distrowatchに、ultramarine linuxという
ディストリビューションが紹介されていていました。
デスクトップ環境の項目に、Cutefishって書いてありました。
知らなかったので、調べました。
https://cutefish-ubuntu.github.io/
cutefishOSというのがありまして、
linux_osの中核っぽい扱いになっていました。
debian版、ubuntu版があり、
debian版を試しましたが、
インストール、起動とも問題なしでした。
ただ、cutefisnのリポジトリがapt updateで
errorが出て、使えない状態でした。
新しいrepoのurlを探しました。
archlinuxの、aurしかないみたでした。
で、数日前、仮想環境上にインストールした
archbangのデスクトップをi3からcutefishに
変えてみることにしました。
cutefish一式インストールには、
chaotic-aurが使えました。
かなりの数、総計450MB前後のパッケージが
入りました。
システム起動については、問題ないですが、
認証系が、gnomeとlxdeでダブリ、
警告が出ました。lxpolkitを無効にしました。
gnome的設定メニューに、
「セッションと起動」の項目がなく、
i3から引き継いでオートスタートして
くれないものを、~/..config/autostart/以下に、
.xxxxxx.desktopファイルを置きました。
/etc/xdg/autostart/以下に起動用のファイルのある
ものは起動します。
置いたファイルはフルスクリーンにするコマンドと、
vmwareのゲスト側起動設定です。
手当てしたのは、それぐらいです。
使った印象は、gnomeの簡易版みたいな印象。
仮想環境上でも動画はよく動きます。
cutefishの更新ができないだけです。
中身は、debian11 bullseyeです。
fcitx5がデフォルトで入っていて、
fcitx5-mozcを追加するだけです。
im-configは、インストールできますが、起動すると、
ibusとかfcitxとか選ぶ画面が白紙になりました。
削除して、~/pam_environmentを作成。
GTK_IM_MODULE=fcitx
QT_IM_MODULE=fcitx
XMODIFIERS=@im=fcitx
で、無事動作しました。fcitx5のオート起動の
設定は不要でした。
デスクトップは、本家版とおなじです。
xlunchの流用変形っぽい。cutefish-launcher
どういうわけか、設定ツールで、
displayの項目をクリックすると、
wifiの画面が出ます。ハハッ(^^)
スクリプトなんですかね。
pacman -Syyuで、cutefishのバージョンが上がったら、
こうなりました。あと、デフォルトの
システムフォントがserifですね。つまり明朝系。
設定にフォントの項目があります。
変えたければ、すぐできます。
マウスカーソルでウィンドウのタイトルバーを
掴んでのウィンドウ振り回しの追随性は、低いです。
リアルインストールだったら、問題ないのでは、と
想像ですが、思います。
cutefishの開発は、C国系である
可能性が十分に考えられます。
その点、試すに当たって御承知おきください。
archbang-i3でのデスクトップの切り替えは、
~/.xinitrc で、
exec i3 ⇒ exex cutefish-session