2020年11月22日

前回起動ディストロが選択されて立ち上がらないケース。grub2 / linux

/etc/default/grubの設定で
GRUB_DEFAULT=saved
GRUB_SAVEDEFAULT="true"


この2行、前回起動したディストロ(カーネル)が
選ばれた状態でgrubの選択画面が立ち上がる設定です。

話のオチとしては、/etc/grub.d/40_custom
記載した起動設定には、上記2行の設定が効かない、
ということです。知りませんでした。

で、どうなるか、というと、さらにその前に
起動したディストロ(カーネル)が選ばれた状態で
grubの選択画面が立ち上がりつづけます。
つまり、/boot/grub/grub.cfg
10_linuxや30_os-proberに記載されているものです。

ですから、いま盛んにやっているAPorteus-ENLIGHTの
起動は、いちいち矢印キーで、下にさげて、起動しています。
忘れたりしてトイレから戻ってくると、
別な、sparkylinuxやarchbangのデスクトップを見ることになります。

ご存知の方も多いでしょうが、私レベルの、
それ以前の方への、がっかり避けでした。
grub本体は、カーネルの区別はできるんだから、
40_customの内容も選別できたって、罰は当たるまいに。

ちなみに、os-proberは独立したソフトウェアで、
本体起動ができればいいだけの場合は、要らないわけです。
uninstallしてもgrub2は機能します。
ほとんどの場合、依存関係パッケージになっていて、
grub2のinstallで一緒にインストールされると思います。
uninstallはパッケージマネージャーから、適正にできると思います。
uninstallしないで、os-proberの機能を止めるには、

/etc/default/grub
GRUB_DISABLE_OS_PROBER="true"
設定を反映するには、
$ sudo update-grub ないし
$ sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg に類する
コマンド実行が必要です。
grub.cfgの置き場所については、uefi+gpt初期には混乱しましたが、
こんにち的には、/boot/grub/grub.cfgで問題ないようです。
ESPパーティションのブートローダー直下は、
/boot/grub以下を見ろ!の指定ファイルでの対応に
なっているようです。

バカは、仮想環境の中でマルチブートをやろうとしたことがあります。
やっぱりできませんでした。マトリョーシカブートのいたずらをしました。
つまりは、仮想環境にインストールしたときには、
os-proberがあっても、まったくもって無駄としうことです。
でも、40_customを使ってなら、ブートできるのかな?
/etc/grub.d/*は、grub2本体が供給しています。


posted by ブログ開設者 at 15:54| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

nekoさんがくださったサジェスチョンの実行結果。APorteus-ENLIGHT_ja-v20.11.11-x86_64.iso

お気づきの方もいらっしゃると思います。
コメント欄に、わたくしの苦悶を見かねて、
nekoさんがヒントを寄せてくださっています。

コメント欄に書くより、こちらに書いたほうが
読まれるとの思いから、こちらに投稿のかたちで
記載することにしました。

fuse-x86_64.xzm、06-crippled_sources-5.9.8-64bit.xzm。
この2つをダウンロードさせていただき、
activateし、例のソフトで./configureした結果は、
残念ながら、これまでと変わらない同じエラー表示が
でる状況でした。

mkaplコマンドで、作成できる
devel.xzm(05-devel-20.11.11-64bit.xzmも
ダウンロード。多分同じもの)の
中身を見てみますと、linux-headersに、
kernel-headers-musl-4.19.88-x86_64-1new
というのが含まれます。これが
どういう意味なのか。広範に使える
ヘッダーなのか、というのはあります。

make menuconfigして設定を見たかったので、
結果的にカーネルを上げて、5.9.9にしています。
ヘッダーも合わせて、オーバーライトする?
かたちで、archからのlinux-heaers-5.9.9を
ダウンロード、xzm化して、activateさせていますが、
無事に機能しているかどうか、判断できません。

この辺りくらいしか、解決の切り口が
この辺りしか残されていない感じです。gccのバージョンが
前すぎるとかでしょうか。こっちは、確かめられる
のでやってみるつもりです。
   →最新archlinuxで、問題なく./configureできました。

当該ソフトウェアは、up0664.zipでネット検索すれば
出てくるものです。
$ ./configure && make && sudo make install
的なC言語の小さなソフトウェアです。


posted by ブログ開設者 at 08:40| Comment(9) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月21日

arcgbang-i3-2111-x86_64.iso。virtualbox-6.1.16 / sparkylinux-5.13-amd64

カーネルが5.9.9-arch1-1。ミラーリストの
マネージャーが地理的に近いところと
つながるようにした、みたいなことのようで。
あと、zen-installerの表示を、conkyから外した
とかです。使えるのは使えるようです。

ミラーリストのマネージャーなんて
ありましたかね。abinstallの途中で、
ロケール設定のときなどに、
近いところとつながるようになったのかな。

これまでは、インストール後に、
ミラーサーバをじぶんで選ぶスタイルで、
フルコメントアウトの状態から
使えるようにするのでした。

前回よりisoが8MBぐらい重くなっています。


posted by ブログ開設者 at 22:45| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする