2021年03月26日

archbang(2020/02ころインストール)において、dkmsによるカーネル更新自動でドライバー引き継ぎ成功。rtl8812auモジュール(wifiアダプターbuffalo WI-U2-433DHP)

仮想環境ホストにしているリアルインストールの
archbangで、先般、dkmsによるwifiアダブターのモジュールを
インストールしました。無事にドライバーの更新で、
引き継がれるか楽しみにしていました。

本日、カーネルが5.11.9-arch1-1になることがわかり、
早速カーネル更新してみました。
思惑通りdkmsは機能し、wifiモジュールが
新しいカーネルに引き継がれました。

/usr/lib/modules/5.11.9-arch1-1/kernel/drivers/net/wireless/8812au.ko.xz
/var/lib/dkms/rtl8812au/4.2.2/5.11.9-arch1-1/x86_64/module/8812au.ko.xz


ドライバーにより、入り場所は異なるでしょう。
gitで作られているようなドライバは、
かなりのケースでdkms.conf付きでしょうし、
カーネル更新のときのデバイスドライバーの
扱いは、より簡素になっていく模様です。

windowsに比してのlinuxの弱点は、
いつの時代もデバイス対応でした。
だって、デバイスメーカーはwindows目当てに
製造しているだけですから。

これまでは、linuxドライバーがあっても、扱いの
難しさ、面倒臭ささで、linuxを使うことを
諦めていた人もいたでしょう。

その弱点も、徐々に緩和されていく
ようではありますねっ!

更新時のターミナルの出力
atl8812au_dkms_install_2021-03-26_09-29-49.jpg

ちなみに、なんでいちいちビルドをしなきゃならないか、
の理由は、起動中のカーネル、その管轄内でビルドされた
モジュールしか受け入れない、というお約束事があるからです。

素人考えでは、出来上がったドライバーを
コピペできたっていいじゃないか、
と思うんですけど、リーナス・ベネディクト・トーバルズさんに
ふかーい考えがお有りだったようで、
こういう仕組みがあるわけですね。

一度実験したことがあります。たしかプリンタのドライバ
だったと思います。archbangの全く同じバージョンの
まったくおなじビルド環境下、システム更新の状態も同じで、
ドライバーをコピペしたことがあります。権限を適正化し
そのときは、機能し、動きました。

ご参考までにdkmsインストールしたときの投稿:
http://fedoranize.seesaa.net/archives/20210322-1.html

linuxをやるうえで大切なのは、周辺機器について、
linuxドライバーがあるか、ないか、を
デバイス機器を買う前に調べることが第一。
第二に、ドライバーインストールの方法が
じぶんの技量で間に合うか、どうか。
とにかく、ネットに繋がり、音が出て、
プリンターやスキャナが動いてなんぼ。動かなければ、
相当血圧が上がります。新製品のプリンターが
ドライバーの用意はあるにはあるが、
vinelinuxで動かず、MLで喚き散らしている
人が昔いましたよ。

メーカーにサポートは
あっても、windowsのお客様ほど
大切に扱われもせず、
メールオンリーの対応だったりします。
サポートの女子共のたいがいは、
紙に書いてある(パソコンで検索できる)ことしか
知りません。現物を知らない。
それで、対応がどうだったとか、って
アンケートされても、こっちとら、
傷つけちゃいけない精神しか働きませんよ。

あ、パナソニックのカーナビサポートの
女子(中年かな)は、モノをちゃんと知っていました。
すべての女子がモノを知らないわけではないです。
モノを理解していれば、じぶんの言葉ってものが
ちゃんと出てくるものです、ヒトって。


posted by ブログ開設者 at 10:41| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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