run/systemd/generator/multi-user.target.wants/などに
サービスファイルがリンクされ生成されます。
問題点はそれ以前のところで起こっているので、
関係ないとは思いますが、使いにくさはありますね。

ロダンの、考える人になったまま、きょうも
いちにち悶々と?

ひょっとして、beta版ゆえのことですかね?
にしては、瑣末ではないところの問題ですね。
dvbに関連してのことですから。

ひとつ、やりたくてできないことが、
pt2のカードに替えてどうなるか、なんです。
それだと、fedoraのデフォルトカーネルままで
使えます。残念なことに、マザーボード側に
レガシーなpciスロットがないです。


↓  ↓  ↓  ↓
$ lspci -v
08:00.0 Multimedia controller: Altera Corporation Device 4c15 (rev 01)
Subsystem: Device ee8d:0368
Flags: fast devsel, IRQ 37, IOMMU group 7
Memory at f0301000 (64-bit, prefetchable) [size=4K]
Memory at f0300000 (64-bit, prefetchable) [size=4K]
Capabilities: <access denied>
Kernel driver in use: vfio-pci
Kernel modules: earth_pt3, altera_cvp

# lspci -v
08:00.0 Multimedia controller: Altera Corporation Device 4c15 (rev 01)
Subsystem: Device ee8d:0368
Flags: fast devsel, IRQ 37, IOMMU group 7
Memory at f0301000 (64-bit, prefetchable) [size=4K]
Memory at f0300000 (64-bit, prefetchable) [size=4K]
Capabilities: [50] MSI: Enable- Count=1/1 Maskable- 64bit+
Capabilities: [78] Power Management version 3
Capabilities: [80] Express Endpoint, MSI 01
Capabilities: [100] Virtual Channel
Kernel driver in use: vfio-pci
Kernel modules: earth_pt3, altera_cvp

原因は、ここら辺り、みたいですねえ。
でも、rootかuserかでまだログインしていない
ところでの権限ってどういうものなんですかね。

このところ、/usr/srcでなく、
ユーザーのホームディレクトリで
カーネルビルドしています。

↓  ↓  ↓  ↓(2021/10/02 10:40)
苦闘はつづいています。
何をやっても、上手く行かないですねえ。

earth_pt3モジュールが使えるディストリビューションの
カーネルなら、カードを挿してシステム起動しただけで、
/dev/dvb/にadapterディレクトリ以下ファイルが
入るのがふつうです。その肝心要のところがコケているわけで、、、
いま、dmesgでは、earth_pt3関連の表示は、
[ 2.414644] earth_pt3 0000:08:00.0: enabling device (0000 -> 0002)
[ 2.414752] dvbdev: DVB: registering new adapter (PT3 DVB)
[ 2.415959] earth_pt3 0000:08:00.0: Failed to create FE0

となっています。create FE0の意味が、わからないです。


posted by ブログ開設者 at 11:11| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。