作成しました。つまり、出し入れ自由の
rpmパッケージにはしていません。
できたカーネルをsudo make install しただけです。
あゝ、それだけなのに! それだけなのに!
新しいカーネルで、システム起動する状態に
なってしまったのでした。
こういう不思議は、大好きですね。

で、なにが起こったかというと、
/bootに、vmlinuz-5.8.0 initramfs-5.8.0.img System.map-5.8.0
の3つが入るのは当然としても、/boot/loader/entriesに、
01b5560baec64cc085b9c9c0517a033e-5.8.0.conf
が生成されるのでした。システムを再起動すると、
選択画面にちゃんと5.8.0のカーネルはリストに入っています。
選択したら、ちゃんとシステムは起動しました。
わかってきたのは、LBSとgrub2は連携している機能
のようだ、ということですね。
/boot/grub2/grub.cfgには、os-proberで
拾った各ディストロの軌道記述がずらっとあります。
pbrには、あとからgrub2-installしたので、
grub2のブートローダーが入っています。
BLSは、/boot内のことだけ
分担担当するということですかね。
ちなみに、/boot/loader/entries内に自動で生成された
01b5560baec64cc085b9c9c0517a033e-5.8.0.conf
の記述は、以下のごとくです。
title Fedora (5.8.0) 32 (Workstation Edition)
version 5.8.0
linux /boot/vmlinuz-5.8.0
initrd /boot/initramfs-5.8.0.img
options $kernelopts
grub_users $grub_users
grub_arg --unrestricted
grub_class kernel
便利になったのではないですかね。
マルチブートをgrub2でカバーするには、
$ sudo grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
の長ったらしいコマンドはまだ必要とは思いますが、
本体のカーネルは、/bootにカーネルが入れば、
勝手に料理してくれるというか、、、。
カスタムカーネルには、pt3を入れ、
moduleとして無事起動しましたが、fedoraのマルチメディア対応は、
相変わらずの不便さで辟易。rpmfusionのrepo対応とか、
しないと、vlcさえ入れられないですし、
google-chrome-stableだって、
repoを入れてインストールしないと、まともな状態に
ならないんです。超初心者の方だったら、とりあえず
fedoraは避けたほうが賢明ですね。

tuneコマンドを使って、放送大学をテスト試聴。
ついでの話:
近頃のgnomeって、ウィンドウバーに最小化ボタンがないですね。
プルダウンメニューにもないです。となりのワークスペースへ
移すメニューもない。ドラッグするしかないようで。