2016年03月02日

archbang-010316-i686

まともなarchbangとしては、20151203以来のリリース。

インストーラーは、へんなやつから変わっていず、
("あの"ときでも、気づいてやれば、インストールできた
のかもしれない、、、)

インストールするには、ちょっと手順を要す。

インストールディスク上で、
$ sudo gparted
 ※インストール先のパーティション作成。
$ sudo mount /dev/sda7 /mnt
 ※インストール先パーティションをマウント。
$ sudo /opt/archbang/abinstall
 ※インストーラを起動。

順序[1]で、いきなりインストールが始まるけれど、
マウントしたパーティション(今回のじぶんの場合、sda7)に
システムがインストールされる。

[2]以降は、このところのインストーラーのまま。
ただ、じぶんの場合は、マルチブートの都合上、
最後のブートローダーの項では、skipを選択。

以下は、ブートローダーをインストールせず、
インストーラーを終了後、
マルチブートの子ディストロとしての処理方法。
(mbmで起動しているときのやり方)

live-cdを終了せずそのままただちに、

$ sudo geany /mnt/etc/fstab
 ※正しいuuidを取得できるようfstabを開く。
$ sudo geany /mnt/boot/grub/grub.cfg
 ※grub.cfgのダミーuuidを正しいuuidに修正する(全8ヶ所)
$ sudo arch-chroot /mnt
 ※chrootする。
sh-4.3# sudo grub-install --force /dev/sda7
 ※当該パーティションのpbrにブートローダー(grub2)をインストール。
sh-4.3# sudo mkinitcpio -p linux
 ※起動できるようにinitramfs等を作成。
sh-4.3# exit
$ sudo umount /mnt
$ sudo reboot



以下は、日本語が打てるまで。

$ sudo nano /etc/pacman.d/mirrorlist
 ※コメントアウトされている日本のサーバ行の行頭の「#」を削除保存
$ sudo pacman-key --init
$ sudo pacman-key --populate archlinux
$ sudo pacman -Syyu
$ sudo pacman -S base-devel yaourt
$ yaourt -S ttf-vlgothic
$ sudo pacman -S fcitx fcitx-mozc fcitx-gtk2 fcitx-gtk3 fcitx-configtool

resolving dependencies...
looking for conflicting packages...

Packages (9) libmng-2.0.3-1 qt4-4.8.7-6 xdg-utils-1.1.1-1 zinnia-0.06-4
fcitx-4.2.9.1-1 fcitx-configtool-0.4.8-1 fcitx-gtk2-4.2.9.1-1
fcitx-gtk3-4.2.9.1-1 fcitx-mozc-2.17.2313.102-1
       ※依存関係で入るパッケージも覚えておこう!
$ sudo nano ~/.config/openbox/autostart
以下を追記:
fcitx -d
$ sudo nano ~/.profile
以下を追記:
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx

$ openbox --exit

警告として、
「……のファイル情報を取得できませんでした」のメッセージが
パッケージをインストールすると出ることが多い。
その場合も、インストールそのものは、問題なく成立する。

2016-03-02-110721_1680x1050_scrot.jpg

インストール後の上記設定(最少)を
終えてからのデスクトップの状態。
conky表示は、日本語フォントの
ttf-vlgothic等を入れないと、こうはならない。
デフォルトのままでは、もっと幅が広くブサイク。
(live-cd上ではきれいだけどね)

lxdmが最初から入っていて、
login画面のバックグラウンドも同じ画像。

インストーラーのスクリプトは、
/opt/archbang/にabinstallとして在り、
じぶんで、編集できる。
じぶんで日本語バージョンが作れる
ってことになるのかな?
isoの作り方、知らないんだけど。

マザーボードがasusのh97-proとか、
音声デバイスがRealtek ALC892とかなら
音が出ない、と思う。
$ sudo nano /usr/share/alsa/alsa.conf

69行目 defaults.pcm.card 1

0であるのを1にする。
正しいやり方じゃないんだけど、
こうしないとvlcとブラウザを介しての
youtube(flash)とが同時に音が出ない。
ユーザー設定でやれる方法が未だつかめておりませぬ。
alsa関連のパッケージを更新すると、
この設定はデフォルトに戻るので、
再度やり直す必要がござる。

archbangのisoの落とし処:
https://sourceforge.net/projects/archbang/files/


posted by ブログ開設者 at 11:31| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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