2020年02月29日

conkyな小咄。デスクトップ環境:openbox


熊五郎 「あっしは、terminalの透過設定が、
うまくいき歓びついでに、デスクトップ上、
幅を利かせてるconky表示の上でも
右クリックのメニューが出ねえもんかとねえ。
~/.config/conky/conky.confで、
own_window = false,
をやってみたんでえ。
そ、そしたら、いきなりデスクトップ上で、
ウィンドウのタイトルバーは消し飛ぶは、
メニューが点いたり消えたり、
まるで愛宕山のホタルみたいになりやがって、
なーんにも操作できなくなっちまってさ。
いや、びっくりしたねえ。」

八五郎 「え、なにかい、俺をかつごうってのかい。
その手は桑名の焼きハマグリだ。
設定文書のたった1行をいじったぐらいで、
文明の利器様が壊れるわけ、ねえだろが!
からかうのも程々にしろ。
おぅ、おれは確かに学はねえ。
でもな、職人として磨きに磨きをかけてきた
カンってものがあるんだ。自信、あるぜ。
こ、わ、れ、な、いっ!

おれの利器様で、証明してやる。
勝負だ。こうだったよな。ほら、、、
あ、あ、、あ、、、あ、、、、あーーっ!

何を賭けるか、決めてなかったよな。」

(注)治すには、レスキューメディアなどから
   設定を戻す必要がある。
   ターミナルの透過設定には、
   xcompmgr -o 8などの
   スタート設定が必要。
   xcompmgrの透過設定は、conkyの
   own_window = false,の設定とは、
   完全にコンフリクトする。

conflict1_2020-02-29_23-12-00.jpg
上手くスクリーショットできませんでした。
タイトルバーが吹き飛ぶことも、タイトルバーに
巻き上げたような状態にもなります。
マウスを右クリックすると、そういう状態が
チカチカっと出ては消えます。PCの操作は一切できなく
なりますので、お気をつけて。

conky_ownwindow_false_2020-02-29_23-27-54.jpg
own_window = false,の設定は、必ずしも
conky表示上で、右クリックメニューが
使えるようになるわけではないです。openboxの場合、
できたりする、ということで。


posted by ブログ開設者 at 23:50| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

archbang-spring-beta-2602-x86_64。virtualbox-6.1.4 / manjaro-xfce-19.0-200224-linux54

ホストsparkylinuxのvirtualbox-6.1.2上で、
archbang-winter時のがarchbangが、
ホスト⇔ゲスト間のコピペも含め、問題なく
動作していて、arch系の動作状況を
いくらか幅を拡げて調べてみたくなりました。

われながらご苦労なことに、
manjaroをリアルインストールし、
そこにvirtualboxホストをインストールし、
立ち上げて、archbang-spring-betaを
インストールしました。

結論から言いますと、archbang上archbangゲスト
のときの状況は、よく似ていて、
ホスト⇔ゲスト間のコピペがやっぱりできるように
できないです、私の能力では。

いろいろ組み合わせはやりましたが、
もっともマシに動いているいまの状況は、
ホストのmanjaroのカーネルが、
linux419(4.19のこと)、linux419-headers。
virtualboxホストのバージョンが、6.1.4-2。
モジュールが、linux419-virtualbox-host-modules-6.1.4-2
エクステンションパックがvirtualbox-ext-oracleで6.1.4-1。

ゲストのarchbangのカーネルが、
linux-zen-5.5.6-zen1-1
linux-zen-headers-5.5.6.zen1-1。
virtualboxのゲストパッケージは、
virtualbox-guest-utils-6.1.4-2
virtualbox-guest-dkms-6.1.4-2
アディションズが、
VBoxGuestAdditions_6.1.4.iso

うんざりするほどに、構成部品が多いです。

ホストmanjaroのカーネルは、成り行きで、
4.19を使っていますが、manjaroインストール後の
デフォルトカーネルのlinux54(5.4)でも
大丈夫かもしれません。

真似てトライする奇特な方もいらっしゃらないでしょうが、
注意点を云えば、、、
ホストmanjaroでのextension packのインストールは、
virtualbox本家のサイトから落としてきたpackでは、
なぜか、パスワードが通らず、インストールできません。
aurから、virtualbox-ext-oracleのスナップショットを
落としてきて、ビルドしてインストールしました。

virtualbox_manjaro_2020-02-29_18-06-26.jpg

「表示」プルダウンの各項目は、すべてグレー表示を脱しましたが、
ホスト⇔ゲスト間のコピペは、できません。
ファイルのドラッグ&ドロップも、できません。

manjaroをホストにするのと、archlinuxをそうするのとでは、
いくらか違いはありました。一例を挙げれば、
manjaroのほう、
ホストで動かしうるsystemdのサービスは、
vboxweb.serviceだけのようです。
どういう用途があるのでしょうかね。

