2017年03月28日

usbメモリ上で「:」を使うのは、法度に触れる。APorteus-XFCE-jaで新たに発見したこと

google-chrome-55.0.2883.87 (64-bit)上では
○のはずが○として表示されず、●になってしまう
現象に対応するため、
chromium-57.0.2987.110 (64-bit)を
「archlinuxパッケージ簡易管理コマンド」を使って
autoRモードでパッケージをモジュール化したんだけど、
必要パッケージの中の
minizip-1:1.2.11-x86_64-1.xzmが
システム起動にモジュールを入れておくべき
第二パーティションの/extraからでは、
どうしても起動させられず(端末のコマンド打ちでなら
activateできる)。したがって本体のchromiumも
起動できないでいた。

応急的に~/.config/autostartに
minizip.desktopファイルを置いてごまかして
いたんだけど、直し方が判明した。
usbメモリ上でファイル名に「:」が入っていると
ダメな場合がある、ってことを思い出した。

正式名
minizip-1:1.2.11-x86_64-1.xzm
↓  ↓  ↓  ↓
変更後名
minizip-1_1.2.11-x86_64-1.xzm

にすることで、事なきを得え、
システム起動時に
chromiumが正常にactivateされ、
アプリケーションメニューからも
起動できるようになった。
モジュール化の便利?なところで、
名前はなんだっていいみたい。
usbメモリ上で使ってはいけない文字を
使わなければいいだけ。
たぶん、操作上パーティションをまたぐと
具合が悪いんだと思う。

ふつうのarchlinux(archbang)で、
fat32のusbメモリに何らかのパッケージを
取り置きしようとする時、archのパッケージによっては、
「:」が名前に入ることがあるんだけど、そのような場合、
名前を変えないとusuメモリにはコピーできない。

今回の場合は、APorteusのシステム本体は、
ext3のパーティションにあり、
/extraは、ext4のパーティションにあった。


posted by ブログ開設者 at 10:30| Comment(2) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
文字解析(スキャナー)、字句解析(パーサー)の問題は悩ましいです。
推測で判断していますが不明の事(ローカルルール)が多すぎます。

Porteus関係でgrubのコンフィギュ中の”;”文字も注意が必要です。
チートコード(ブートパラメータ)中に”;”文字を使用する場合、
全体を引用符で囲む必要があります。

ISO@/boot/docs/cheatcodes-ja.txt
----------------------------
チートコードで複数のパラメータを指定する場合、分離文字としてセミコロン';'が使用されている。
これは'GRUB2ブートローダー'自身の制御文字になるので、これを使用する場合、
全体を二重引用符文字'""で囲う必要がある。

例:
menuentry "Porteus-XFCE-v2.0-rc2-i486.iso" {
search --no-floppy --fs-uuid --set=root 28c03644-57bf-43bc-abc7-4d7a3acd1282
set iso="/linux/slack/porteus/Porteus-XFCE-v2.0-rc2-i486.iso"
loopback loop $iso
linux (loop)/boot/syslinux/vmlinuz xfce \
from=/linux/slack/porteus/Porteus-XFCE-v2.0-rc2-i486.iso \
noload=008-firefox \
"extramod=/linux/slack/porteus/ja;/linux/slack/porteus/CedarTrail" \
copy2ram "rammod=00;10"
initrd (loop)/boot/syslinux/initrd.xz
}
---------------------------

ご参考に成れば幸いです。
Posted by neko at 2017年03月28日 14:59
ありがとうございます。
よく覚えておきます。
使用言語のルールの問題なんでしょうね。
Posted by ブログ開設者 at 2017年03月29日 10:03
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