2022年02月17日

インストールしました。APorteus-CINNAMON_ja-v22.02.13-x86_64.iso

vmware workstation playerでのlive起動から、
4GBのusb2.0メモリに「ライブusb生成」を使って、
インストールしました。

APorteus_cinnamon_22.02.13_2022-02-17_14-03-50.jpg

上記の設定で行いました。パーティションは、ひとつ。
ext3でフォーマット、です。isoのpath指定は、
共有フォルダをlive上使えるようにし、ホストosにある
isoを共有フォルダに移し、指定しました。

システム起動の具合は、デスクトップが出たり、出なかったりで、
なぜか、安定しないです。ディスプレーとの接続時に、
何かが起こったりするようです。ハードウェアの個体の
問題かもしれません。とりあえず
ファイル保存が利くようにするには、
$ sudo mkdir /mnt/sda1/persis extra
のみでできます。
/mnt/sda1/boot/syslinux/porteus.cfgの
APPEND行の追記は設定済みで必要ありません。

2つに分けるパーティションの
場合(「ライブusb生成」のデフォルト)では、
第一パーティションをミニマムより、もう少し大きいほうが、
余裕が持てると思います。

それから、rebootとshutdownで、
デスクトップが終わってXも終了するのですが、
黒画面のまんまになりました。


vmware workstation playerの仮想hddへのインストールも
行いました。どうしてシステム起動できなかったが、
わかりました。dosインストールでsyslinuxの
ブートローダーを使う場合、パーティションに
bootフラグを立てないといけなかったようです。

仮想環境にインストールするには、
liveで、sudo gpartedで、
新しいパーティションの作成をして、
ext3(fat32でもok)でフォーマット。
bootフラグにチェックを入れるのを
忘れないようにしてください。あとは、、、

$ sudo cp -r /mnt/sr0/* /mnt/sda1/
$ sudo cp /usr/share/live-usb/lib/*.c32 /mnt/sda1/boot/syslinux/
$ su
# dd bs=440 count=1 conv=notrunc if=/usr/share/live-usb/lib/\
mbr.bin of=/dev/sda
# /usr/share/live-usb/bin/extlinux64 -i /mnt/sda1/boot/syslinux


で上手くいはず、と思うのですが、
ほかにもちょっとやったことはあるので、
100%とは言えませんが。とにかく、
bootフラグを忘れずに。

こちらでは、実用に向けて、あれこれ設定しました。

APorteusのcinnamon環境は、最小限にできています。
cinnamon-control-centerなどの大物が
入っていません。cinnmamonの設定ツールが
利かなかったりします。

「自動開始させるアプリ」で
cinnamon-settings startコマンドを動作させるために、
python関連のパッケージを5つほど
「Aarchlinuxパッケージ簡易管理コマンド」から
調達したりしました。

この辺りのことは、usbにインストールしていても
まったく同じことだと思います。

vmware workstation playerへのインストールの場合は、
共有フォルダのマウント先は、ホームディレクトリに
してください。デフォルトの/mnt/hgfsでは、
上手くいきません。ホームディレクトリを
ふつうの風景にしたい場合は、xdg-user-dirsを
調達して、$ xdg-user-dirs-update する
必要があります。以下、調達した
ソフトウェアのxzm群です。

aporteus_extra_xzm.jpg

/mnt/sda1/extraに
入れることで、システム起動時に、
自動でactivateされます。
fuse2は、open-vm-toolsで、
vmhgfs-fuseコマンドを機能させるために
必要でした。こまかな変更保存用の、
/mnt/sda1/persisディレクトリの
作成も忘れないでください。

/mnt/sda1/syslinux/porteus.cfgの
APPEND行のkmap=jp後ろ、半角スペースだけあけて、
changes=UUID:797fd566-320d-48b3-a66f-349c8a116dda/persis extramod=/extra
を1行で追記してください。uuidは、sudo blkidで調べて。
uuidは、なくても動作するはずですが、祈りです。
保存設定が効かないとやったことすべてが、
システムを再起動したときに消失しますので。