あと、manjaroでよかったのは、grub-mkconfigで、
os-proberが、/bootに amd-ucode.imgが
存在しても、initramfs-linux.imgを見落とさなく
なっていました。

initrd /boot/amd-ucode.img

のようになってしまっていたのが、

initrd /boot/amd-ucode.img  /boot/initramfs-linux.img

というふうに、initramfsのイメージもちゃんと
grub.cfgに記述されるように、なっています。

archbangからもgrub-mkconfigを
やってみてmanjaroが起動できないと、
全面的にokになったとは云えないですね。
でも、manjaroが独自努力でそんなところまで
カバーするとも思えないので、たぶん、、、

↓  ↓  ↓  ↓
archbangのほうを調べてみたら、治っていない!!
grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfgした結果の
manjaroのところ、、、
ob-prober_faild_2020-02-29_18-56-38.jpg

os-proberのバージョンは、双方共に、1.77-1で同じ。
os-proberはos-proberで、独自のプロジェクトが
あるんでしょうに。なぜ違いがあるのか。
arch系のinitramfsの文字列を見つけたら、探すように
促すスクリプトを用意したとか?
まさか、os-proberになんらかの設定ファイルが
あるんじゃないでしょうねえ。

このままでは、archbangのgrubから、
manjaroを起動しようとすると、カーネルパニックの
表示が出て起動しません。grub.cfgの
ucode.imgの後ろに、半角空けて
/boot/initramfs-4.19-x86_64.img
とか追記すれば、何事もなかったがごとく起動するのですが、

知らなかったときは、grub-mkconfigを実行した結果、
再起動したら、ブラック画面に白字のみ。
ええ!ってパニックになりました。

でも、どうやって記入漏れが生じないようにしたんだろう?
ちなみに、grub-mkconfigのとき、実行した
当のlinuxディストリビューションは、
inte-ucode.imgないしamd-ucode.imgが存在したとしても、
initramfs.imgは拾われ、起動しなくなる心配はないです。
"じぶん"は、os-proberではなく、
grubそのものの受け持ちなんだと思います。


ついでながら、manajaro-xfce-19.0でのfcitx-mozcの設定は、
~/.profileに
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=
xim
がよろしいようです。これで、日本語入力できます。


posted by ブログ開設者 at 18:50| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月28日

インストールしました、archbang-spring-beta-2602-x86_64。virtualbox-6.1.4 / archbang-winter-rc-1202-x86_64

archbangのホストに、ゲストとして
archbangのspringバージョンをインストールしました。

一昨日の夜、別のホストsparkylinuxのところへ行った折、
ついでにゲストのarchbangを更新。共有フォルダを
はじめ各機能が壊れた状態になり、ため息が出ましたが、

きのう、気を取り直し、新しいarchbangを使って、
こんどは、と意気込みました。

わかったことは、VBoxClient-allのコマンドが、効かないです、
少なくとも私の環境では。下記のエラーが出ます。

VBoxClient: error: More than one service specified! Only one, please.

だもので、言われた通りターミナルで
サービスをひとつひとつ起動しましたら、
言葉通り機能しましたね。ところが、
ターミナルでやった一度だけで、
VBoxClient --clipboard が効かなくなりました。
どーして?!

ゲストもホストも、virtualboxのバージョンは、
ぜんぶ、6.1.4です。ゲストのモジュールパッケージは、
デフォルトカーネル用の、virtualbox-guest-modules-archを
使って上手くいったのですが(カーネルは、
もちろん、5.5.6-arch1-1)。

~/.config/openbox/autostartのvirtualbox関係は、

( sleep 5 && VBoxClient --clipboard) &
( sleep 6 && VBoxClient --draganddrop) &
( sleep 7 && VBoxClient --seamless) &
( sleep 8 && VBoxClient --display) &


にしています。いろいろ改善策を試みましたが
だめです。いまは、カーネルが4.20.13-zen1-1-zenで、
モジュールは、dkmsのほう。

初期設定後の~/.config/openbox/autostartの様子。
ab2602autostart_2020-02-28_06-48-44.jpg
VBoxClientの各種実行は、丁寧に実行設定したんですけど、
結果は変わらないですね。
クリップボードの共有のみ効きません。
通常、ゲストは、additionsを入れるだけで
諸般上手くいったりするんですけど、
archlinuxは、ゲストパッケージがあり、
動かすsystemdサービスもあり、とても複雑怪奇です。

使った感じは、このところのarchbangと同じ。
インストールすると、オートログインは、外れていて
オートstartxはイキ。liveと同じ状態にするには、

$ sudo systemctl edit getty@tty1
[Service]
ExecStart=
ExecStart=-/usr/bin/agetty --autologin your_user_name --noclear %I $TERM


ab2602installed_2020-02-27_21-31-37.jpg

上は、カスタマイズ終了後です。
このデスクトップの作りは、気に入っています。
海の水平線が傾いているのがちょっとね。


posted by ブログ開設者 at 07:04| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする