fc19って、distrowatchによると、2013/07/02のリリースですね。
長い歴史になりました。このたびもきわどく溺死になりそう
だったのですが、アップグレードが(完全とは言えないですが)
どうにか果たせました。
じぶん的に、fedora34(gnome)の軽量感が気に入っていて、
なんとか、34にしたかったです。31の時点では、
システムが積年のうんちゃらなんちゃらを引きずっており、
動作が思わしくなく、デスクトップが出たあとも、
アクセスラップが点滅しつづけ、
hddもジリジリ音を立てつづけるほどでした。
31をいきなり34に持っていこうとし、
$ sudo dnf system-upgrade download --releasever=34
をすれば、問題. 問題. 問題やコンフリクトが
たくさん出て、やっぱり、
$ sudo dnf system-upgrade reboot
に進めても、結果は失敗で、元のままのバージョンが
起動したりして、、、ひとつ落として、33でやっても、
さらに下げてひとつだけ上の32で妥協しても、
同じような表示が出ました。
そこで覚悟が定まり、
問題のひとつひとつをちゃんと診て、
削除して大丈夫そうかどうか、じぶんなりに
考察、かなり削除していきました。
一発で60ほどのパッケージが依存で削除されることもあり、
かなり際どかったと思います。とにもかくにも、
更新が成立するcomplete!が出る状態にできました。
31から32にし、そして、34になったfedoraは、
重たい過去を断ち切った感じで、
とても快適、軽量です(起動にかかる時間は長い)。
いまのところ、確認できている
不具合は、起動時にdaemonとしてロードするらしい、
trackerというソフトが、何かが足りない
みたいで終了して「報告しますか」みたいな
pop表示が出ています。でも、システムの動作は
いまのところ、問題ないです。一度抜いたgimp(単体)も、
34になってから戻しインストールして、
起動、動作に問題は出ていません。
報告事項として云えることは、
じぶんで負うしかないリスクになりはするけれど、
いろいろ表示が出ても、更新する方法は、ある、ということです。
バージョンを飛ばすと、連携が崩れて、アップグレード上の
不都合が出やすくなって、危険性は増しますが。
出力されるパッケージ名は、外しても動作に影響のない、
何バージョンか以前の残滓というか、
孤立パッケージである可能性も高いと思います。
アップグレード先のバージョンでは、使われないか、
ないパッケージである、というようなことだと思います。
バージョンupgrade直後のgrub画面。
バージョン番号の後ろにrcのつくカーネルは、じぶんで
ビルドしたカーネルです。fedoraのデフォルトカーネルは、
earth_pt3モジュールがないので、よくビルドしていました。
ちなみに、メジャーディストリビューションで、
earth_pt3モジュールを有効化していないものに、
solusがあります。この2つ以外は、okのはず。
アップグレード後、容量的には、システム全体で、28gb。
virtualboxを入れていて、ゲストがarchbangがひとつ。
これがなければ、20gbを少し切るぐらいだと思います。
インストールパーティションは、このころ広めに取っていて
60gbほどありました。
新規インストールのfedora34に、virtualboxと
ゲストosひとつなら、14gbぐらいのシステム容量ですかね。
fc34になっても、要らないものがたくさんあるはずなんですが、
見極めて削除するのは、簡単じゃないです。
でも、動作は、fc31のときよりだいぶ軽いですよ。
↓ ↓ ↓ ↓(同日、8:56)
trackerの起動不具合ですが、同パッケージの
再インストールで、不具合pop表示は出なくなりました。
↓ ↓ ↓ ↓(同日、19:43)
virtualboxゲストのarchbangがふつうに
起動するようになりました。
なぜ直ったか、よくわかりません。
やったことといえば、ゲスト設定のオーディオを
[pulseaudio]からalsa[オーディオドライバー]に変更、
upgrade時にfc31で、eclipse系で外した
パッケージが多かったので、
fc34になってから同用語で検索して出た、
eclipse-jgtとapiguardianをインストールした
ぐらいですけど。lubuntu21.04をゲストで
インストールしたとき、刺激されて、
virtualboxが正気に戻った説を取るのは間違いか。
gnomeソフトウェアがどうとかという
pop表示が出ています、別口で。