2022年05月23日

やっぱり! ParallelDownloadsさせたほうが早そう(速そう)。pacman / archlinux

巡回更新中、数あるarchbangで、数多いパッケージ更新が
ある状態がつねにあるわけですが、似た時期に
インストールしたもので、ダウンロードにかかっている
時間を確認してみました。

まったく同じ条件は、
ありえず、アバウトな調べにしかなりませんが、
2回、ParallelDownloads = 8 とした場合と、
ParallelDownloadsを使わない場合とで、比較しました。

どれも400台のパッケージ数でしたが、2度とも、
ParallelDownloadsしたほうが、
ダウンロードは早く終わりました。
2分から3分の差。使用回線は、いまでは最も
遅い回線になってしまったvdslです。

/etc/pacman.confのデフォルト状態は、
# ParallelDownloads = 5 で
コメントアウトされた状態です。
イキしたほうが、
パッケージ数が多い場合に、
高速化するであろう、という結論です。

われ想像するに、ダウンロードする中の小さいファイルサイズでは、
ほぼ差異はなく、大きいファイルを落とすときに、他ユーザーの
ダウンロードとバッティングすることがあると思います。
そのとき、みながParallelDownloadsしていれば、
サーバーにかかる負荷は分散し、結果的に
ダウンロードは速くなるのでは、と思ったりします。

pacman-6では、ParallelDownloadsしてようが
していなかろうが、重いパッケージから
ダウンロードを始める仕組みがあります。
最大で、linux-firmwareの、190MBぐらいですかね。
後半ダウンロードのこまかいパッケージになっていくほど、
ターミナルに教示される風景は、目まぐるしくなりますが、、、

ひとつひとつダウンロードしてくよりは、
同時に複数を落としてくやり方のほうが、
合理的なようではあります。

一定期間、様子を見て、
いけているようなら、ParallelDownloadsを
使う設定、をデフォルトにするんでは
ないでしょうか。

このやり方では、
サイズの小さいこまかいパッケージのほうで、
ダウンロードに失敗することがときどき
あります。最終的に自動的にカーバーは
されるから、問題というほどのことではないですが。


posted by ブログ開設者 at 09:24| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする