でっかい障壁を越えさせるのは無理、と諦めていたが、
お古のarchbangを、最新の状態にもってこれた。うれちい。
glibc問題を越えさせていない
と思い込んでいたのだが、錯覚だった。
/var/cache/pacman/pkgにある
glibc-2.16.0-1-x86_64.pkg.tar.xz
glibc-2.16.0-3-x86_64.pkg.tar.xz
を見よ!といったって見えないだろうが、
この2つのバージョンの間には、
越すに超されぬ大井川がある。
この2つが存在する
ってことは、七難八苦を乗り越え、
逆巻く濁流を渡って見せた証拠でR。
冒険をさらに続ける気になった、のだった。
systemdを越えるのも、ほんとしんどい。
それに、linux3.4.9-1から一気にlinux3.6.10-1に
もっていくのは、無謀以外の
なにものでもないね。
systemd導入へ一応気がつく範囲で前準備はしたけれど。
上手くいくかどうかは、五分五分ぐらいの気分だった。
まだ全部が終わったわけじゃないんだけどね。
/boot/grub/menu.lst (つまりgrubは2じゃないってことね)
の kernel行の末尾に
init=/bin/systemd を追記して再起動。
無事に起動した。
systemd-sysvcompat のインストールは未だ。
これをインストールすると、
/etc/rc.confが消失して、キーボードとか、
時間とか、日本語環境とか、ぜんぶ設定し直しになる。
めんどいが、際どいところはない。だから
ホッとしている。
ひとつだけ、再起動後に想定外があった。
デスクトップメニューのapplicationsにポインタすると、
パイプが通っていない、とよく出る例の不具合が出た。
つまり、デスクトップ上、
アプリケーションが何も使えない状態になった。
shellすら起動させられない。
じつは、インストール後の再起動まえにおかしくなっていた
んだけど、再起動して全部が更新されたら直るんじゃないか、と
たかをくくっていたが、だめだった。
ctrl+alt+F2で反応しないので焦ったが、
ctrl+alt+F1で反応。コンソール画面に行けた。
openbox関連一式をインストールしなおせば、
おそらく直るんだろうけど、archbang特製メニュー
の味付けが気に入っていて、それが
パーになっちゃうのが惜しかった。
ダメ元で、以前、archlinuxのほうで不具合が出たことのある
menu-cacheを、downgradeを使って一世代古いのに戻した。
直ってくれたよ。今日は冴えてるな。
ライオンの子育てみたいに、ついてこれない子供を
見捨てざるをえない、という心境だったんだけど、
心理的に解放された。
じぶんの中でいちばん古いarchbangで
$ sudo pacman -Syyu
とすれば、もはや
there is nothing to do
が出るでR。
奮闘の足跡は、別投稿で残しておきたい。
簡略化しないと無理だね。長い。
2012年12月28日
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