2018年08月22日

artix-base-runit-20180603-x86_64。virtualbox-5.2.16-1.0 / tux-hat-linux3.6-i686

ひまなので、少し面倒くさいディストロに手を伸ばしました。
runitって、よく知らなかったもので、、、。

artix-base-runitにも、二種類ほどあって、
入れたのは、gremulinsとか言います。
仮想環境上にインストールしました。
名前の意味はよく判りません。repoにそういう名前が
あるだけみたいな感じですが。

インストールは、archlinux本家式で、
コンソール画面でぜんぶやります。
違うのは、archstrapコマンドがbasestrapだったり、
arch-chrootコマンドがartools-chrootだったりします。
あとは、だいたいarchlinux本家と同じです。

インストーラーをlive状態で立ち上げたとき、
ネットにつながっていませんでした。
つながっているはずらしいですが。

# nano /etc/hosts
で、/etc/hostnameに入っている
同じ名前artixを入れ、
# /usr/bin/dhcpcd restart
でつながったんだった、と思います。

# basestrap /mnt base base-devel runit
で、基本のパッケージをインストール。
# artools-chroot /mnt /bin/bash
で、諸設定をしました。
やることは、archlinuxとほぼ同じです。
# pacman -S xorg xfce4 xfce4-goodies lxdm
で、xfceの環境をインストールしました。
grubが入っていなくて、
# pacman -S grub
# grub-install /dev/sda
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

をしました。
あと、rootのパスワードや、一般ユーザーを
生成して、chrootをぬけ、再起動しました。

Xとlxdmをつなぐには、sudo でなく、
suになって、
# ln -s /etc/runit/sv/lxdm /nun/runit/service/
をする必要がありました。
lxdmの画面では、立ち上がるDesktop(左下)をDefaultから、
Xfce sessionに変える必要がありました。
そうしないと、パスワードが通らず、
デスクトップも出ません。

/etc/pacman.confのrepo設定は、下記のようにしました。

------------------------------------------

# The gremlins repositories are disabled by default. To enable, uncomment the
# repo name header and Include lines. You can add preferred servers immediately
# after the header, and they will be used before the default mirrors.


[gremlins]
Include = /etc/pacman.d/mirrorlist

[system]
Include = /etc/pacman.d/mirrorlist

[world]
Include = /etc/pacman.d/mirrorlist

[galaxy-gremlins]
Include = /etc/pacman.d/mirrorlist


#[galaxy]
#Include = /etc/pacman.d/mirrorlist

# If you want to run 32 bit applications on your x86_64 system,
# enable the lib32 repositories as required here.

#[lib32-gremlins]
#Include = /etc/pacman.d/mirrorlist

#[lib32]
#Include = /etc/pacman.d/mirrorlist

# An example of a custom package repository. See the pacman manpage for
# tips on creating your own repositories.
#[custom]
#SigLevel = Optional TrustAll
#Server = file:///home/custompkgs

#
# ARCHLINUX
#

#[testing]
#Include = /etc/pacman.d/mirrorlist-arch

[extra]
Include = /etc/pacman.d/mirrorlist-arch


#[community-testing]
#Include = /etc/pacman.d/mirrorlist-arch

[community]
Include = /etc/pacman.d/mirrorlist-arch


#[multilib-testing]
#Include = /etc/pacman.d/mirrorlist-arch

#[multilib]
#Include = /etc/pacman.d/mirrorlist-arch

------------------------------------------

いまのところで上手くいっていないのは、
networkmanagerの無線lanの接続です。
起こっている状況は、つい最近の
debainと同じ状況です。ほかのarchlinux系では
問題ないので、パッケージバージョンのずれが
あるのかもしれません。あと、fcitx関連(mozc)を
インストールすると、xfceの動作がおかしくなりました。
xfceの設定ウィンドウを広げて、addボタンなどを押すと、
ウィンドウが消失したりします。
scim scim-antyのセットに変えましたら、
問題がなくなりました。
変換設定は、~/.xprofileに
export XMODIFIERS=@im=SCIM
export GTK_IM_MODULE="scim"
export QT_IM_MODULE="scim"
scim -d

です。

runitでいま判っていることは、
serviceが切れても切れても、復活させようとする
ことですね。ネバーギブアップ。

以前に、archbangのrunitバージョンがいっぺんだけ
出たことがあり、そのとき、runitが壊れて、
openrcで復活させたことがありました。
まだ歴史は浅そうで、日本語の情報も極めて少ないです。

原則的なことを言えば、

概ね、serviceで機動させたいようなものは、
必ずといっていいほど、パッケージ名の後ろに
-runitが付くパッケージがあるので、それも
一緒にインストールする。インストールするだけでは、
サービスは起動しません。
$ su
# ln -s /etc/runit/sv/サービス名 /run/runit/service/

をする必要があります。リンクが成立したら、
即有効になります。
ただ今回だめだったNetworkManagerの件では、
いつまでたっても、つなごうとしますし、
lanケーブルではつながっているのに、無線のほうが
成立しないがために、ケーブル直結のほうも
使えない状態になりました。

いまのところ、dhcpcdで、dhcpcd-runitを
追加し、lanケーブルのみでつないでいます。

$ su
# ln -s /etc/runit/sv/dhcpcd /run/runit/service/


あと、なにか気づくことがあれば、
追って投稿します。

デフォルトの変わり映えしないxfceのデスクトップ。
artix-runit_2018-08-22_18-24-08.jpg


posted by ブログ開設者 at 16:17| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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