2020年08月07日

カーネルパッケージをインストールしても、/boot以下にカーネルが入らない。彷徨わされるfedora

じつは、以前にも起こって、何が起こったか、解らないままでした。
きょうまた別のfedoraで起こって、投稿する気になりました。

今回のケースは、intel環境に戻って巡回システム更新していて、
feodra27workstationでインストールしてあったのを、
31まで持ってきて、rawhideにしようとして上手くいかずの
放置物件です。

またなんとかrawhideにしようとしましたが、
だめで、完全な状態の31に戻そうとして、まあ上手くいった
ようだったんですけど、dnf autoremoveを実行したら、
最新のカーネルが抜けちゃって(ほかにもっと新しいのが
入ったんだろうと勘違い)、pt3対応用にじぶんでビルドした
カーネルしか残っていず、起動しなくなって、近隣のarchbangから
arch-chrootして、grub-mkconfigをしても、じぶんでビルドした
カーネルを捉えられない。archbangからos-proberを
働かせてgrub-mkconfigを実行すると、どうにか、
じまえのカーネルは、捉えて、archbang経由では、
32に上げたfedoraを起動できるようになりました。

いちばんわからないのは、dnf installで
入れたカーネルがなぜ/boot以下に入らないのかです。
ターミナルの表示を見る限り、正常インストールできた
ようなのです。dnfは、インストールされたものとして、
reinstallコマンドを使わない限り、再インストールできない
状態です。さっぱりわからん。

二度とも、初期インストールのままでなく、
アップグレードしてきたfedoraで起こっている
ってことですが。findコマンドかけても、
入れたはずのカーネルは、どこにもないです。

linuxの仕組み自体が
変わったのを私が知らないだけなんですかね。

いろいろ手当しているうちに、fedora32の
isoをdvd-rに焼きました。どこかのパーティションを潰して、
処女インストールしてどうなっているか、確認するしか、
解決に近づく方法はないようです。

あと、ブートローダーが他にもあって、
/bootにloader/entriesと
extlinux(syslinux)のフォルダがありますね。
ちゃんぽんになっているのかな。
それにしても、/bootにカーネルが入らないって
ありえないですよね。

下のスクリーンショットは、
右側のターミナルでカーネルインストール完了。
左横に開いたpcmanfmの/boot階層に見えるカーネルは、
じぶんでビルドしたものだけ。
fedora32_kenel_issue-2.jpg


↓  ↓  ↓  ↓
大きな変化があったらしいです。f30かららしいです。
かなり勉強しないと解らないみたいです。
パッケージでカーネルを入れる場合、
vmlinuzとかinitramfs.imgやinitrd.imgとか
ないみたいなんですよね。
いまのところ、grub2-mkconfigでは、
起動カーネルを画面は出ても、起動しないですね。
/boot/loader/entries/b88dd769202e5b7da80ecfb198feee57-5.1.0-rc6.conf
を見て起動するみたいですが、これ自体は単なるテキストファイルで、
開くと、

title Fedora 32 (Workstation Edition)
version 5.7.11-200.fc32.x86_64
machine-id b88dd769202e4b7da80ecfb198feee57
options root=/dev/sda8
linux /b88dd769202e4b7da80ecfb198feee57/5.7.11-200.fc32.x86_64/linux
initrd /b88dd769202e4b7da80ecfb198feee57/5.7.11-200.fc32.x86_64/initrd


カーネルの実体は、どこにいっちゃったのか。
下記にいろいろ書いてあります。
https://systemd.io/BOOT_LOADER_SPECIFICATION/

もうひとつ。日本語で、
https://kernhack.hatenablog.com/entry/2019/04/09/233227

ぜーんぜん知りませんでした。こういう動き。

カーネルをカスタマイズする人は、
ビルドしてからの設定で、かなり影響を受けるでしょうね。

勉強しまーす。でも本音を云えば、
fedoraだけでやっといてもらいたいですね。
動きが拡大しないでほしい。


posted by ブログ開設者 at 21:46| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ubuntu本家16.04ltsを18.04ltsにアップグレード。リアルインストールもの

hddを取り替えて別の一台を取り付け、
そのドライブに入っている8つの
ディストロをシステム更新しました。
ubuntu付帯のguiの「ソフトウェアの更新」を
使ってやりました。

内訳は、archbangが5つ、あと、先に投稿したfedora28->30と、
siduction(debian unstable、休眠中)とこのubuntu16.04ltsでした。
efi + gptのディスクで、各ディストロのブート管理をさせたいのは、
このubuntuです。なんでか、というと、ubuntuは、
grubが更新されるとき、ブートローダーをインストールしなおす
悪いくせがあり、平気で大政奉還させます。
だったら、最初からお前が天皇をやってろってことでした。
たしか、mintもやってくれちゃいますね。

バージョンアップグレード中に起こったことは、エラーが3回ぐらい出て、
そのうち2回は終わるまでになんとかなったようでしたが、
systemd-shimのインストールが上手く行かず、
アップグレードの画面が閉じた後、
$ sudo mv /usr/share/dbus-1/system-services/org.freedesktop.systemd1.service /usr/share/dbus-1/system-services/org.freedesktop.systemd1.service.bak
$ sudo apt upgrade

というようなことをすることで、インストール操作としては、
完了できたようでした。不完全に見えたら、安易には
再起動しないことですよ、みなさん。

$ systemctl
のコマンド実行では、cgmanager.serviceで、 loaded failed failed
なっています。以下のようにすると、出なくなりました。

$ sudo systemctl stop cgmanager.service
$ sudo systemctl disable cgmanager.service
$ sudo apt-get purge upstart libcgmanager0 cgmanager
$ sudo reboot


当然、cgmanager.serviceは動いていません。
検索すると、「シンプルな D-Bus API を通して
全ての cgroup を管理するdaemon」などと出てきます。
あんまりじぶんには関係なさそうです。

起動のたびに、ubuntuのお馴染みの表示が出ます。
起動後一回のみ。
error_appear.jpg

いまのところ、フリーズすることなく、
快適に動いています。

カーネルは、たぶんじぶんでそうなるように
選択したんでしょう。
4.15.0-112-generic で、
16.04ltsのときのままです。

synapticで使えるカーネルを調べてみると、
上位バージョンでは、5.4.0-42-genericまで
リスティングされます。

デスクトップがどうなるかな、と思っていましたが、
16.04ltsまでデフォルトとして君臨していたUnityは、残りました。
gnomeと併存する形になったので、
全体として、かなり重くなりました。使用容量は、13gbほどです。
空き容量も13gb。この辺りをインストールしていたころは、
1ディストロ当たりのパーティションに25gbぐらい
割り当てていたみたいです。

ubuntu16lts_18lts.jpg

判官贔屓して、Unityで使っていこうかと。

アップグレード時は、問い合わせには、何も読まないで、
保持! 保持! 保持! と選択していきました。
設定が壊れた感じは、いまのところしないです。

ターミナルのプロンプトに出る「ab13」の13が気になって、
logファイルを観ましたら、ubuntu13の秋バージョンが
このubuntuの始まりであることがわかりました。
たぶん、13.10->14.04lts->16.04ltsと来ていた
と思われます。つまり、今回アップグレードしたのは、
新規にクリーンインストールした
16.04ltsではなかった、ということです。
いろいろ症状が出たとしても、不思議ではないですね。


posted by ブログ開設者 at 02:17| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする