2023年06月04日

nixos-gnome-23.05-419.3a70dd92993-x86_64-linux。vmware workstation player17.0.2 / sparkylinux-6.7-x86_64-xfce

linuxといえば、linuxではありますが、
いわゆるふつうの発想とはまるで違っていますね、
nixosって。

以前にもトライしていて、ちんぷんかんぷんでした。
今回も、ほぼ変わらずで、何が起こっているのか、
よくわからないままです。

archbangの付属リポジトリとして、先般
緑氏が紹介されていたことがありました。そのときは、
そんなにむずかしく感じませんでしたが。
linuxをosとしてただ使う一般ユーザーの私としては、
かなり敷居は高いです。

最初、minimal版でインストールにトライしました。
初起動で、ディスプレーマネージャー(systemの
サービスで何が設定されているか未確認)が出ちゃって
設定したパスワードが通らずでした。
ディスプレーマネージャーを抜けた
黒画面では、ログインできるという状態でした。
デスクトップを見ないまま、撤退。

つぎにこのgnome版でやりました。
デスクトップは簡単に出ましたが、
日本語入力が、fcitx5-mozcで上手く行きません。
英日の切り替えはテキスト入力画面で効きましたが、
mozcにすると、Mozc(使用不可)と出て、
日本語変換がまったくできません。

次に、plasma版で同じfcitx5-mozcで
トライしましたが、やっぱり同じ表示が出て、
変換できるようにはなりませんでした。
ここで一旦投げたんですが、
できないままもつらい、ということで、
気を取り直し、gnome版に戻ってibus-anthyで
再トライしたら、行けました。

nixos_nnome_2023-06-04_02-55-48.jpg

インストールできたもの。
$ sudo nix-env -i ibus
$ sudo nix-env -i ibus-anthy
$ sudo nix-env -i anthy
$ sudo nix-env -i ibus-qt

インストールしたものをシステムに反映する追記。
いちばん下の行は要るか要らないか不明。
$ sudo nano /etc/nixos/configuration.nix

i18n.inputMethod = {
enabled = "ibus";
ibus.engines = with pkgs.ibus-engines; [ anthy ];
};

services.dbus.packages = [ config.i18n.inputMethod.package ];

設定をシステムに反映。
$ sudo nixos-rebuild switch
$ sudo reboot

再起動したあと、gnomeデスクトップの
キーボード設定で
入力ソース: anthyを追加することで、
日本語入力ができるになりました。

パケージインストールでけっこうエラーになるものもあり、
fcitx5-mozcでも、fcitx-with-addonsが入りませんでした。
Mozc(使用不可)の表示も、そのせいでは、と疑っています。

ibusでも、ibus-with-pluginsが入らずでした。
幸い日本語入力できるようになりましたけど。

やることなすことの独立性が高く、開発環境に向いている。
失敗したら、元の状態に戻すことも容易だそうです。
ひとつまえのシステム状態に戻すには、
$ sudo nixos-rebuild switch --rollback
で、OKらしいです。

単にユーザーとして、ってだけなら、
nixosは、選択肢には入ってこないと思います。
ストレージの容量も食うはずです。
linux道探求者向けといったところ。
なんせnixos言語の世界観ですから。
  
ソフトウェアの依存解決を
nix-env -i がやってくれる
というようなことはありません。
パッケージ検索できるサイトがあり、
そこで必要なものを探します。

nixosに関する情報は、
探せば、そこそこ出てきますが、
バージョン毎に改変があり、
古い情報は通じにくいです。
gnome版やplasma版には、マニュアルがあります。
gnome版のisoは、gnomeデスクトップの一択だったと思いますが、
plasma版は、デスクトップなし、も含め、
あれこれ選べたと思います。

linuxの階層構造は一応ありますが、
/binの中には、shの実行ファイルが一個あるだけ。
/usrの中には、/usr/binがあり、その中に、
envの実行ファイルが1個あるだけ。
そして、インストール後の占有容量10.6GBのうち、
8.4GBが/nix/storeに集中しています。
その中には、ハッシュタグ付きアプリ名+.drv拡張子の
ファイルが無数に入っています。
これをあれこれ組み合わせて、osとして機能しいている
と思われますが、構造的にどうなっているのか、
じぶんにはよく解りません。

使い勝手的には、slackwareと似ていて、
じぶんがアクションしないかぎり、なにも変化が
起こらなそうなので、壊れにくさはあるのだろう
と思います。あと、アプリは、バージョン違いで
同じ環境下に複数置けるみたいですね。
支配的なカタチは、あまりないみたいです。

カーネルは、uname -r のコマンドで、6.1.31と出ます.
 /boot にカーネルはないみたいです。


いまや世界は、便利と引き換えに個人情報だだ漏れ
というような時代で、以前は、冗談で言っていたつもりだったのですが、
各国政府や国際機関より支配力のあるのは、誰か
という時代になりつつありますね。
自由でいようとすれば、不便を受け入れざるを得ない。
そして、若い者からバカにされつつ生きていくのかも。
米の国デフォルトの噂も、単なる茶番劇だったし、、、
嗚呼、もっとわたしの人生に酸素を!


posted by ブログ開設者 at 10:19| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする