manjaro-sway。ご存知、X window systemの後継と
されるwayland系です。
これまでX11の上にのっかっていたデスクトップ環境と
別け隔てがなくなるみたいですね。
個人的定番の2つの仮想環境、vmware workstation playerと
virtualboxで、インストールできず。仕方なく、usbメモリに
直インストールに臨みました。それがケチのつきはじめで、
dosインストールに3度失敗してたあと、
efi+gptで1度。5度目の正直でやっと
インストールできました。
間違いが起こったところは、パーティショニングの
設定でした。フラグを付けるところで、項目が多岐に渡り、
bios-grubだったと思いますが、フラグを付け見逃したりで、
インストール最終段階のブートローダーの
インストールに失敗することが多かった。
よく見れば判るはずところをテキトーにやり過ごしていました。
通常、isoを焼いたdvd-rの起動で、efiで起動するか、
dosで起動するか選ぶから、そこでブートローダーの
インストール方法もふつうなら決まるでしょ?
そこがないのでした。
失敗を繰り返し、しかも一回のファイルコピーに
1時間ぐらいかかります。待ちきれず席を離れ、そして戻ってくると、
liveのi3lockが働いて、インストールが進んでいるのか、
止まっちゃっているのか、manjaroの名前ままのパスワードが
なぜか通らいないで、ロックを解除できない。
再起動するしかない、なんてことも起こりました。
で、再起動したら大概起動しない。うんざりでした。
インストールするんだったら、正確なフラグの設定と、
ロックがかからないよう、デスクを離れず見張っている必要があります。
liveでは、デスクトップが立ち上がってほどなく
インストーラー(calamares)が自動で立ち上がってきます。
一度インストーラーを閉じたら、なぜか使えなくなります。
sudoでコマンド起動しても、権限がないみたいな表示が出て、、、
で、なぜインストールにこだわったか、ですが、
waylandの技術の進捗状況と、swayがi3-wmのwayland版
である、ということ。緑氏がブログで少しふれていた
こともありました。軽いデスクトップで、
現時点、どのくらいのパフォーマンスか、知りたかったです。
最初、仮想環境上、archbangをswayに変えようとしたのですが、
手に負えなくてだめでした。デスクトップの表示が
上手く行きません。ネット検索で出てくる記事によると、
えらく簡単そうなのですが、じぶんにはそうではありませんでした。
使っているハードウェアがwaylandに対応していないではないか、と
疑ったほどで、直にインストールしてみたのです。
virtualbox-7.0.8は、3D accelarationをオンにして
起動するのが作法らしいですが、
オンにすると、isoのlive起動が途中で止まりました。
インストールを完結してみての印象は、
システムの起動は早い。
各アプリの初期起動は、あまり早くない。
動画はよく動く。操作の軽快さはまずまず。
3.0のusbメモリながら、直にインストールした
ことも影響していると思います。
manjaro-swayは、manjaroらしく、
作り込みはそれなりに凝っています。その辺りは、次の投稿で。
manjaroプロジェクトの外観担当者は、
盆栽が好きなんですかね。