archlinuxは、カーネル更新が頻繁なので、
仮想環境のホスト:2020年2月に
リアルインストールしたarchbang上で、
dkms化を試みました。これで、たぶん、
カーネル更新がされたときも引き継いでくれるはず?
ほとんど個人的覚え書きですが。他のドライバを
入れるときにも、作法は同じはずですから、
ちっとは役に立つでしょう。
gitに存在するrtl8812auドライバには
dkms.confファイルが用意されていました。この頃は常識?
以下は、ビルドからドライバが動くまでです。
ab1202:[user]:~は、私のユーザーホームディレクトリです。
■は場所
■はコマンド
■はファイルの記述内容
■は留意点
■は出力結果
■は8812auロードOK!。
事前に、
$ sudo pacman -S base-devel linux-headers dkms
をしておく必要があります。
----
ab1202:[user]:~$ git clone https://github.com/gnab/rtl8812au.git
ab1202:[user]:~$ cat rtl8812au/dkms.conf
PACKAGE_NAME=8812au
PACKAGE_VERSION=4.2.2
DEST_MODULE_LOCATION=/kernel/drivers/net/wireless
BUILT_MODULE_NAME=8812au
MAKE="'make' all KVER=$kernelver"
CLEAN="'make' clean"
AUTOINSTALL="yes"
ab1202:[user]:~$ sudo cp -r /home/user/rtl8812au /usr/src/
ab1202:[user]:~$ cd /usr/src
ab1202:[user]:/usr/src/:$ sudo mv rtl8812au rtl8812au-4.2.2
ab1202:[user]:/usr/src/:$ cd rtl8812au-4.2.2
ab1202:[user]:/usr/src/rtl8812au-4.2.2$ sudo dkms add -m rtl8812au -v 4.2.2
Creating symlink /var/lib/dkms/rtl8812au/4.2.2/source ->
/usr/src/rtl8812au-4.2.2
DKMS: add completed.
ab1202:[user]:/usr/src/rtl8812au-4.2.2$ sudo dkms build -m rtl8812au -v 4.2.2
Kernel preparation unnecessary for this kernel. Skipping...
Building module:
cleaning build area...
'make' all KVER=5.11.8-arch1-1.......................
cleaning build area...
Kernel cleanup unnecessary for this kernel. Skipping...
DKMS: build completed.
ab1202:[user]:/usr/src/rtl8812au-4.2.2$ sudo dkms install -m rtl8812au -v 4.2.2
8812au.ko.xz:
Running module version sanity check.
- Original module
- No original module exists within this kernel
- Installation
- Installing to /usr/lib/modules/5.11.8-arch1-1/kernel/drivers/net/wireless/
depmod.......
DKMS: install completed.
ab1202:[user]:/usr/src/rtl8812au-4.2.2$ sudo modprobe 8812au
ab1202:[user]:/usr/src/rtl8812au-4.2.2$ lsmod
Module Size Used by
cfg80211 1036288 0
8812au 1060864 0
ppdev 24576 0
parport_pc 53248 0
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
あとは、ネットのアプレット等に表示される中で、
つなぎたいアクセスポイントを選び、
出た小窓にパスワードを入力するだけのはずです。
add、build、installの3段階ですね。
wifiドライバが有効になるまでには、
2〜3分かかりました。遅いです。
ネットへの接続方法がwifiしかない場合は、
事前の準備をネットがつながっている
うちにすべて終えておくことが肝要です。
すぐ有線LANなどに替えられるなら問題なし。
archbang32-beta-2103-i686.iso。vmware workstation player15.5.7 / xubuntu18.04.5lts
変わらず、です。主要ツールは、
l3afpad netsurf pcmanfm lxterminal。
壁紙も変わらず。このごろの安定さを
たぶん、継続していると思います。
カーネルは、5.11.2-arch1-1.0
今時は、paeカーネルが使えます。
インストールしたあと、
$ sudo pacman -S linux-pae linux-pae-headers
ブートローダーにgrub2を選んでいれば、
$ sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
などとすれば、paeカーネルが使えます。
l3afpadで、文字入力位置のポインタが出ない問題は、
liveで確かめた限り、直っていません。
leafpadも同じ問題があります。
geanyを入れれば、okでしょう。
l3afpad netsurf pcmanfm lxterminal。
壁紙も変わらず。このごろの安定さを
たぶん、継続していると思います。
カーネルは、5.11.2-arch1-1.0
今時は、paeカーネルが使えます。
インストールしたあと、
$ sudo pacman -S linux-pae linux-pae-headers
ブートローダーにgrub2を選んでいれば、
$ sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
などとすれば、paeカーネルが使えます。
l3afpadで、文字入力位置のポインタが出ない問題は、
liveで確かめた限り、直っていません。
leafpadも同じ問題があります。
geanyを入れれば、okでしょう。