2020年08月18日

Porteus-XFCE_ja-v5.0rc2-x86_64.isoをhddにリアル インストール。

nekoさんが教えてださった方法(grub2が起動を
司っているドライブで、grub2を使って起動するやり方)に
沿ってインストールしてみました。

bbqlinuxが壊れた跡地を活用しました。
dos作法の拡張パーティションの一番目/dev/sda5を
インストール先にしました。
操作は、同じく拡張パーティションの/dev/sda10にある、
archbangから行いました。

gpartedを使って、/dev/sda5をext4で再フォーマット。
何度も言いますが、パーティションを削除してはいけません。
パーティション番号が詰まって大ごとになります。
削除しないで、上書きフォーマットだけします。

ダウンロードしたPorteus-XFCE_ja-v5.0rc2-x86_64.isoを
file-rollerで解凍しました。現物も必要だから
取っておく。そして、

$ sudo mount /dev/sda5 /mnt
$ sudo pcmanfm

root権限でpcmanfmを開くと、windowsのように、
なんだってドラッグできちゃいますし、
ファイルの書き替えなんかも、やりたい放題。

インストール先のrootの視覚的状況
Porteus_root_2020-08-18_17-41-06.jpg

以下は、動かした後のファイル&フォルダの配置:

/mnt/boot
/mnt/boot/docs
/mnt/boot/docs/cheatcodes.txt,
/mnt/boot/docs/GNU_GPL
/mnt/boot/docs/install.txt
/mnt/boot/docs/License.txt
/mnt/boot/docs/requirements.txt
/mnt/boot/syslinux/*

syslinux_files_2020-08-18_16-58-10.jpg
/mnt/boot/Porteus-installer-for-Linux.com
/mnt/boot/Porteus-installer-for-Windows.exe

/mnt/porteus
/mnt/porteus/5.0
/mnt/porteus/5.0/rc2
/mnt/porteus/5.0/rc2/Porteus-XFCE_ja-v5.0rc2-x86_64.iso
/mnt/porteus/5.0/rc2/extra
/mnt/porteus/5.0/rc2/extra/004-firefox-ja-79.0-x86_64-1.xzm
/mnt/porteus/5.0/rc2/extra/008-locale_ja-x86_64-6.xzm
/mnt/porteus/5.0/rc2/extra/009-input_ja-x86_64-6.xzm

/mnt/porteus/persist
/mnt/porteus/persist/xfce
/mnt/porteus/persist/xfce_ja
/mnt/porteus/persist/xfce_ja/changes
/mnt/porteus/persist/xfce_ja/changes/upperdir
/mnt/porteus/persist/xfce_ja/changes/workdir


次にインストール先パーティションのuuidを調べます。
$ sudo blkid | grep sda5
/dev/sda5: UUID="bccabec1-bbf7-4e79-87ff-fad4c1dadeb3" BLOCK_SIZE="4096" TYPE="ext4" PARTUUID="5d92789d-05"

起動させるのは、/dev/sda10にあるarchbangで、
システム起動したarchbangの、
/etc/grub.d/40_customに下のように起動の記述を。

menuentry "5.0rc2=====>Porteus-XFCE_ja-v5.0rc2-x86_64.iso<======" {
search --no-floppy --fs-uuid --set=root bccabec1-bbf7-4e79-87ff-fad4c1dadeb3
set ISO="/porteus/5.0/rc2/Porteus-XFCE_ja-v5.0rc2-x86_64.iso"
loopback loop $ISO
linux (loop)/boot/syslinux/vmlinuz from=UUID:bccabec1-bbf7-4e79-87ff-fad4c1dadeb3$ISO copy2ram kmap=jp \
changes=UUID:bccabec1-bbf7-4e79-87ff-fad4c1dadeb3/porteus/persist/xfce_ja changes-ro
initrd (loop)/boot/syslinux/initrd.xz
}


※os-proberの動作を止める余地のある人は、
$ sudo nano /etc/default/grub
GRUB_DISABLE_OS_PROBER="true"
止めたほうが、grub-mkconfigがぜんぜん早く終わるので。

$ sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
$ sudo reboot


これで、Porteusがgrub2の選択画面に出て起動も
するはずなのですが、、、

nekoさんが教えてくださったことで、
よく判らないところは抜いています。
権限関係も何もしていません。
まだ、保存操作を何もしていないので、
保存できるか確かめていません。

その結果は、追って、投稿します。

使用感は、めちゃくちゃ軽速(かるはや)です。
ram上に出ています。
いくらかramに余裕のあるマシンなら、
思いっきり楽しめるでしょう。

ただ、インストールできて、
ファイル保存と設定保存できるだけです。
期間限定の楽しさ。何も足さない。何も引かない。
に徹して使うディストロです。
用意されているものだけで、楽しむべし!です。

間違いがあれば、お断りなくがんがん修正します。
その点、よろしくお願いします。

↓  ↓  ↓  ↓
保存が利くようにするには、入れた側(archbang)で
やっても、本体起動でも、同じかな、と思いますが、、、
本体からなら
$ sudo chown guest:users /mnt/sda5/porteus/dots
$ sudo gpasswd -a guest users