仮想環境では、reboot & shutdownの問題は
出ていません。「追加パッケージ取得」ツールで
インストールしたものは、すべて動作しました。
再起動後でないとメニューに出なかったりします。
たぶん、モジュール式linuxの特性ですね。

APorteusをしばらく使ってみようという方は、
必要なもの、必要になるかもしれなものは、
インストールしたら、早めに調達してください。
あとから入れたのでは、ライブラリ齟齬等で、
インストールが適切であっても、動作しない
可能性があります。archlinuxのrepoの進展速度は、
ご存知のように速いです。APorteusは、バシッと使用のかたち、
初期設定を決めたら、使うことに徹してください、
システムをいじらずにいれば、数年は便利な
極小pcとして活躍するはずです。

私はしませんが、cinnamonデスクトップを
完全にすることは、「Arclinuxパッケージ簡易管理コマンド」で、
できるんじゃないかと思います。何が足りないかは、
ちょっとわかりにくいのですが、、、。

ターミナルがuxtermしかない、というような
ことをどこかに書いた記憶がありますが、
xfce4-terminalもありました。

デフォルトのファイルマネージャーがnemoですが、
pcmafmも装備しています。こちらを使ったほうが、
「パスをコピー」が手軽に使えます。
lxterminalを追加したわけは、コマンド実行中でも
スクロールして表示を戻すことができるためです。

仮想環境上では、ramは、8GBの割当てにしました。
動画をフルスクリーン再生(1080p)にしたときに、
スムーズです。APorteusは、ram消費は大きいほうです。

最後にパスワードのこと。root:toor ログアウトしたときなど、
guest:guestです。

どうしても、好みのユーザー名にしたい
場合(事故が起こりやすいのでおすすめしません)は、
$ sudo nano /etc/lxdm/lxdm.conf
autologin=guestの行の行頭に#を付けてコメントアウト。
$ sudo reboot
lxdmのログイン画面が出たら、「その他…」を選び、
rootでログイン。パスワード:toor
rootでログインしてもデスクトップが出ます。
ターミナルを開いて
# usermod -l new_name -d /home/new_name -m guest
実行終了には、数分かかります。
# passwd new_name
で、パスワードを決める。
# nano /etc/sudoers
で、
guest ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
となっているのを
new_name ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
に変更(sudoersファイルの最終行が望ましいです。
rootの設定のすぐ下は、効かない可能性があります)。
# nano /etc/lxdm/lxdm.conf
autologin=new_name
とコメントアウトを解除して、新しいユーザー名にする。
# reboot
で、できているはずですが、ユーザー名の変更は、
やっぱりおすすめしません。

ポイントは、guestでログインした形跡が残った
状態で、rootになっても、ユーザー名を変更しての
ホームディレクトリの引き継ぎは、できない、
ということです。新たにシステム起動して、
まっさらな状態で、rootでログインして
作業を行う必要があります。


posted by ブログ開設者 at 22:21| Comment(3) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

nekoさんよりコメントです。APorteusについて

「最新のコメント」の2番目をごらください。

i486およびx86_64の新しいisoを
ご用意くださっています。

https://forum.porteus.org/go.php?https://www.mediafire.com/file/vxozqbdg3wql1zs/APorteus-CINNAMON_ja-v22.02.13-i486.iso

https://forum.porteus.org/go.php?https://www.mediafire.com/file/mqy2bl5qo3x2g6i/APorteus-CINNAMON_ja-v22.02.13-x86_64.iso

nekoさんコメントをご一読の上、
ページ右肩のダウンロードボタンをクリックで、
isoのダウンロードが始まります。

「追加パッケージ取得」ツールで取得できる、
アプリケーション(nekoさんのコメントにリストがあります)も
パッケージバージョンが一新されたようです。
APorteusをお試しの方は、
こちらに切り替えて、トライしてみてください。
私もそのようにします。


posted by ブログ開設者 at 07:31| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする