またまた古いmanjaro、古いのが何台もありまして、
更新しました。最初、起動したら、読み出しの途中で
止まってしまいました。
なんで、こういうことが起こるか、というと、
更新しただけで、更新結果の再起動をしないで、
マルチブートの次のディストロに作業を移してしまう
ことがよくあるからでした。
検証しないで、たぶん、行けているだろう、
との予測だけをあとに遺して。
とにかく数を多くしてしまったのは、
ほかでもない、じぶんです。
で、ログインプロンプトが出ないのでは、
ライブメディアを使ってできる限りのことを
やってみようと、manjaroのものもどこかに
あるはずだったのですが、最初に見つかった
archbangのisoを焼き付けたdvd-rを見つけて、
ドライブに入れて起動しました。
例によって、マウント&arch-chrootして、
pacman -Syyuをかけましたら、アップデートできました。
先般は、0.8.10だったと思いますが、
古いカーネルでは、起動できないことがわかっていたので、
続いて、chrootの状態のまま
linux59とlinux59-headersをインストール。
再起動したら、思惑通りシステム起動し、なつかしの
openboxのmanjaroが顔を見せてくれました。
manjaro-0.8.Xとしてあるのは、Xが9なのか10なのかが
判らないためです。2014.4.19日のリリースのようです。
まる7年を過ぎたということですね。
当時は、いつ出ても、openbox版がありました。
ここに来てmanjaroにおける理解が深まった点などを:
インストールしたリリースバージョンは、
カーネルの縛りを受ける。リリースバージョンの
カーネルサポートが終わったら、カーネルは、
更新されなくなる。それでも、周辺のパッケージは
更新をかければ、更新されつづける。周辺パッケージは、
一意というか、一種類の今があるのみ。
リリースバージョンごとに
カーネルへの忖度があるわけではない。
拠って、カーネルが古いままだと、
システムが起動しなくなる。カーネルと、周辺パッケージの
相関性が途切れるわけですね。pacman -Ss linuxを実行すれば、
上のバージョンのカーネルがリスティングされます。
そのなかからテキトーなのを選んで、カーネルをインストールすると、
適正に、ふつうに更新して起動しなくなっていた
善良な「起動せず」の場合は、おそらく復活します。
そして、新しいリリースバージョンに転生する。
manjaroにも、chrootコマンドはあるんだろうと思います。
majaro-chrootとか、になるのかな。
でもまあ、伝家の宝刀、archbangのisoを焼いた
dvd-rとかでも、ほぼ同じことができると思います。
linux狂、一人に一枚、archbangのlive media。
カーネル更新後のカーネルバージョンは、
5.9.16-1-MANJAROでした。
バージョンは、
DISTRIB_RELEASE=21.0.2
DISTRIB_CODENAME=Ornara
カーネルを変えるまえに、
/etc/lsb-releaseを確かめればよかったです。
書き換わるとは知らなかったもので。
証拠!?
openbox manjaro風景の2つほど。
撮った時期は新しいですね。
grub管理のマルチブートの子ディストロに、
manjaroやarchlinuxをした場合に、
os-proberがintel-ucodeやamd-ucodeの存在を処理できず、
カーネルパニックを引き起こすことがよくありました。
いま現在では、grubの盟友os-proberが対応済みなのかも。
initramfs.imgの前にある、intel-ucode.imgを
それだ!と勘違し、後ろの記述を見逃す不具合でした。
じぶんが、mbmブートローダーにこだわった一因でもありました。
grubは、じぶん自身を読み込むときは、きちんと/boot/grub/grub.cfgに
initrd /boot/intel-ucode.img /boot/initramfs-x.xx.xx-x.img
のように記述します。
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