ホストsparkylinuxのvirtualbox-6.1.2上で、
archbang-winter時のがarchbangが、
ホスト⇔ゲスト間のコピペも含め、問題なく
動作していて、arch系の動作状況を
いくらか幅を拡げて調べてみたくなりました。
われながらご苦労なことに、
manjaroをリアルインストールし、
そこにvirtualboxホストをインストールし、
立ち上げて、archbang-spring-betaを
インストールしました。
結論から言いますと、archbang上archbangゲスト
のときの状況は、よく似ていて、
ホスト⇔ゲスト間のコピペがやっぱりできるように
できないです、私の能力では。
いろいろ組み合わせはやりましたが、
もっともマシに動いているいまの状況は、
ホストのmanjaroのカーネルが、
linux419(4.19のこと)、linux419-headers。
virtualboxホストのバージョンが、6.1.4-2。
モジュールが、linux419-virtualbox-host-modules-6.1.4-2
エクステンションパックがvirtualbox-ext-oracleで6.1.4-1。
ゲストのarchbangのカーネルが、
linux-zen-5.5.6-zen1-1
linux-zen-headers-5.5.6.zen1-1。
virtualboxのゲストパッケージは、
virtualbox-guest-utils-6.1.4-2
virtualbox-guest-dkms-6.1.4-2
アディションズが、
VBoxGuestAdditions_6.1.4.iso
うんざりするほどに、構成部品が多いです。
ホストmanjaroのカーネルは、成り行きで、
4.19を使っていますが、manjaroインストール後の
デフォルトカーネルのlinux54(5.4)でも
大丈夫かもしれません。
真似てトライする奇特な方もいらっしゃらないでしょうが、
注意点を云えば、、、
ホストmanjaroでのextension packのインストールは、
virtualbox本家のサイトから落としてきたpackでは、
なぜか、パスワードが通らず、インストールできません。
aurから、virtualbox-ext-oracleのスナップショットを
落としてきて、ビルドしてインストールしました。

「表示」プルダウンの各項目は、すべてグレー表示を脱しましたが、
ホスト⇔ゲスト間のコピペは、できません。
ファイルのドラッグ&ドロップも、できません。
manjaroをホストにするのと、archlinuxをそうするのとでは、
いくらか違いはありました。一例を挙げれば、
manjaroのほう、
ホストで動かしうるsystemdのサービスは、
vboxweb.serviceだけのようです。
どういう用途があるのでしょうかね。
あと、manjaroでよかったのは、grub-mkconfigで、
os-proberが、/bootに amd-ucode.imgが
存在しても、initramfs-linux.imgを見落とさなく
なっていました。
initrd /boot/amd-ucode.img のようになってしまっていたのが、
initrd /boot/amd-ucode.img /boot/initramfs-linux.imgというふうに、initramfsのイメージもちゃんと
grub.cfgに記述されるように、なっています。
archbangからもgrub-mkconfigを
やってみてmanjaroが起動できないと、
全面的にokになったとは云えないですね。
でも、manjaroが独自努力でそんなところまで
カバーするとも思えないので、たぶん、、、
↓ ↓ ↓ ↓
archbangのほうを調べてみたら、治っていない!!
grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfgした結果の
manjaroのところ、、、

os-proberのバージョンは、双方共に、1.77-1で同じ。
os-proberはos-proberで、独自のプロジェクトが
あるんでしょうに。なぜ違いがあるのか。
arch系のinitramfsの文字列を見つけたら、探すように
促すスクリプトを用意したとか?
まさか、os-proberになんらかの設定ファイルが
あるんじゃないでしょうねえ。
このままでは、archbangのgrubから、
manjaroを起動しようとすると、カーネルパニックの
表示が出て起動しません。grub.cfgの
ucode.imgの後ろに、半角空けて
/boot/initramfs-4.19-x86_64.img
とか追記すれば、何事もなかったがごとく起動するのですが、
知らなかったときは、grub-mkconfigを実行した結果、
再起動したら、ブラック画面に白字のみ。
ええ!ってパニックになりました。
でも、どうやって記入漏れが生じないようにしたんだろう?
ちなみに、grub-mkconfigのとき、実行した
当のlinuxディストリビューションは、
inte-ucode.imgないしamd-ucode.imgが存在したとしても、
initramfs.imgは拾われ、起動しなくなる心配はないです。
"じぶん"は、os-proberではなく、
grubそのものの受け持ちなんだと思います。
ついでながら、manajaro-xfce-19.0でのfcitx-mozcの設定は、
~/.profileに
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=ximがよろしいようです。これで、日本語入力できます。