2023年03月26日

artixlinuxを適切に使うためにするべきこと。20230326時点

artixで通常使うリポジトリは、
[system]、[world]、[galaxy]と、archlinux本家の
[extra]、[commnity]になっているはずです。
つまり、archlinuxの[core]がないわけです。

結果、更新中に滞ってしまうことが多々あります。
そうなる理由は、archlinux-keyrinパッケージが
[core]にあるためです。

[core]リポジトリを追加するか、
ブラウザ等で、archlinux-keyringパッケージを
ダウンロードし、インストールする必要があります。

artxhlinuxで、長期システム更新していないときは、
まず最初に、
$ sudo pacman -Sy artix-keyring
ダウンロードしたarchlinux-keyringパッケージを
$ sudo pacman -U archlinux-keyring
をしてから、
$ sudo pacman -Su
をすると、きっちり最後まで更新できるはずです、
artixのホームページに載るような不具合がなければ。

artixlinuxは、年々安定度が向上しており、
使用するに値します。
個人的にもっともいいと思うのは、dinitの
artixですが、たまにシステム起動に失敗します。
壊れたわけでなく、起動しぞこないです。
もう一度起動すれば、無事に起動すると思います。

この辺りのところは、私があまり好きでない
manjaroがよくできていて、keringパッケージが
最初にインストールされる仕組みがあります。

artixのdinitは起動が高速でさくさく動き、
サービスの扱いもsystemdに似ており、
とても扱いやすいです。

systemdで馴れていれば、別段なんの問題も
ありませんが、linux巷間では
"systemd free"というような言葉がよく云われており、
systemdが気に入らない一派が存在するのは、
確かなようです。

更新後に孤立ファイルを探して削除する
$ sudo pacman -Rsn $(pacman -Qtdq)
を実行しましたら、数多くのパッケージとともに
archlinux-keyringとarchlinux-mirrorlistの
パッケージが削除されました。
archlinux-mirrorlistが削除されると
pacmanが使えなくなります。
mirror generator arch 等の語句でネット検索し、
/etc/pacman.d/mirrorlist-archを手動再生成する
必要に迫られました。もちろん、
archlinux-keyringも再インストールしました。
arch系と付き合うには、多少の馴れは必要です。

以上の作業は、virtualbox上に
2019年にインストールした
artix-openrcのlxqtデスクトップでのこと。
virtualbox-7になったら、使う
guest additionsも7用にする必要があります。


posted by ブログ開設者 at 07:15| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする