opensuseを久しぶりにインストールしてみました(仮想環境)。
Tumbleweedというのは、ご存知の方も多いでしょうが、
ローリングリリースを意味しています。debian的にいえばtesiting
ってところ。リリースの切れ目がないから、5月28日時点の
最新パッケージ構成によるスナップショットということだと思います。
isoが4.2gbと重いので、dvd-rに焼いて外へ出しました。
それでvirtualboxで、efi起動しましたら、efiのshell画面になって
Shell>fs0:エンター押す
Shell/fs0:/>cd EFI/BOOT/エンター押す
Shell/fs0:/EFI/BOOT/>grub.efi エンター押す
てなことで、起動したんだったと思います。
(間違っていたらすみません)
grubらしきブートローダーによる選択画面が出て、live起動で
デスクトップは出ないようで、installを選択。
それなりに設定していって、デスクトップの選択画面が出ました。
icewmが使えそうだったのでそのようにするつもりでしたが、
選択画面にicewmはなく、「汎用デスクトップ」を選択しました。
しばらくpcを離れてあっちに行って帰ってきたら、
デスクトップがすでに出ていました。なんと、icewmです。
ファイルのhddへのコピーにかかる時間は、長いです。20分ぐらい?
(再起動操作をじぶんでしたか、ちょっと記憶が曖昧です)
opensuseには、zypperというパッケージの管理コマンドがありますが、
使うことを推奨しているのが、各種設定、ソフトのインストール、
なんでもこれ一つでやってしまえ、というYaSTというツール。
それを使うまでもなく、ほとんどのことが設定済みで立ち上がっていました。
日本語入力は、ibus-mozcでインストールされていましたが、
fcitx-mozc関連のパッケージもそろっていました。
fcitxが使いたいというより、mozcを使いたいに近いので、
そのままにしています。
4大ツールは、firefoxだけ入っており、lxterminal、leafpad、
pcmanfmは、追加しました。xdg-user-dirsが入っていず、
ユーザーディレクトリが閑散としていました。
インストールして、xdg-user-dirs-updateを実行しました。
日本語入力は、パネルにあるアプレットをクリックし、
入力モードで「直接入力」になっているのを「ひらがな」に
変更しないと日本語が打てるようにならないのは、
gnomeでよくある状況と同じ。
virtualbox-guest-tools、virtualbox-guest-x11を
インストールすれば、guest additionsをインストールした
のと同じ状態になりました。共有フォルダを成立させるには、
virtualboxの共有フォルダの設定だけでなく、
$ sudo gpasswd -a USERNAME vboxsf
$ sudo reboot
通常、設定の必要な VBoxClient-allコマンドの
自動起動設定は、パッケージインストール時にやってくれているようです。
動画は、回線の状況もあるんでしょうが、とても動きがいいです。
動画は、icewmがもっともいい、といまのところ感じています。
ディストリビューションの真価は、軽量デスクトップを
載せて使ってみると、わかるんじゃないかな、なんて
思っています。アタマでっかちのものを載せていては、
システムの真価は、判らないというか、出ないのかも、。
いままで、gnomeの重いデスクトップでしか、
opensuse系はやったことがなかったです。
opensuseの違った側面が見えてきそうです。
カーネルは、5.6.14-1-default。
↓ ↓ ↓ ↓
公式repoからvolumeiconがインストールできず、
じゃあ、ってことで、pavucontrolをインストール。
必然、pulseaudio関連もインストールされました。
リブート、動作確認後、シャットダウンしたりして、
また起動したとき、icewmが立ち上がらなくなりました。
インストーラーisoの入ったdvd−rを入れて
起動すると、icewmが起動するときもあり、YaSTを
使って、pulseaudioの名前でつられて
でてきた、pavucontrolほかのパッケージを削除しました。
状況が正常化したので、pavucontrol、pulseaudioが
悪さをした可能性はある、かもしれません。
↓ ↓ ↓ ↓
あれれ、治ったとは言えませんでした。またなりました。
いっぺんシームレスモードにしてフルスクリーンに
戻すと、デスクトップを表示したりします。デスクトップが出た状態で
再起動するぶんには複数回問題ないですが、シャットダウンしたり、
virtualboxを終了し再起動してからopensuse-tumbleweedを
起動すると、なりますね。なったら、シームレスモードにし、フルスクリーンに
戻すと、デスクトップは出ています。傷もちになちゃったですね。
設定は、オートログインです。ツールは、たぶんlightdm。
あるものだけで、カスタマイズしました。壁紙は、
ウィンドウの下はなにもない、サイドの模様だけです。
テーマは、デフォルトで10ほど。icewmには、
themesパッケージがあったと思います。
もっと多くの中から選ぶことも可能なはずです。
パネルはまあこんなものでしょうけど、
使っているテーマは、Infadel2のOverloadedです。
これは、artix-s6のicewmでも使っています。
ウィンドウのタイトルバーが丸っこくてちょっと変わっています。
パネルの時間の丁寧すぎる表示は、
コロンで区切るだけの簡略化したものにできます。
表示の上での右クリックメニューで。