じゃじゃ馬馴らし自慢の件。
cachyosは、archlinuxベースです。
謳い文句に、高速カーネルを用意したという下りがあり、
ちょっと気になりました。
インストールの1回目、うまくネットインストールが
続行していると思ったら、突然「インストールに失敗しました」
のメッセージ。高速さを謳っているわりに、ダウンロードサーバーが
遅くて、やれやれでした。2回目は成功しました。
デスクトップは、lxdeで入れました。
デスクトップの種類は、てんこ盛りです。isoに
ライブ機能はないのと同じで、実質インストーラー。
ところが、初期設定の反映には、logout loguinが
付きものであるのに、lxsession-logoutの
「ログアウト」が効きません。以前にもこういうことが
あったの思い出して、あれこれやりましたが、埒明かず。
一日半ぐらいやりましたかね。
シェルが特殊で、fishというものを使っています。
システム起動時だけでなく、ユーザーのデフォルトも
fishでした。さかなくんの親戚ではないので、
bashでいいや、
$ chsh -s /bin/bash
と直したところ、lxsession-logoutで
ログアウトできるようになりました。やれやれ。
シェルって、どれも似たようなもので、9割以上は、
同じに使えると思っていました。そうでもないんですね。
vmwareの共有フォルダのマウントコマンドの
$ sudo vmhgfs-fuse /mnt/hgfs -o auto_unmount -o allow_other
もfishでは通りませんでした。
全体として、けっこうギリギリにできていて、
lxdeがどう起動しているかもよくわかりません。
ディスプレーマネージャーも使っていません。
lxdeをインストールしての注意点は、
日本語フォントが、adobe-source-han-serif-jp-fontsが
効いているらしく、むかし評判のわるかったhanazono
的というか、ミミズの這ったあとみたいな明朝系で、
これを外すのにあれこれやらねばなりませんでした。
obconfで変えれば主だったところは変わりますが、
firefoxのページ表示等、細かく全面的に修正するには、
かなりの手間でした。使ったフォントは、vlgothic。
aurからは入れず、ネット検索でダウンロードして反映しました。
日本語入力は、fcitx-mozcでいけますが、
3行設定は、/etc/environmentに
しないと、英日切り替えができなかったです。
cachy提供の特製カーネルは、インストールの途中に
出る画面で選択しないとインストールされません。
確かに反応が良く、特に、システム起動にかかる時間が、
普段使っているarch系の2分の1の感じですかね。
すぐ立ち上がります。
自動ログインをインストール時に選んだつもりですが、
初回の起動は、コマンドプロンプト画面で、
ユーザー名、パスワードを入力しなければなりませんでした。
2回目以降は、パスワードのみでいけます。
自動ログインはしないままにしています。
リポジトリは、cachyのと、archのと2系列開いていて、
インストールできるパッケージがほとんど被ります。
cachyだけでもいいんじゃないですかね。
archlinux本家よりは、バージョンの更新が
少し遅れるようではあります。
lxdeの顔つきは、lxde本家のなんのへんてつもない
顔のまんまです。ネットインストールだからですね。
gnomeで入れれば、それなりになる、のかも。
不具合というほどではないですが、
firefoxが単体でときどきフリーズします。
ターミナルに出る情報表示は、おそらくneofetch。
でも、どこで起動しているか、判りません。
cachy-browserというセキュリティ、
プライバシー保護性を高めた
特製ブラウザがあります。firefoxを改造版で、
使い勝手は、変わりません。
youtube動画で比べたかぎり、firefoxより
動きが重いですね。