問題なくインストールでき、動くかをテストするため、
sparkylinux-5.7-x86_64-lxqtを入れました。
結果的には、問題なく動作しましたが、、、
sparkylinuxのほうのインストーラーに不具合があり、
あれこれカバーしなければ、インストールが成立しない
というようなことがありました。
インストーラーには、ネットからと、そうでないのと、
2種類用意がありましたが、両方とも、
Boost.Python errorみたいな表示が出てしまい、
インストールに失敗します。dosでもefiでやっても
失敗します。
感じとしては、ブートローダーのインストールに失敗している
感じだったので、liveからdebian系では慣れないchrootをし、
grub-installとgrub-mkconfigをしましたら、
インストールした本体から起動させることができました。
chrootは、最小限の手間で、
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
$ sudo apt install debootstrap
$ sudo mount /dev/sda1 /media
$ sudo mount --bind /dev /media/dev
$ sudo mount --bind /proc /media/proc
$ sudo chroot /media
# grub-install /dev/sda
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
で、仮想環境のせいか
sda1なんて、ない。と言われてしまうのですが、
コマンド実行の結果を見てみると、OKそうだったので、
# exit
$ sudo mount /media
で、busyが出ましたが、かまわず
$ sudo reboot
で、本体起動してくれました。
sparkylinuxは、遠い昔に一度か二度入れたことがあります。
いまでもその一つは、無事に動いています。ローリングリリースです。
debian_testingなのですが、思いのほか安定しています。
debian好きだけど、アップグレードはしたくないとかの人に
よいかもしれません。以前はconkyが入っていて、かなり自慢みたい
だったのですが、更新するとよく表示が壊れていました。
またwbarだったと思いますが、ランチャーも入っていました。
この2つが削除されていて、表示上の"壊れ”も消失したのかな
と思います。
lxqtの状態は、提供者サイドのデフォルトのまま、って感じで、
味も素っ気もありませんね。ただ、使いやすく、スピードのある
操作感には魅力を感じます。

apt updateすると上のような状態ですが、インストールは
なんでも問題なくできました。
vmware workstation playerに入れるなら、
systemdサービスのopen-vm-toolsが使えます。
日本語入力のインストールは、debian10のときと
同じように、fcitx-mozx1点指定で
依存関係ばっちりでした。

isoのダウンロードは、こちら。
http://downloads.sourceforge.net/sparkylinux/sparkylinux-5.7-x86_64-lxqt.iso
distrowatch、左欄の案内は、間違えたんだと思いますが、
バージョン:4.11へのリンクになっています。
インストール時、ユーザーパスワードを決めるところで、
パスワードの桁数を10にしないと、先へ進めませんでした。
本体起動後には、気難しくないパスワードに変更できます。