2020年12月06日

archbang32-2020.12.05-i686(i3-wm)。virtualbox-6.1.16 / sparkylinux-5.13-amd64

※忘れていたところ等、修正しています。(20201208)

様子を知るため、インストール(bios)してみました。
archbangとしては、久しぶりの32bitバージョンです。

中身のarchlinux32は、もはや風前の灯で、期待すべき
方向ではないです。期待するのは酷という状態。
利用者が減っていくんですから、仕方がないですね。

今回のarchbang32のリリースでは、インストーラーの
調整ができていないような感じでした。

インストールを終えて再起動すると、
grubのメニューにあるのは、
Memory Tester(mentest+86)だけで、起動不能でした。
isoから起動、chrootして、
あれこれ修正を施しました。

第一に、カーネルが入っていませんでした。
インストールし、grub-mkconfigして起動する
という、なんじゃらほいの有様でした。
i3-gapsも再?インストールしないと、
動作しない有様でした。あ、デスクトップはi3-wmです。
openbox関連は入っていません。

ミラーサーバーもさらに減っていて、
日本在のサーバーはもちろんありません。
使えるようにするには、
/etc/pacman.d/mirrorlistの
どこかのサーバーを開いて、
/etc/pacman.confのSigLevelがautoであるのを
Neverにして、
$ sudo pacman -Sy archlinux32-keyring
$ sudo pacman-key --init
# sudo padman-key --populate archlinux32


yayは使えますが、aurからspapをダンロードしてきて
解凍し、makepkg -isでは、最後のインストールで
エラーになります。これも、
/etc/pacman.confのSigLevelをNeverにし、
生成されたyayのtar.zstをpacman -U で
インストールする必要がありました。

fcitx-mozcのインストールは、/etc/pacman.confの
Architectureをpentium4にする必要があります。
(ほかのとき値は「i686」も使えます)

virtualboxのguest additionsのインストールスクリプトは、
$ sudo sh *.run
でないと動きませんでした。(./では権限なし)
virtualbox-guest-utilsとvirtualbox-guest-dkmsを
インストールしていません。共有フォルダが
なぜか見えるようにならないです。

archbang32(archlinux32)を使うポイントは、ケースにより、
その都度、SigLevelとArchitectureを変更する、です。

abi3_i686_2020-12-06_09-44-41.jpg

SigLevelをNeverで使い続けるのは、
推奨されることではないです。
Architectureは、pentium4にしておくと、
カバー率が高いような。
デフォルトのautoにしておくのは、
なにかとすぐダメになりますね。

netsurfに代えてfirefoxをインストールすると、
youtubeの動画視聴は快適でした。
風景動画なら、2160pフル表示(1920x1200)楽勝。
virtualboxでのram設定は、3GBちょっとですが。

↓  ↓  ↓  ↓
共有フォルダを成立させるためにやったこと。
できていた、つもりだったのですが、ファイルを
開こうとしても、開けませんでした。不成立でした。

↓  ↓  ↓  ↓
共有フォルダの再トライ、成功編。
一旦、additionsを削除しました。
$ sudo vbox-uninstall-guest-additions
そして、
$ sudo pacman -S virtualbox-guest-utils virtualbox-guest-dkms xf86-video-vmware
とarchlinuxのvirtualboxゲストパッケージをインストール。
そして、ホストと同じ6.1.16のguest-additions.isoをマウントし、
インストールスクリプトをロード。再起動しました。
やっぱり共有フォルダをマウントしないので、
$ sudo mkdir /etc/rc.d
$ sudo nano /etc/rc.d/rc.local

#!/bin/bash
insmod /usr/lib/modules/*/kernel/fs/vboxsf/vboxsf.ko.xz
exit 0

$ sudo chmod 755 /etc/rc.d/rc.local
$ sudo nano /etc/systemd/system/rc-local.service

[Unit]
Description=/etc/rc.d/rc.local Compatibility
[Service]
Type=oneshot
ExecStart=/etc/rc.d/rc.local
TimeoutSec=0
StandardInput=tty
RemainAfterExit=yes
[Install]
WantedBy=multi-user.target

$ sudo chmod 755 /etc/systemd/system/rc-local.service
$ sudo systemctl enable rc-local.service


$ sudo nano /etc/modules.load.d/vboxsf.conf
vboxsf
$ sudo reboot
これでもダメで、
$ sudo pacman -S linux-lts linux-lts-headers
$ sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

とし、
ltsのカーネルバージョン、5.4.79-1.0-ltsで
起動すると、無事共有フォルダ内のファイルを扱える
ようになりました。画像ファイルのサムネールアイコンも
使えるように。

ということなので、上のほうの細工は
要らない可能性があります。カーネルが
対応しているかいないかの違いだけだったかもしれません。
細工の要不要を確かめるのが面倒で、調べていません。

virtualboxでつねに必要なこと:
$ sudo gpasswd -a UserName vboxsf
$ sudo chmod 775 /media
$ sudo chmod 775 /media/fs_
share_folder(フォルダ名は任意)


posted by ブログ開設者 at 14:21| Comment(4) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする