最新のarchbang、20130627-x86_64版を起動し、
前稿の更新候補の中から、疑わしきものをダウングレード
してみることにした。
まず、vlc-2.1.0-2を、
パッチ当て済みのvlc-2.0.8.a-1に
$ sudo pacman -U
コマンドで、downgradeした。
そして、
$ downgrade libdvbpsi
をしてみた。そしたら、一発で、
vlcのメニュー:「メディア」→
「キャプチャーデバイスを開く」の
「キャプチャーモード」に、
テレビ(デジタル)が
出るようになった。
視聴も問題なくできた。

総括すると、いまのところ、
vlcは、一つ前の2.0.8.a-1を、
libdvbpsiも、一つ前の1:0.2.2-1を
使うのが正しい、って結論に至った。
あとは、(じぶんの環境では)カーネルを含むすべてを
最新にして問題ない、ということに。
探求が成功裏に終わって、うれしい。
いまのところでは、vlc-2.1.0-2を使うより、
vlc-2.0.8.a-1を使ったほうが、いいのは、
間違いない。間違って、vlcとlibdvbpsiを更新してしまわない
ようにするためには、
$ sudo medit /etc/pacman.conf
23
24 # Pacman won't upgrade packages listed in IgnorePkg and members of IgnoreGroup
25 IgnorePkg = vlc libdvbpsi
26 #IgnoreGroup =
27
のように設定すれば、okだ。試しにチャックしてみる。
$ sudo pacman -Syyu
:: パッケージデータベースの同期中...
core 105.4 KiB 1122K/s 00:00 [######################] 100%
extra 1441.8 KiB 4.36M/s 00:00 [######################] 100%
community 2014.2 KiB 5.23M/s 00:00 [######################] 100%
multilib 107.7 KiB 1110K/s 00:00 [######################] 100%
archlinuxfr 14.5 KiB 56.1K/s 00:00 [######################] 100%
:: システム全体の更新を開始...
警告: libdvbpsi: パッケージの更新を無視 (1:0.2.2-1 => 1:1.1.0-1)
警告: vlc: パッケージの更新を無視 (2.0.8.a-1 => 2.1.0-2)
何も行うことがありません
ちなみに、vlcを最新の2.1.0-2にしてしまい、
libdvbpsiだけを1:0.2.2-1にする手は、ありやなしや。
あるかもね。
↓ ↓ ↓ ↓
やってみた。その手はなかった。
libdvbpsiだけをdowngradeするんでは、
「キャプチャーモード」に
TV-デジタル、TV-アナログの2つが出る
表示は変わらず、受信も
入力を開くことができません:
VLCはMRL 'dvb-t://frequency=0000:bandwidth=0'を開けません。詳細はログを確認してください。
とエラーになった。うーん。