linux関係でネットサーフィンしていたら、
目に付きました。distrobox
コンテナツールのラッパーらしいです。
コンテナというのは、まだ概念的に
よく理解できていません。
右翼と左翼みたいに、
あっちとこっちがはっきりすれば、
わかりやすいですけれど。
システム内にインストールはしないで、
$ git clone https://github.com/89luca89/distrobox.git
で、できたdistroboxフォルダに進入。
$ sudo sh install
を実行すると、/usr/local/binに、必要なコマンド(シェルスクリプト)が
インストールされます。あとは、
$ distrobox-create --name ubuntu2210-container --image ubuntu:22.10
$ distrobox-enter --name ubuntu2210-container
まですると、ubuntuのダウンロードらしきものが始まり、
しばらく待つと[OK]がざーと並んで、
ubuntu22.10のコンテナが出来上がりました。
あとさきになりますが、ホストosの
debian11(bullseye)に、事前の
$ sudo apt install podman
が必要でした。2つほどsystemdの
サービスがありますが、debianが自動で開始して
くれました。
コンテナのubuntu上では、3つほどパッケージの
インストールをしました。
gedit、gnome-system-monitorに、
gnome-sessionです。コンテナ内付き
ターミナルでコマンド実行をすると、
ホストosのデスクトップに、geditや
gnome-system-monittorのウィンドウが
ホストosのdebianデスクトップ上に出ました。
コンテナとは、そんなものなのか、と思いました。
ubuntuのデスクトップとかも出して、
vmware やvirtualboxの
ようにはならんのか、ってことで、
exec gnome-sessionだったと思いますが、
実行したら、gdmの、「おっと、何かおかしいです」の
画面にスクリーン全体がなって、ログアウトしたら、
再起動になったりしました。lightdmだったものが、
gdmになって、ホストosのdeban11が、
gnomeのデスクトップで立ち上がりました。
gnome-sessionのインストール途上で、gdmにするか、
lightdmにするか、聞かれていたの思い出しました。
gnomeのメニュー画面を見ても、debianでインストールした
アイコンが並んでいて、ubuntuで立ち上がった
わけではないのでした。
要は作成中のアプリケーションとかのテストにいい
のではないでしょうかね。linuxを愉しめればいい
だけの一般ユーザーには、これを使って
なんの意味がある? てな印象でした。
スクリーンショットにあるように、
distrobox-*の形で、たくさんコマンドがあり、
コンテナにインストールしたアプリの起動アイコンを
ホストosのメニューに入れることもできるようです。
それができて、何がうれしい?って感じですが。
コンテナ内は、ホストのカーネルを使って
動いているそうです。
$ distrobox-enter --name ubuntu2210-container
を実行したターミナル内では、
ubuntuのaptコマンドがふつうに使えます。
いまどき有名なソフトウェアは、
横断的にどのディストロでも使えます。
こんなことができるったって、
一般ユーザーには、ほんと用無しですよね。
名前の前に付くdistroに、ついつい騙されました。
面白かったのは、synapticをインストールし
起動しようとすると、waylandで起動しているので、
スタートできません、みたいな返事でした。
起動しているというよりは、部品が棚に
静的に並んでいるだけ、みたいな感じですがね。
xorg一式インストールしたら、たぶん
動くんだろうな、と思いました。
ubuntu以外のディストリビューションイメージも
使えるみたいなのですが、なんか上手く
いきませんでした。
アンインストールは、
$ distrobox-stop --name ubuntu2210-container
$ distorbox-rm --name ubuntu2210-container
$ sudo aptitude podman
$ ls
distrobox
$ cd distrobox
$ sudo sh uninstall
$ rm -rf distrobox
distrobox-stopをすると、コンテナ内で
インストールしたソフトウェアが消失する
ようですね。