無料版、バージョン16.2.1での話です。
vmware workstation playerでは、
通常、ディストリビューションのインストールが
完結すると、自動で、インストール先である
仮想のhddから起動するようにできています。
isoからの起動に戻すには、biosで
起動順位を変える以外の方法はありません。
リアルインストールのように、
特定キーを連打するやり方(F2Esc連打)があるにはありますが、
biosに上手く入れた試しがないです。よって、
~/vmware/<ディストリビューション名>/以下にある、
<付けた名前.vmx>のファイルを編集しています。
具体的には、
bios.forceSetupOnce = "TRUE"
の1行追記です。エディタは、GUIエディタのmousepadを使用。
記述内容から察することができるように、
一度っきり有効な設定で、一度起動した後は、
記述がファイルから消失します。起動をhddからに戻すには、
改めて同じ追記をすることになります。
これは、けっこう面倒な作業でして、、、。
手短にできる方法を開発いたしました。(^^)
.vmxファイルに追記保存したあと、ファイルを開けたままにしておく。
そして、vmware workstation playerを起動する。
isoからのos起動で仕事をし終えて、
シャットダウンすると、vmware workstation playerの場合、
本体も終了します。
そのとき、開いたままにしてある.vmxファイルに、
「キャンセル」するか、「リロードする」か、を問う窓が出ます。
「キャンセル」を選択します。そのあと、
bios.forceSetupOnce = "TRUE" が
残ったままの状態を保存するために
ファイルに何か入力(私の場合、スペースを
どこでもいいからひとつ入れ、そして
それを削除)します。つまり、変更したフリをするわけです。
そうすると、ファイルに見えている状態を再保存できます。
そして、vmware workstation playerを起動。
当該osを起動すると、biosが再び出て、
hddの起動順位を上げられ、ひと手間省けます。
bios.forceSetupOnce = "TRUE" の再入力を
しないで済むというわけです。
まことにささやかな省力化ですが、
システム起動に関わることで、いろいろ設定を
試すときなどに有効です。思うように
なかなか起動しないとなれば、iso起動、本体起動の
行き来の回数も多くなります。ストレスが溜まっては、
アタマの働きも下がるばかりなので、
少しは効果があると思います。
virtualboxだと、osをシャットダウンしても、
本体は終了せず、ボタンの選択ひとつで、dvd(iso)からの
起動に変更できます。この点では、virtualboxに
軍配が上がりますね。
いま、C言語50行で出来ている
といわれるtinywmを試していまして、
なかなか思うようには、起動してくれません。
その折の気づきでした。
posted by ブログ開設者 at 10:17|
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