2020年08月09日

カスタムカーネルを入れて分かったこと。fedora32workstation

定型通りのカーネルビルドのやり方でカスタムカーネルを
作成しました。つまり、出し入れ自由の
rpmパッケージにはしていません。
できたカーネルをsudo make install しただけです。

あゝ、それだけなのに! それだけなのに!
新しいカーネルで、システム起動する状態に
なってしまったのでした。
こういう不思議は、大好きですね。

boot.jpg

で、なにが起こったかというと、
/bootに、vmlinuz-5.8.0 initramfs-5.8.0.img System.map-5.8.0
の3つが入るのは当然としても、/boot/loader/entriesに、
01b5560baec64cc085b9c9c0517a033e-5.8.0.conf
が生成されるのでした。システムを再起動すると、
選択画面にちゃんと5.8.0のカーネルはリストに入っています。
選択したら、ちゃんとシステムは起動しました。

わかってきたのは、LBSとgrub2は連携している機能
のようだ、ということですね。
/boot/grub2/grub.cfgには、os-proberで
拾った各ディストロの軌道記述がずらっとあります。
pbrには、あとからgrub2-installしたので、
grub2のブートローダーが入っています。
BLSは、/boot内のことだけ
分担担当するということですかね。

ちなみに、/boot/loader/entries内に自動で生成された
01b5560baec64cc085b9c9c0517a033e-5.8.0.conf
の記述は、以下のごとくです。

title Fedora (5.8.0) 32 (Workstation Edition)
version 5.8.0
linux /boot/vmlinuz-5.8.0
initrd /boot/initramfs-5.8.0.img
options $kernelopts
grub_users $grub_users
grub_arg --unrestricted
grub_class kernel


便利になったのではないですかね。

マルチブートをgrub2でカバーするには、
$ sudo grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
の長ったらしいコマンドはまだ必要とは思いますが、
本体のカーネルは、/bootにカーネルが入れば、
勝手に料理してくれるというか、、、。

カスタムカーネルには、pt3を入れ、
moduleとして無事起動しましたが、fedoraのマルチメディア対応は、
相変わらずの不便さで辟易。rpmfusionのrepo対応とか、
しないと、vlcさえ入れられないですし、
google-chrome-stableだって、
repoを入れてインストールしないと、まともな状態に
ならないんです。超初心者の方だったら、とりあえず
fedoraは避けたほうが賢明ですね。

fedora32_pt3.jpg
tuneコマンドを使って、放送大学をテスト試聴。

ついでの話:
近頃のgnomeって、ウィンドウバーに最小化ボタンがないですね。
プルダウンメニューにもないです。となりのワークスペースへ
移すメニューもない。ドラッグするしかないようで。


posted by ブログ開設者 at 19:15| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

fedora32workstation(gnome)を新規インストール。BLSブートの追究をめざして。

どこかfedora32を入れるにふさわしい場所はないかな、
と1年間放ってあったhddを繋いでシステム更新しつつ
探していました。centos7(plasma)をシステム更新していて、
依存の関係で、更新できない114のパッケージが出て、
一応手は尽くしダメだったことにして、
同じパーティションに、fedora32を新規インストールしました。

で、どうだったか、というと、予想と違っていました。
/bootには、カーネルがあります。
でも、BLSでブートしているのか、よく判りません。
/boot/grub2/grub.cfgの記述もちゃんとしていますね。

/etc/default/grubには、
GRUB_ENABLE_BLSCFG=true
となっていますから、やっぱりBLSで、ですかね。
ただ、アップグレードしたfedora32には存在した、
/boot以下に長〜いidが名前のフォルダはないし、
その中にあったバージョンごとのフォルダ、
さらにその中にあった素名前のカーネルもなく、
/bootの中にこれまでどおりバージョン番号付きの
名前のカーネルが存在しているだけですね。
いったいこの新規インストールのfedora32は、
BLSかgrub2のどちらで起動しているのでしょうか。

アップグレードでfedora32にしたときは、
はっきりBLSになったようでした。でも、
アップグレード途上で「ブートローダーはどうする?」などの
お問い合わせはなかったように記憶しています。

私のは、レアケースだったんですかね。

ちなみに、BLSにしたり、 grub2 に戻したりは、
できるらしいですね。やり方は、まだ解りません。

fedora_boot_system.jpg

上のターミナル表示のように、/boot/loader/entrries/.....confの
記述方法がアップグレードfedora32とは違っています。

これなら、まあ普通かな、と思えます。
カスタムカーネルでも、起動させられそうです。

これから、少しずつ理解を深めていきます。


fedora32の新規インストールでは、
ブートローダーをどこに入れるか、問い合わせがない
(インストールパーティションが確定したときに、
下に小く出たのを見逃した可能性もあるかもの)まま、
インストールボタンをクリックしましたら、
ファイル類のインストールが終了したあと何の断りもなく
mbrにブートローダーがインストールされてしまいました。
mbmとともに、os選択画面の名前の記憶も失われました。

今回は、あらかじめos選択画面の写真をスマホで撮っておき、
用心していましたので、すぐmbmをmbrにインストールしなおして、
修復することができました。そのまえに立ち上げた
fedora32から、/dev/sda1へ向かってgrub2の
ローダーインストールをしたのは言うまでもありません。


このあと、久しくカーネルビルドをやっていないので、
この環境で、作成したカスタムカーネルが無事に起動するかを
実験して確かめてみたいと思います。fedoraの
デフォルトカーネルは、pt3のドライバ(dvb)は含まれていない
ってこともありますしね。※大物ディストロでは、
solusのカーネルにも含まれていないですよ。


posted by ブログ開設者 at 16:31| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

archbang-beta-0808-x86_64.iso

お知らせだけで、確かめていません。

abinstallでブートローダーにsyslinuxを
選択したユーザーから
知らせがあり、不具合があったみたいです。
/bootの中がなんと空とか。

issueのカバーリングだけで、
0708からの内容変更はない、と見られます。


posted by ブログ開設者 at 12:11| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お詫びと訂正。周波数帯の変更はなし、でした。

私は、pcをpcケースに入れていない、まな板運用、
以前に私は裸運用といっていましたが、そのようにしてます。
まな板運用専用の止め板などの取り付けられた商品も
販売されているようですが、使っていません。
雑誌を5冊ほど重ねて、マザーボードに同梱の
スポンジシートを1枚敷いて、その上に
マザーボードを載せているだけの状態です。

マザーボードの取り付けは、カードを挟むスロットの圧と
地球の重力で保持されているだけです。
接点の幅が2cmあるかないかの、
pci-express1の場合、マザーボード背面側のusbスロットなどに
挿してあるusbケーブルを抜いたり挿したりしているうちに、
マザーボードがずれ動いて、pciカードの挿さり具合が
影響を受けることもありえます。ネジ止めなしですから。

椅子に着座したじぶんから見て、斜めに見える
マザーボード上の、pciカードの上端が
マザーボードに対して水平をなしているかを、
常々気にするようにしておりますが、pt3の利用に必要な
usb接続のカードリーダーのランプが点滅していれば、
pciカードの認識も問題ないであろう、ということもあります。
カードの上端が水平からずれていそうだな、と気づきつつも
直さず使っていました。

で、きのう、久しぶりの受信を試みて、
アララ、となったわけですが、その時は、水平でないとの
認識は忘却の彼方に行っており(ここがトシですね!)、
今朝のいまに至るまで、思い出せませんでした。
電源を切った状態で、しっかり挿し直しました。

何年か前、総務省による周波数帯変更時に
再度ツールでスキャンして設定しなおしたtuneコマンドのままで、
衛星局、地上波局の受信とも、全面okでした。

昨夜の心理としては、テスト受信用のtuneコマンドで、
受信状態は問題ない表示なのに、
vlcで一部の放送局がなぜか映らない。
へんだなと思いつつ、総務省による再度の
周波数帯変更を疑いました。
$ ls -ls /dev/dvb*
を実行することにも思いが行かなかったです。

結論としては、pciカードの挿さり具合によっては、
一部の放送局だけ受信でき、いくつかの放送局の
放送が受信できない、ということも起こり得る
ということです。なんだか、アナログ感覚な症状ですね。

じつは、初めてではありません。以前の投稿を
確認していませんが、2度目です。
1度目は、pt2において、であったかもしれません。
旧来のpciスロットで、あんなに接点が長いんですけどね。

ということで、昨夜のpt3受信の具合の悪さにつきまして、
周波数帯が変更されたのではないか、というのは誤報でした。
謹んでお詫び申し上げます。
周波数帯の変更はない模様です。

pcのまな板運用は、便利さ快適さ極まりないですが、
こういう失敗は大いにありえます。
みなさんも、なさるなら、どこかお気をつけて。


posted by ブログ開設者 at 11:54| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする