一昨日、quickguiを試すため、数あるarchbangの
ひとつの空き容量を増量しました。当該パーティションの
後ろにある、同じarchbangのパーティションを小さくし、
つまり使わないようにし、前のarchbangのパーティションを
大きくしたのでした。マルチブートの途中の
パーティションを削除すると
後ろのパーティションのuuidが変わってしまい、
後ろのosは、とりあえず起動しなくなるためです。
要らなくても、パーティションは小さく残しておきます。
操作は、gpartedで行いました。
じぶんの認識では、パーティションの前を
動かさなければ、そのパーティションのpbrは
無事、という認識でおりました。
が、やってみた結果は、uuidは変わらないものの、
pbrにインストールされているgrub2が、
消えました。pbrにgrub2をインストールする
わけは、mbm(pbrだけを
選択する2段階ブートの親玉)をmbrに入れて、
システム起動しているためです。
おかしくなった理由がわからないです。
ずっと以前ですが、無事だ、と云っていた
ような気がします。似たことをおやりになる
方がいられましたら、ご注意ください。
ちなみにいまどきのdosパーティションのpbrへ
grub2をインストールするコマンドラインは、
$ sudo grub-install --target=i386-pc --force /dev/sdX
になっています。Yは、a,b,c,d,,, Xは、1,2,3,4,,,
以前は、--target=i386-pc は、不要でした。
この方面も、uefiが主流となり、やがては淘汰されていく
んだろうな、と感じています。
debianとかubuntuは、パッケージも別になり、
grub-pcとかってパッケージになっている
んじゃなかったでしたっけ?
第一段階ブートとして、mbmを使っていたわけは、
grub2がpbrを経由せず、直接、/boot/grub/grub.cfgの内容を
拾います。grub2でマルチブートを管理した場合、
アップデートで名前の変わった
子ディストロ(archlinux以外)のカーネルを起動する
ためには、マルチブートを管理している親ディストロで、
update-grubし直さなければならないためでした。
換言すれば、自身の/boot/grub/grub.cfgの30_os-prober
の欄を書き直さなければならないためです。
数が多いときには、18ディストロぐらいのマルチブートを
やっていました。dosパーティションでも、
拡張パーティションを使えば、できます。ブートもできます。
数が多いと、update-grubにかかる時間は、半端ないです。
mbmを使えば、マルチブートの親ディストロは消失し、
update-grubの煩わしさま消失します。
エンターキーをmbmの画面、grub2の画面と、
2回押さなきゃならないですが。