それと、起動させるarchbangの/etc/grub.d/40_customでの、
起動記述のパラメーター:changes-roを削除する。
ということのようです。

システム内部の変更も、たぶん保存されると思います、
/mnt/sda5/porteus/persist/xfce_ja か、同じ階層のxfceに。

パーティション番号は、ご自分の環境に変換してください。

一件落着できたかな。

porteus_2008-12-31_15-03-00.jpeg

ソフトウェアのインストール、アンインストール以外の
ことならたいがいのことはできました。
上のスクリーンショットのごとく、カスタマイズも自在です。

環境は、xfce4。主なソフトは、
firefox thunar mousepad engrampa xfce4-terminal
audacius gparted スクリーンショットもできて、
たぶん、xfce4-screenshooterだと思います。
私が使うものでないのは、vlc gimp辺り。
日本語入力は、scim。変換効率はいまいち。
porteus本家は、slackwareベースです。

忘れていました。sudoを使うときの
パスワードは、toorです。
ユーザー:guestのログインは、自動ログイン。
suコマンドでrootになるのも、toor。


posted by ブログ開設者 at 17:46| Comment(2) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オヨヨ!(2) ひるの二枚おろし。fedora29→31 workstation

あさの話題のつづきです。同fedoraで、カーネルビルドをしました。
いまいちばん最新のカーネルで、5.9.0-rc1というのがありまして、
自前の.configファイルを使って行いました。

正常に終わったのですが、usb接続のマウスが動きません。
カーソルは見えていますが、動きません。

fc27ぐらいのときに同じ.configファイルから
ビルドしていて、問題なく動いていたのですから、
カーネルのほうの仕様変更によるものだ、と思います。

ところが、usb3.0につなぐと、マウスは使えます。
いろいろモジュールを追加したのですが、usb2.0では
動くようにはできませんでした。
何に原因があるのか、さっぱりわかりません。
usb2.0のコネクタにusbメモリを挿せば、
問題なく認識するのですが、マウスは使えないです。
もちろん、デフォルトカーネルの
5.7.11-100.fc31では、usb2.0に接続して
マウスは使えています。

.configファイルに適切な1行を追加できれば、
動くに決まっているのに、それが何か判らないとは
情けない限りです。

カーネル5.9でのpt3。
rcバージョンなので確実とは言えませんが、
pt3のearth_pt3モジュールは、存続しそうです。
rc版では、lsmodでちゃんと見えました。


posted by ブログ開設者 at 14:24| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オヨヨ! けさの二枚おろし。fedora29→31 workstation

fedora19スタートからひとつ飛びぐらで
上げてきての29を、31に上げました。
パッケージがそろったところでリブート後眠ってしまい、
朝起きたら、mbmの選択画面が出ていました。

で、grub2の選択画面に移行すると、
f29のままのカーネルが最上位にあり、
あとはos-proberの拾ったos。

おかしいな、と思いつつf29のカーネルで
立ち上げたましら、カーネルを除けば
問題なく31になっているようでして。
os-releaseの出力結果も31にきっちりなっています。
もちろん、壁紙も31のデフォルトのもの。

で、grub2-mkconfigをすればよろしからん、
ということで、やってみると、f29のカーネルも
消えて、os-proberの拾ったosしか
起動時のgrub画面に出なくなりました。

つまり、grub2-mkconfigをかけた本体が起動できず、
よそ様だけ起動できる状態になりました。ゲゲッ!

しょうがないので、よそ様のarchbangを
立ち上げて、時間がかかりまくっていやな
archのgrub-mkconfigでos-proberを
効かせてみると、f31のカーネルをとらえることが
できました(本体のf31の/bootには、f31の
カーネルが一応見えていました)。
で、そこから、起動することができました。

できたはいいが、なんとかせねば、と、
/etc/default/grubを見るに、
GRUB_ENABLE_BLSCFG="true"になっており、
BLSなf31としては適正な設定のようです。
これをfalseにすれば、f31のカーネルが
grub2本来の記述になるかも、でもう一度、
grub2-mkconfigを実行しましたが、
改善せず、何も変化なし。

しょうがなくgrub2-install --force /dev/sda2 を
やってみたら、エラーになりました。アレレ?

ubuntuのupgradeなんかで、"現在のgrubのバージョンを
保持するか"を聞いてくるのを思い出して、
grub2が古くてダメなのかもしれぬ、と
dnf searchで、grub2を調べてみるに、
grub2-pcがありました。これをインストールすると、
インストールが成立し、f31のgrub2に書き換わっていない
ということもはっきりしました。

本体で、os-proberをfalse(時間短縮対策)にして、
$ sudo grub2-install --force /dev/sda2
$ suod grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg

をしましたら、f31は適正な状態になりました。

fedoraのupgradeでfedora任せにしていると、
grub2は、更新されませんので、覚えていてください。
特に、今回のようにf30越えが関わるときは、BLSがらみで、
状況が変わります。BLS対応のgrub2でないと、
適正起動できなくなりますので、ご注意を!


posted by ブログ開設者 at 07:51| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする