以前から好みでなかったですが、
ずいぶんの期間、確かめていなかったので、
インストールして試しました。
KaOS linuxの最新版
archlinuxのpacmanを使って、
パッケージをマネージメントしてはいるけど、
入るパッケージは、自己管理している模様。
説明では、「いろんなデスクトップ環境を
試した挙げ句、デスクトップはやっぱりKDEだ、
という人向け」ということです。
じぶんとは、結果が真逆な場合の人向けですけど。
kde plasma以外、何もできないパッケージ構成。
archlinuxからパッケージを持ってくることは、
できなくはないですが、パッケージバージョンは、
archlinuxとは、数世代ズレています(遅らせている?)
そのまま持ってきたのでは、たいがいライブラリ齟齬が発生し、
やりたいことは実現できないと思います。
aurにあるdowngradeコマンドを使えば、
世代は選べますが、合わせるのは難しそう。
だったら、近頃凝っているデスクトップdwlはどーだ?!
ってことでやってみましたが、適切なwlrootsを
入れる方法が見つからず、断念させられました。
KaOSのパッケージ内で日本語を打てるようにする
方法はないと思われます。fcitxのパッケージが
いくつかありますが、そろっていません。
バージョンが古いので、依存関係も含めると、
archlinuxからもってくるのは、現実的ではないと思います。
で、どうしろ、ということか、というと、
flatpakを使う、ということらしいです。
fcitx5とfcitx5-mozcを導入すれば、打てる
とのことでしたが、入れても、
一向に打てるようになりません。
同じ、flatpakからfirefoxとmousepad、dolphinを
導入して、"同門"同士でなら打てるようになりました。
flatpakからのアプリケーションの導入は、
簡単にできるようになっています。
KaOSにoctopiというアプリケーションの
マネージャーがあります。これを使って、
Discoverというツールで導入。インストールは、簡単です。
大物のアプリを、flatpakエリアに隔離させてではありますが、
インストールすることができます、
依存関係ぜんぶ込みで。
両方とも、GUIのツールです。
目に見えたまま操作するだけです。
KaOSは、日本語でのOSインストールを受け入れていて、
日本語フォントも入っています。
だったら、日本語の入力もちゃんとできる
ようパッケージを整えておいてほしいところです。
アルファベットの26文字程度しか使わない
人々は、インプットメソッドに関しては、
けっこうテキトーで無頓着。解らないという
こともあるのでしょう。
デフォルトのインターネットブラウザは、
falkonです。やっぱり日本語が打てません。
pacmanで入れたfirefoxも同様に打てず、
無駄になりした。flatpakのfcitx5に問題がある
のではなく、flatpakエリアにある
インプットメソッドがその外にある
アプリケーションでの動作が成立しない
ってことです。改善すべきだと思いますね。
リンクファイルを駆使すれば、
ユーザーでもなんとかできる?
KaOSは、waylandとx11の両方で立ち上げることができます。
デフォルトは、wayland。どちらでも、
日本語入力はほぼ同じ状況。
vmware workstation上の限定として、
カーソルの動きは、x11のほうが安定している感じ。
それにしても、ライブラリ地獄を脱するために、
パラレルワールドを築くのは、どうかな、と思います。
ハードウェアの性能向上が凄まじいとしても、
システムは軽量さにこだわるべきだと思います。
最近、仮想環境を使っていて、
cpu_core4スレッド4というのは、もはや
linux界の底辺に生息しているような気がしてきました。
今使っている環境を、人生最後のハードウェアに
したいのですが。
カーネルは、6.11.9-1。
plasmの縦起きのパネルの位置は、
デフォルトでは右側です。右利きの人が使う場合、
マウスを使う手首を外側に反らせる方向のパネルって
どうなのよ。開発者は左利きかい?
♪わたしの、わたしの、彼っはー、左っ利きー?
足裏をねじりねじりして、左右に動く。
肝心の使い勝手ですが、メインメニューが使いやすく、
仮想環境上、動画の動きもすいすいです。
gnomeの場合も構成によりますが、こちらのほうが、
軽い印象はありますね。