2020年09月13日

生還物語。kaisenlinuxrolling1.0-amd64 virtualbox-6.1.12 / sparky-5.12-amd64

ひと月以上は開いたと思うのですが、amd環境に戻ってきて、
kaisenlinuxのシステムをアップデートしました。
更新パッケージの数は確かめなかったですけど、hddがジリジリ唸る
だけで、鈍行更新もいいところで、放置して眠りました。
rollingらしいですけど、ベースはdebian busterですかね。
ほんとうに、冗談みたいに遅い。

朝起きたら、スリープの画面からデスクトップは出たけれど、
様子がおかしい。apt update apt upgrade とコマンドを
走らせると、終わっていないプロセスがあるみたいで、
lockできません、みたいな表示が出ており、更新途中で
終わっちゃったみたいなんです。電源管理の画面を見たら、

dengen.jpg

意味がわからない日本語。たぶん、電源がサスペンドしたとかで、
電気が足らずに更新を継続できなくなったんじゃないですかね。
とにかく、更新している最中にターミナルが閉じちゃったみたいでした。
再起動したら、だめだろうなと思いつつも、ディスクの容量も
逼迫してきているし、ダメなら捨てる、と再起動しました。
そしたら、一瞬、デスクトップが出たかな、のあとに、
画面が真っ暗になり、virtualboxの表示方式を
ウィンドウ表示などに変えてもデスクトップは出ず。
仮想上ゆえコンソールにも行けずで、ゲストを強制終了させました。

こういうとき、出番になるのは、このところ決まっていまして、
archbangのlive.isoです。これを設定画面でdvdドライブに装填し起動、
/dev/sda1を/mntにmountしたあと、arch-chrootしました。
デスクトップが出ていたときと似たようなことをやったのですが、
dpkg --configure -a をやれ、って出てくれました。
やったら、更新の続きができました。本体起動もでき、
apt dis-upgrade  まですっきりできました。

キズとしては、lightdmのデーマのkaisen的にカスタマイズ
されていたのがlightdmのデフォルトになってしまったこと。
mateのパネルの何かランチャーがあったらしきところに
穴が開いたぐらいで、ほぼ生還した、といっていいと思います。

偉かったのは、archbangのlive.isoと、
dpkg --configure -a のコマンドです。
特に、dpkg --configure -a は、じぶんのような
更新オタクには、なくてはならないツールとなりました。
しっかり覚えておこう、と。

じつは、きのう、opensuse-tumbleweedも更新しました。
これもrollingで、更新パッケージが多いのですが、
時間はそれなりにかかるも、無事に更新しきれていました。
仮想で時々しか動かさないのでは、容量を多めに取らないと、
きついですね。このところは、この2つに限らず、仮想上で、
無事更新できたら、キャッシュはすべて捨てることにしています。
でないと、それこそディストロの火葬場になりますから。

なお、debian10(buster)系の更新時の遅さは、
intel環境では試せていません。あっちにあるのは、
debian9(stretch)以下でして。覚えていて、
どうにか、試せればよかった、と。intel環境でなら、
ひょっとしたら、更新はスムーズなのかもしれません。


posted by ブログ開設者 at 09:14| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする