2022年12月29日

ALC892 Analog、pcm.cardの0番以外のときの、ユーザーランド設定(覚え書き的)。

10年以上も、/usr/share/alsa/alsa.confの
166行目のpcm.card番号を修正して
対応してきました。ここで修正すると、
alsa関連パッケージが更新されるたび、
また0番に戻り、使いたい1番ではなくなります。
システム更新して、
音が出なくなると、またアレだで、判るよう
ようにはなりましたが、面倒でありました。

冥土の土産にちゃんと解っておこう、ということで、
根を詰めて、がんばりました。やっと判りました。

~/.asoundrc ファイルを作って、

defaults.pcm.!card 1
defaults.pcm.!device 0
defaults.ctl.!card 0

これで、音が出ました。複数のアプリを
立ち上げても、それぞれ同時に音が出ます。
alsa更新時の修正は不要になりました。

設定の仕方によっては、一つのソフトしか
音が出ないケースもありました。

晴れて本懐を遂げることができました。
にっくき吉良の首を取ったぞ。
読者に群馬県の人はいないと信じて。

マザーボード:ga-h87-hd3
使っているデバイスは、オンボードのものです。

$ aplay -l
カード 1: PCH [HDA Intel PCH], デバイス 0: ALC892 Analog [ALC892 Analog]

linuxにおける音とプリンターなど取り付けるデバイスは、
間違うと人格崩壊のタネ。デバイスの購入は、
linuxで動く製品か、十分に調べてからにしましょう。
使えなければ、最新鋭機でも、ただのゴミです。

型落ちのセールなどで購入するほうが、
いいような。ドライバーのある
可能性も高いですし、情報もあるでしょうし。
新しいと、linuxドライバーがあっても、
独力で対処するしかないです。
メーカーのサポートは、たぶん電話対応は
ないのではないですかね。メールだけとか。


posted by ブログ開設者 at 18:05| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

archlinux32(archbang32)の現状、2022/12/28現在。

カーネルは、5.19.7-arch1-1.0で止めています。
公式repoでは、6.0.12-arch1-1.0が候補に。
更新できないわけは、
gcc-libs=12.2.0を解決できないlinux-headersのせいです。
つまり、gccのバージョン上がり待ちのようです。

firefoxは、確かめていませんが、
100.0-1.0のまま(pentium4パッケージ)。

あと、libx11というパッケージを、11 1.8.2-2.0で
止めています。ランチャーツールwbarの都合。
同パッケージは、遠の昔に公式repo外れになっていて、
aurには、wbar-binという後継があるものの、
wbar-configは含まれていず、手動設定しかできない状態。
archbang32では、同ソフトの依存パッケージである
libx11の更新を止めたら、昔に入れた旧バージョンの
wbarの機能は保たれました。
wbar_2022-12-29_15-14-24.jpg

archbangの64ビット版での対応では、解決するまえに、
wbarのパッケージ自体を削除してしまって、復旧不能です。
wbar-configが亡くなっていることに気づく前の出来事。

firefoxは、バージョンを上げないで、絶好調です。
archlinux32は、もはや自己対応、自己解決の世界。
pacmanの依存関係解決能力は、本家64ビットには
遠く及びません。ただ、古いパッケージは、
自由にダウンロードでき、労取りを厭わなければ、
いまでも快適に使っていけます。

パッケージの取得先は、
index of /packages archlinux32 で検索。


posted by ブログ開設者 at 15:25| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

dosでのgrub2,bootloaderインストールについて。archlinux(2022/12/28現在)

一昨日、quickguiを試すため、数あるarchbangの
ひとつの空き容量を増量しました。当該パーティションの
後ろにある、同じarchbangのパーティションを小さくし、
つまり使わないようにし、前のarchbangのパーティションを
大きくしたのでした。マルチブートの途中の
パーティションを削除すると
後ろのパーティションのuuidが変わってしまい、
後ろのosは、とりあえず起動しなくなるためです。
要らなくても、パーティションは小さく残しておきます。

操作は、gpartedで行いました。
じぶんの認識では、パーティションの前を
動かさなければ、そのパーティションのpbrは
無事、という認識でおりました。

が、やってみた結果は、uuidは変わらないものの、
pbrにインストールされているgrub2が、
消えました。pbrにgrub2をインストールする
わけは、mbm(pbrだけを
選択する2段階ブートの親玉)をmbrに入れて、
システム起動しているためです。
おかしくなった理由がわからないです。

ずっと以前ですが、無事だ、と云っていた
ような気がします。似たことをおやりになる
方がいられましたら、ご注意ください。

ちなみにいまどきのdosパーティションのpbrへ
grub2をインストールするコマンドラインは、

$ sudo grub-install --target=i386-pc --force /dev/sdX

になっています。Yは、a,b,c,d,,, Xは、1,2,3,4,,,
以前は、--target=i386-pc は、不要でした。
この方面も、uefiが主流となり、やがては淘汰されていく
んだろうな、と感じています。

debianとかubuntuは、パッケージも別になり、
grub-pcとかってパッケージになっている
んじゃなかったでしたっけ?

第一段階ブートとして、mbmを使っていたわけは、
grub2がpbrを経由せず、直接、/boot/grub/grub.cfgの内容を
拾います。grub2でマルチブートを管理した場合、
アップデートで名前の変わった
子ディストロ(archlinux以外)のカーネルを起動する
ためには、マルチブートを管理している親ディストロで、
update-grubし直さなければならないためでした。
換言すれば、自身の/boot/grub/grub.cfgの30_os-prober
の欄を書き直さなければならないためです。

数が多いときには、18ディストロぐらいのマルチブートを
やっていました。dosパーティションでも、
拡張パーティションを使えば、できます。ブートもできます。
数が多いと、update-grubにかかる時間は、半端ないです。
mbmを使えば、マルチブートの親ディストロは消失し、
update-grubの煩わしさま消失します。
エンターキーをmbmの画面、grub2の画面と、
2回押さなきゃならないですが。


posted by ブログ開設者 at 05:44| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする