2020年11月24日

~/.pam_environmentにfcitxの3行を設定すると、ユーザーログインができなくなる、こともあるという話。artxi-xlde-s6=20200210-x86_64 / vmware workstation player15.1.0 / virtualhost: archbang-x867_64(2020/0212頃インストール)

表題でほとんどのことを言ってしまっていますが、
仮想環境に入れたartxi-xlde-s6=20200210-x86_64で
ほんとうに起こりました。
このlxdeは、デスクトップ表示に関してpcmanfmの
機能を使って壁紙表示をしていたりします。
ですので、デスクトップの壁紙の上に
ファイルが置けたりもします。

そういう環境で、~/.pam_environment
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx

を記述し、ログインしなおしたりしたら、たいへん。
パスワードが正しかろうが、おかまいなしに
ログインできなくなります。rootだけログイン可能。

ログインに失敗して出る表示は、
Critical error - immediate abort
この1行を見たら、ハッと気づいてください。

pamってユーザー管理と関係あるんですかね。
archlinuxでのfcitxの第一推奨は、
~/.pam_environmentへの3行記述ですが、
やめておいたほうがいいでしょう。

~/.pam_environmentの代替として、
~/.bashrcがだめで、~/.profileもだめで、
~/.xinitrcに記述し日本語変換ができています。
ディスプレーマネージャー(ログインツール)を
使っていないのに、~/.bachrcでだめだったのは不可解。
initのs6は、たぶん関係ないんじゃないですかね。


posted by ブログ開設者 at 22:40| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月23日

目的が同じ方向の複数のプログラムを1つにまとめてxzm化。APorteus-ENLIGHT_ja-v20.11.11-x86_64.iso

nekoさんから教えていただいていて、一度もやったことが
なかったですが、やってみました。

まとめるプログラム名のリストが必要です。
$ sudo nano /mnt/sda5/APENLIGHT/work/newlist

---------------------------

autoconf
automake
b43-fwcutter
binutils
bison
fakeroot
file
findutils
flex
gawk
gc
gcc
gettext
git
grep
groff
guile
gzip
libatomic_ops
libmpc
libtools
linux-headers
m4
make
pacman
patch
pcre2
pkgconf
sed
texinfo
which


---------------------------

プログラム材料を入れ込むフォルダが必要です。
$ sudo mkdir /mnt/sda5/APENLIGHT/work/pkgs.newdevel

ArchLinuxパッケージ簡易管理コマンドを起動。
パスワード:toor

選ぶコマンドは、acuiGetLdです。
acuiGetLd1_2020-11-23 12-48-37.jpg

プログラムのリストと、材料を入れ込むフォルダを指定。
acuiGetLd2 2020-11-23 12-50-26.jpg

出来上がりのnewdevel.xzmは、
/mnt/sda5/APENLIGHT/result に入ります。
常時使うんであれば、/mnt/sda5/APENLIGHT/extra に入れます。
必要なときだけ動作させるには、PATHを通すか、そこへ行って、
$ sudo activate newdevel.xzm

連続してAPorteus-ENLIGHT関連の記事を読んでいないと、
わかりにくいと思います。すみません。


posted by ブログ開設者 at 22:11| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

./configureが通ったワケ。fuse_b25ビルド関連 / APorteus-ENLIGHT_ja-v20.11.11-x86_64.iso

カーネルは、まだ5.9.9で使っています。
nekoさんから、密度の濃い追加の
コメントをいただいていますが、
まだしっかり読めていません。

気になっているのは、fuse_b25というpt3には不可欠な
プログラムがなぜ./configureできないか、でした。

原因が判りました。なぜか、
/usr/lib/pkgconfig/が空の状態で、
configurationに必要な
/usr/lib/pkgconfig/fuse.pc
/usr/lib/pkgconfig/libpcsclite.pc
がないためでした。

たぶん、表札置き場のような場所だと思うのですが、
archbangから持ってきて同じ場所に入れましたら、
./configure コマンドが通り、
Makefile等が生成されました。

configure_success 2020-11-23 10-47-27.png

ところが、makeコマンドを実行すると、
足りないものがまたいっぱいで、、、

/usr/include/linux/fuse.h
/usr/include/fuse/fuse.h
/usr/include/fuse.h
/usr/include/fuse/fuse_common.h
/usr/include/fuse/fuse_opt.h
/usr/include/PCSC/winscard.h
/usr/include/PCSC/pcsclite.h
/usr/include/PCSC/wintypes.h

以上をarchbangからコピーして、
なんとかmakeでき、
sudo make install
もなんとか通ったようでした。

ようでした、というのは、
すでにfuse_b25と、b28dirが
それぞれ在るばきところに
コピペしてあったからです。

印象としては、xzm化する過程で、
archlinuxそのままではなく、
動作に不要なものとして、
いくらか削除されているものがある
のではないかな、さもなくば、
ロード時にロードしきれていない、とか、
という感じです。

コンパイルするのに必要なツール類は、
インストールできているはずなので、、、。
devel.xzm(カーネルビルド用)から外れている
archlinux(base-devel)の開発ツールも、
xzmで入れています。


posted by ブログ開設者 at 19:39| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする