nekoさんからご案内の方法を実践してみました。
何かしらgrub2で起動するlinuxディストリビューションを使用する。
当該ルートバーティションに下記のごとくフォルダを作る。
$ pwd
/
$ sudo mkdir APENLIGHT
$ cd APENLIGHT
$ sudo mkdir ISO extra persist work result
$ sudo nano /etc/grub.d/40_custom
$ sudo mv ~/Downloads/APorteus-ENLIGHT_ja-v20.11.11-x86_64.iso /APENLIGHT/ISO/
$ sudo blkid
いま起動中のシステムの存在するパーティションのUUIDを調べる。
$ sudo /etc/grub.d/40_custom
起動設定を同ファイルに書き込む:
menuentry "APorteus-ENLIGHT_ja-v20.11.11-x86_64.iso" {
set uuid="2e83f04f-de0e-4c0a-ab26-8dd722bdff4b"
search --no-floppy --fs-uuid --set=root $uuid
set ISO="/APENLIGHT/ISO/APorteus-ENLIGHT_ja-v20.11.11-x86_64.iso"
loopback loop $ISO
linux (loop)/boot/syslinux/vmlinuz from=UUID:${uuid}/$ISO \
extramod=UUID:${uuid}/APENLIGHT/extra \
changes=UUID:${uuid}/APENLIGHT/persist \
retry copy2ram "rammod=000;001;002;003" kmap=jp reboot=force
initrd (loop)/boot/syslinux/initrd.zstd
}
※オレンジ色のところは、調べたUUID番号を代入。
$ sudo update-grub
または、
$ sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
または、
$ sudo grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
じぶんの環境では、バックスラッシュが円マークになって
見えています。下の行がつながって1行という意味です。
とりあえず、APorteus-ENLIGHTの起動までです。
仮想環境のモヤがかかっていないので、
さらに動作が機敏になると思われいます。
仮想環境のホストであるsparkylinuxの中に、
APorteus-ENLIGHTを直に置き、sparkylinuxに
インストールされているgrub2で
起動できるようにしたという図式です。
キーボードの設定が、最初の起動時にusを選んでも、
fcitxの設定が優先され、日本語キーボードになります。
usに変更するには、デスクトップ左クリックのメニューより、
設定→すべて→Preferences→=Fcitx設定でできます。
なお、update-grubを実行しても、出力結果に、
40_customの件は、反映されません。
再起動すれば、grubのリストに載っているはずです。
容量に余裕のあるパティーション(ディストロ)を
使ってやってみれば、別次元の軽さが待っている
ことでしょう。ハードウェア、特にramが
充実していると、真価が出やすいと思います。
なお、APorteusは、あとからソフトウェアをプラスできます。
archlinux由来でダウンロードしたパッケージを解体して、
システム起動時に読み込むモジュールに転換して使います。
やり方については、もっとも新しいnekoさんの
コメント内にあります。
小物プログラムの場合は、話がやや込み入ります。
2016年の11月初旬から年末にかけての記事に付いた
nekoさんのコメント(2016/11/09)に
やり方があるのですが、、、。
ブログ読者サイドからは、カレンダーをそこまで戻す以外に
そのコメントにたどり着く方法が見つかりません。ふーっ。
上でご案内した仮想環境を使わない方法で
APorteusを使えば、仮想環境からでは見えない
pciデバイスも見えるはずで、pt3なんかを使った
テレビ視聴もやれるはずですが、、、。
見えました。
archlinuxは、ご存知のように、パッケージがどんどん
更新されていきます。APorteusも、カーネルは更新できますが、
中枢の重要パッケージは、原則、固定されたままです。
あとになってから作業をしたのでは、
バージョンのずれからくるライブラリ不適合等で
動作しない可能性が多々あります。APorteusが
気に入られて、使っていこうという方は、必要なソフトウェアを
そのうちではなく、早めに調達したほうが賢明ではあります。
以下は、デスクトップ左クリックで出るメニューから
アプリケーション→Systemよりプルダウンメニューの
いちばん上にある、「ArchLinuxパッケージ簡易管理コマンド」で、
mkaplコマンドを選んでモジュールが簡単に作成できる
アプリの種類です。
パスワードの要求には、toolです。
ログアウトし再ログインのときは、guestのはずです。
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