2022年12月23日

孤立ファイルを見つけ出し、削除する際のお噺、ほか。archlinux

archlinuxには、表題のことをするコマンドラインがあります。

$ sudo pacman -Rsn $(pacman -Qtdq)

これを実行すると、archlinux-keyring も削除されます。
削除されても、更新に問題は来さないように思いますが、
systemdサービスのpacman-init.serviceが
赤くfailedになってしまいます。

上記のコマンドラインに、--ignore archlinux-keyring
のオプションは効かなくて、もう一度、archlinux-keyringを
インストールし直すことになります。
削除する内容から当該パッケージを除外する、
という意味に使えても、
悪くはない、と思うのですが。

別なお噺。
昨日、仮想環境上のやはり長く放置のarchbangを更新していて、
こんなことがありました。

たくさんの更新パッケージが見込まれるとき、
/etc/pacman.confにおける
ParallelDownloads = 5
の設定は、生きていたほうが、早く終わる
ということが判ってきていました。

で、バージョンは確認していませんが、
pacmanコマンドが古いと対応していないケースがあります。
pacman.confに上記の1行を追記しても、
機能しないんですね。

で、やっちまっただー、なのが、
$ sudo pacman -S pacman
でした。

pacmanが、動作しなくなりました。
依存関係をインストールしてくれなかったのでした。

新しくなったpacmanを実行すると、エラーになって、
足りないライブラリを教えてくれる
わけですが、パッケージをブラウザなどで、
ダウンロードし、解凍して所定の場所に切り貼り
していくしかなくなり、芋づるで
いくつも出てきそうで、途中で諦めて、
そのarchbangを廃棄しました。

触らぬpacmanに祟りなし、を再認識しました。

pacmanのバージョンが上がるときは、
周辺のバージョンも一緒に上がりますが、
pacman -Syuで更新すべきでした。


posted by ブログ開設者 at 06:12| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今どきのpacman実行形態? pacmanコマンド/ archlinux

中身を消去していないhddが、あと7台になりました。
このごろは、ハード環境をintelに切り替えても、
amdに切り替えてもosが動いちゃったりしますね。
たしか、opensuseはどうやってもだめだったような。
インストールした環境でないと、
起動しなかったと思います。貞節がしっかりしている。

じぶんのように、ネットを介してしか、他人が
osを使用する可能性のない場合は、不便ですけどね。

archlinuxで長期システム更新していず、
更新するときには、まずもって、データを更新し、
archlinux-keyringを先にインストールし、
それから、pacman  -Suすると、いくつか、
パッケージを別のパッケージに交換してよいか、
尋ねてくるだけで、最後まで行けることが
多いと思います。aptなどで、-yをつけると、
返事をしなくてよく、デフォルトがyesになっている
ようなのは、そのまま通過していくはずです。
pacmanでも同様のオプションがあるか、
調べたら、ありました。--noconfirm です。

ということからすると、長期間更新していない
ようなとき、エンターキーを一発くれるだけで、
最後まで行かせるには、

$ sudo pacman -Sy archlinux-keyring --nocnfirm && \
sudo pacman -Su --noconfirm

で、いいはずですが、どうでしょう。
もちろんテスト的に、archlinux1台を手動でやってから、
になるでしょうけど。何台もあったら、便利ですね。

確率的に低いと思いますが、
( y / N ) 出てくるような場合は、
停まるはずです。

パソコンから離れている間に、進んでいるって、
すごく大事ですね。プログラミングの世界も、
その多くが自動化を目指したもののようです。

--noconfirmは、文字数が多いですね。でも、
簡略型はないです(いまのところ)。それもあってか、
ネット上でも、使われているのを見ないです。
じぶんは、このオプションがあるのを知らなくて、
(考えもしませんでしたけど)、検索してみて、
はじめて知りました。


posted by ブログ開設者 at 05:21| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月22日

terminatorのサイズ変更方法(覚え書き)。

古いbunsenlabs(stretch)を動かしていて、
terminatorのデフォルトのウィンドウサイズが気に入らず、
変更したいが、仕方がなかなか判らなかったので、、、
覚え書きです。

~/.config/terminator/configの[layouts]以下に、
size設定がありました。bunsenlabs だと、
size = 680, 540
ここの数字をいじれば、好きにできます。

ウィンドウのタイトルバー上での右クリックメニューに、
「サイズの変更」があります。
マウスでタテヨコ自由に変更できますが、
有効なのはその場だけです。

端末画面上右クリックプルダウンの「設定」に、
レイアウトタブがあります。
この画面で、たぶん設定できると思います。
やり方がわかりませんでした。

linuxは、ファイルの集合体ということを
思えば、ファイルでの設定で覚えておくのが、
Xが立ち上がらくなったときなどに、
大きな助けになります。terminatorの設定は、
そんなときには関係ないですが。

一時的に端末サイズを変更する場合。
terminator_size_changing_2022-12-22_06-39-03.jpg

crunchbangの後継として、もうかなりの時間が
経ちましたが、今回は初期のbunsenlabsでのことでした。
bunsenlabsは、その美意識において、名前を除いて?
徹底したものがあります。terminatorを端末に
使っているのも、そのひとつと思います。

じぶんは、細部へのこだわりに、
やや肩が凝るところもありますが、
好きな人は、とても好きでしょうね。


昨夜、ゲストosの数多い仮想ホストのあるdebianを
busterからbullseyeにしました。思った以上に
時間がかかりました。このstretchのbunsenlabsを
最新のbullseyeまでもってくるのは、ちょっとしんどいです。
stretchバージョンはまだ生きていまして、
システム更新できますね。ほとんどがセキュリティ上
の更新でしょうけど。stretchのbunsenlabsをインストール
したのが、2018年の新春のことでした。


posted by ブログ開設者 at 09:41| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする