2020年11月20日

pt3(dvb)やってみましたが、だめでした。APorteus-ENLIGHT_ja-v20.11.11-x86_64.iso

やらない、と宣言していたのですが、やってしまいました。
結果からいうと、カーネルモジュールとして、fuse.ko.xzが
生成されず、ロードもできなかった、ということです。

fuseが使えないと、pt3で使うfuse_b25も使えません。

fuse2、fuse3 fuse-commonをxzm化してactivateしても、
APorteusのカーネル界隈は、アンタッチャブルみたいです。
/usr/lib/modules/$(uname -r)/buildは、フォルダではなく
なぜか意味の解らないリンクファイルで、
カーネルモジュールのbuild環境がないです。
また、通常カーネルが入っている/bootは空なんですよね。
archlinuxと構造は同じと申し上げましたが、
カーネル周辺は、完全に別物でした。

isoの中を解凍ソフトで覗いてみましたが、
カーネルモジュール類は、どのようにして
ロードされているのか判りませんでした。
必要なだいたいのカーネルモジュールは、ロードされます。
fuseがないだけです。archlinuxでも、標準ではなく、
fuseをインストール後、modprobeして使えるようになりますが。

カーネルのxzmを再ビルドして、埋め込むとか
きっとできるのでしょうが、私の能力ではむずかしい!

ちなみに、視聴用に入れたvlcは、問題なくxzm化でき、
アプリ起動もしました。

あと、ちょっと不便に感じたのは、ソフトウェアの
何が入っていて、何が入っていないか、簡単に判る方法が
ないみたいな感じはありますね。


posted by ブログ開設者 at 20:00| Comment(2) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブログ開設者様
APorteusご利用ありがとうございます。

貴ブログで記された疑問点に関して投稿致しました。

1.FUSE機能 ==========================
私はこの機能について無知です。

必要時にダイナミックに組み込まれる/usr/lib/modules/収容ではなく、
常駐しているカーネル本体(vmlinuz)に組み込まれています。

64bit kernel 5.9.8 のビルドで使用した.config
/usr/local/share/mkKernel/lib/v5.9/64bit.config

% grep FUSE /usr/local/share/mkKernel/lib/v5.9/64bit.config
CONFIG_FUSE_FS=y

この機能を使用するプログラムの一部をご参考用に"パッケージ簡易管理"で取得しました。
(パッケージ名fuseで検索してfuse2 fuse2 fuse-common unionfs-fuse fuse-overlayfs squashfuse)

fuse-x86_64.xzm (279 K)
ttp://www.mediafire.com/file/bzd31isut0u6dpp/fuse-x86_64.xzm
md5sum: e98786328e1b5e4c360bc59b750ff265 fuse-x86_64.xzm

如何様に使用するのか無知で説明できません。ご容赦下さい。
(オンラインman活用等でご利用頂ければと、思いました)

2./usr/lib/modules/$(uname -r)/buildリンク先(/usr/src/linux)無し ==================
ISOサイズ最小化目的で以下のモジュールを収容していません。

06-crippled_sources-5.9.8-64bit.xzm (31 M)
ttp://www.mediafire.com/file/np86co73mr01esu/06-crippled_sources-5.9.8-64bit.xzm
md5sum: 6e3c6072e687eb6dca3b9898212450f8 06-crippled_sources-5.9.8-64bit.xzm

当ファイルは64bit kernel 5.9.8 のビルド時にオプション指定で生成しました。
尚カーネルビルドはツールが収容されていますがコンパイラ等は別モジュール(devel)が必要です。

05-devel-20.11.11-64bit.xzm (64 M)
ttp://www.mediafire.com/file/1jaa1vyotumubh2/05-devel-20.11.11-64bit.xzm
md5sum: 68a2e512dce84670799e2a629722434f 05-devel-20.11.11-64bit.xzm

このモジュールを入れてkernelビルダーを起動すれば最新のカーネルもビルドできます。
(カーネル5.9は既に5.9.9が出ています)

3.パッケージ管理 ==============================
APorteusのパッケージ管理では、原則パッケージ情報は全て
/var/log/packages/パッケージ名
ファイルで管理されています。
即ち/var/log/packages/配下のファイル名群が構成パッケージです。

/var/log/packages/パッケージ名
の内容にはそのパッケージを構成する実態のディレクトリ配置情報等が記されています。

例えば、1.FUSE機能でアップしたfuse-x86_64.xzmは

% su
# ls
fuse-x86_64.xzm
# dXZM fuse-x86_64.xzm
# ls -1
fuse-x86_64
fuse-x86_64.xzm
# sep2pkg fuse-x86_64
# ls -1
fuse-x86_64.xzm
pkgs.fuse-x86_64
# ls -1 pkgs.fuse-x86_64
fuse-common-3.10.0-x86_64-1
fuse-overlayfs-1.2.0-x86_64-1
fuse2-2.9.9-x86_64-4
fuse3-3.10.0-x86_64-1
squashfuse-0.1.103-x86_64-3
unionfs-fuse-2.1-x86_64-1

この/var/log/packages/情報から分離されます。


無知事項の投稿故、方向違いの内容の場合ご容赦下さい。
何かの参考に少しでもお役に立てば幸いです。
Posted by neko at 2020年11月21日 19:44
多大な労をお取りくださり、恐縮至極です。きっちり読んだ上で、得難い内容をしっかり消化したいと思います。
Posted by ブログ開設者 at 2020年11月21日 20:54
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。