自己紹介では、creator,hiker,minimalistとあり、
アメリカ人でもまともな人もいるんだな、という印象。
二十代中頃かな。
アラスカやアイスランドなど、北系の自然豊かなところを
ハイキング(散策)するじぶんを動画にしています。
今と違う気分になりたい人には、いいんじゃないですかね。
じぶんは、西洋信奉者ではないけれど、
おフランスでは何々ざあますわよ、の世界観の
影響下で育ったのは隠しようのない事実です。
それを割り引いても、とんがり方では、
日本の若者の一歩も二歩も先を行っている
感じは未だにします。lineでつながっていなければ、
孤立するんじゃないか、と心配している感性からは生まれっこない
発想の動画です。
テクニカルなことを言えば、据え置いたカメラで
靴を脱ぎ、川を渡るじぶんを後ろから撮っている場合など、
渡り終えてか、渡っている途中で引き返し、
カメラを取りに行くんでしょうね。だから、ハイキングで歩く
距離よりだいぶ多く歩いていることになりますね。100マイル歩く
こともあるようだから160km、そんなことをしながら
動画のもとを撮っているってことですね。
ハイキング中は、終始無言、音楽が流れているだけで、
動画の終わり(編集後)に、いろいろ喋っています。
minimalistといっても、火起こし棒で火を起こすわけじゃないです。
装備は一貫してハイテク。電源維持は、携帯できるソーラーパネル。
日本発の自撮り棒や、ドローンも使って撮影しています。操縦も上手い。
テントはすごく携帯性の高いものを使っていますね。
景色もきれいだけど、細々やることを見ていると楽しいです。
10年後、この若者がどういう心境に到達しているか
見てみたいけれど、こちらの寿命がもちません。
でも楽しみではありますね。
youtubeは、歯止めのまったくかからない広告等、
負の部分も多いですが、これは、正の部分であることに、違いなし。
