/etc/default/grubの設定で
GRUB_DEFAULT=saved
GRUB_SAVEDEFAULT="true"
この2行、前回起動したディストロ(カーネル)が
選ばれた状態でgrubの選択画面が立ち上がる設定です。
話のオチとしては、/etc/grub.d/40_customに
記載した起動設定には、上記2行の設定が効かない、
ということです。知りませんでした。
で、どうなるか、というと、さらにその前に
起動したディストロ(カーネル)が選ばれた状態で
grubの選択画面が立ち上がりつづけます。
つまり、/boot/grub/grub.cfgの
10_linuxや30_os-proberに記載されているものです。
ですから、いま盛んにやっているAPorteus-ENLIGHTの
起動は、いちいち矢印キーで、下にさげて、起動しています。
忘れたりしてトイレから戻ってくると、
別な、sparkylinuxやarchbangのデスクトップを見ることになります。
ご存知の方も多いでしょうが、私レベルの、
それ以前の方への、がっかり避けでした。
grub本体は、カーネルの区別はできるんだから、
40_customの内容も選別できたって、罰は当たるまいに。
ちなみに、os-proberは独立したソフトウェアで、
本体起動ができればいいだけの場合は、要らないわけです。
uninstallしてもgrub2は機能します。
ほとんどの場合、依存関係パッケージになっていて、
grub2のinstallで一緒にインストールされると思います。
uninstallはパッケージマネージャーから、適正にできると思います。
uninstallしないで、os-proberの機能を止めるには、
/etc/default/grubに
GRUB_DISABLE_OS_PROBER="true"
設定を反映するには、
$ sudo update-grub ないし
$ sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg に類する
コマンド実行が必要です。
grub.cfgの置き場所については、uefi+gpt初期には混乱しましたが、
こんにち的には、/boot/grub/grub.cfgで問題ないようです。
ESPパーティションのブートローダー直下は、
/boot/grub以下を見ろ!の指定ファイルでの対応に
なっているようです。
バカは、仮想環境の中でマルチブートをやろうとしたことがあります。
やっぱりできませんでした。マトリョーシカブートのいたずらをしました。
つまりは、仮想環境にインストールしたときには、
os-proberがあっても、まったくもって無駄としうことです。
でも、40_customを使ってなら、ブートできるのかな?
/etc/grub.d/*は、grub2本体が供給しています。
2020年11月22日
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