2023年03月29日

artixのs6、バグがある模様。20230328日現在

以前、s6-sr-bundleだったコマンドが、いまでも
使えますが、s6-serviceというコマンドに変わっていて、
これがどうも、systemdで云うところの、
systemctl enable <サービス名>の機能を果たしてくれません。

いま動かしている仮想環境に、s6のartixが
3つあって、一年ぶりぐらいのシステム更新をして、
すべて同じ状況になりました。久しぶりの更新が
影響している可能性もなくはないかもしれませんが、
たぶん、不具合だろうと思います。

s6-rc -u change <サービス名>は、機能して、
スポットでのサービス起動はできますが、
システムを再起動すると、起動設定は消失します。

ログイン後なら、サービス起動の代替手段はありますが、
ログイン前の、lightdmやsddmの起動は、
どうにもなりません。かといって、起動設定が全面的に
アウトかというとそうではなく、システムは一応起動します。

更新後、確実にだめになるのは、net接続の
connmandと、ディスプレマネージャー(ログインツール)
のlightdmあるいはsddmです。
ログイン後であれば、connmandとsddmは
スポットで起動できます。lightdmはなぜか起動せず。

suite66というinitシステムがartixから削除されています。
日々評価されて、initシステムも栄枯盛衰はある
みたいですね。いまは、systemd freeの世界では、
dinitがいいと思います。

weeklyのs6版を新規インストールしてみて、
最終確認しようと思っています。

普段あまり使わないディスプレーマネージャーを
s6で使っている理由は、それを使わないと、
オートログイン&オートstartxができない
ためです。gettyとかを使ってやる方法が
どうもないみたいなんですよね。


posted by ブログ開設者 at 07:23| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする