本体から起動できました、となりのトトロにお願いしなくても。
/boot/loader/entries/以下にあるconfファイルの
記述をちょっと変えてみました。一例ですが、、、
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title Fedora 31 (5.7.11)
version 5.7.11-100.fc31.x86_64
machine-id
b88dd769202e4b7da80ecfb198feee57options root=UUID=e6407efa-f0ee-4e90-803d-208cdb4aa44e rw
linux
/boot/b88dd769202e4b7da80ecfb198feee57/5.7.11-100.fc31.x86_64/linux
initrd
/boot/b88dd769202e4b7da80ecfb198feee57/5.7.11-100.fc31.x86_64/initrd
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options root=の値、/dev/sda8から、UUIDに。
linux & initrdの値、/bootを前に付けて、linux的フルパスに。
これをやって、/boot以下にある長ったらしいid番号のフォルダ内、
各カーネルバージョン番号ホルダ以下の
カーネル本体を呼び起こすことはできました。
最初見つけたときは、こいつはなんだ、と思ったぐらいでした。
名前は、単に、「linux」と「initrd」なので。
ただ、なぜかカーネルバージョンによって、
kernel panicを来たし、boot後すぐに止まります。
上の記述例と同じ5.7.11ですが、こちらはf32のカーネル。

f32にグレードアップしてから入れたカーネルが
2つありますが、同じ状況です。止まる理由は判りません。
grub2のos-proberで、initrd行に、microcodeのimgファイルだけ
拾って、initramfs.imgを拾わないときに起こる
kernel panic(arch系)とよく似た表示ですかね。
f32に上げても残っていたf31のオフィシャルのパッケージカーネルと、
自前のカスタムpt3対応用カーネルは、この方法でbootできています。
f32に、もうひうひとう5.3.7というカーネルもありますが、
こちらは、やはりkernel panicになります。
何度見比べても、設定のしぞこないはないです。
ビルドした(された)環境の違いぐらいしか思いつかないですね。
kernel panicになっても、はっきりしたのは、
システム間の意思疎通は確率されたことにはなります。
本来は、パスに、/bbotは要らないことになっています。
なぜ必要なのか、不思議です。システム変更を
跨ぐfedoraバージョンアップグレードで
あったからこその不具合かも。
ひとつ、面白かったのが、なぜか、4つあるカーネルの
うちの1つconfファイル内のUUIDが間違っていて、となりの
パーティションのそれになっていました。
間違っているのはそこだけ、なんですけど、
fedora32から、archbangが立ち上がって、たまげました。
osにカーネルが1つしかなく、UUIDが指定するパーティションの
/boot以下にカーネル本体があれば、平気でbootしちゃう、
ということですね。このブート法は、
通称BLSって云うらしいですけど、
その実態はまだまったくもって解りません。
systemd-bootと似ていますけれど、systemd-bootは、
uefi専用のようで、当該ドライブでは、
mbrにあるmbmからpbrにあるgrub2の
チェーンでブートしています。というか、そのはずです。
少なくとも同じドライブ(hdd)に在るほかのディストロは、
それでbootできています。
今回も、pbrにgrub2のつもりでやっていましたから、
$ sudo grub2-install --force /dev/sda8を実行しています、つまり、パーティションのアタマに向かって
ブートローダーを入れました。
実行結果がいつもとちょっと違うかなとは思っていましたが、
ローダーが入らずに弾かれたのか、といっても、
ずっとそれで起動していたfedoraをアップグレードして
f32までもってきたわけですから、たぶん、pbrには、grub2が
入っているんでしょう。BLSと連携できる仕組みが
あるようなんですよね。
linuxを始めたきっかけは、WindowsXPを使っていて、
マイクロソフトからいちいち事あるごとに
つっこんでくるご託宣が気に入らず、
ためしにubuntuの8だったか9を
同じドライブに別パーティションを作成し、
インストールしてひと通りいじったあと、
ubuntuを外して元に戻そうとした時、windowsXPを
起動できなくしてしまったことでした。
いまから考えれば、修復できたんですけど、、、
いわば敵討ちで、linuxを始め、
特にbootの仕組みには拘ってきました。
linuxのほかの要素よりは、執念をもっています。
といっても、科学技術的に理解しているわけ
ではないですけどねっ! 解ったことがあれば、
引き続き投稿していきたいと思います。