ブートローダをmbrにしかインストールできなかった。
したがって手当てをするにも、
一旦、mbrにインストールし、fedora18本体で
起動させるほかなく、であった。
mbrにブードローダをインストールしたら、
当然のこととしてfedora18のgrubで立ち上がる。
インストーラのインストール時点で、
すでに、update-grub ないしは、
grub-mkconfig -o /dev/sda のような
コマンドが走っているようだ。
立ち上がったgrubの画面には、
hddに入っているすべてのディストロが
リスティングされている。
このまま使っても、まあ差し支えないけれど、
安全性の高い二段階ブートに戻すことにした。
まず、立ち上がっているhdd内のfedora18から、
$ sudo grub2-install --force /dev/sda8
と、fedora18をインストールしたsda8のpbrに向け
ブートローダをインストールする。
必ず --force オプションをつけて
インストールしなければならない
(付けるのを忘れた一度目のインストールでは、
mbmから起動しなくて、悲しかった)。
それから、予め用意してある、ブータブルなmbm入りのcdを
ドライブに入れてpcを再起動。出たメニューの
インストール項目の3を選び、
続いて出たドライブ番号の選択で0を選び、終了し
cdをドライブから抜いて、再起動。
以上で、問題なく、すべてのディストロ、
manjaro、archbang、fedoraの3つが、
mbmから起動できるようになった。
起動項目の名前がすべてLINUX Ext2fsに
戻ってしまったが(簡単に直せる)。
操作をワンクッション増やしてでも、
mbmがなぜいいか、というと、
ディストロの削除が簡単だ、という
ことがあげられよう。ブートローダーを独立させることで
他の起動に影響なく扱える。これはある意味すごいことで、
困ったちゃんのwindowsを絡めたときなどに、
大きな威力を発揮するんではないか。
いまの世の中は、情報の囲い込み
戦争にいかに勝つか、みたいなヤラシいところがある。
pbrへの、ブートローダのインストールの簡易性なんて、
考えなくえもよいことに決まっているんだけど、やろうとしない。
fedoraの姿勢は、よくないね。
ブラウザ同士で「既定のブラウザ」争いを
しているのと似た悪印象がある。
改めて、みなさん! インストール後の本体から
grub(ブートローダ)をpbr(パーティションの突端)へ
インストールするときには、
--force オプションを付けるのを忘れずに!!
