ファイルマネージャー上、共有フォルダが
二重表示するのを、長く放置していたのですが、
ちょっと調べてみました。
archlinux本家系では、virtualboxの
systemd_serviceは、3つ在ありますね。
vboxadd.service
vboxadd-service.service
vboxservice.service
このうち動かす必要があるのが、
vboxadd.serviceとvboxservice.service
この2つがenableで、startしていると、
virtualboxは、基本、機能するようです。
私は使っていませんが、シームレスモードを使うんだったら、
openboxの場合では、
~/.config/openbox/autostartに
VBoxClient-all &
group加入は、vboxsfへの加入が必要です。
vboxadd-service.serviceも起動させると、
共有フォルダは、(ファイルマネージャーの
おそらく何を使っても)二重表示になると思います。

左の欄に、sf_share_folderが2つ見えます。
ファイルマネージャは、pcmanfmです。thunarでも
同じ状況になりました。
共有フォルダを司るのは、vboxservice.serviceで、
Guest Additionsをインストールしないと、
必要なモジュールである、vboxsfモジュールがロードしません。
(要らぬおせっかいモード)
Guest Additionsのインストールは、
virtualboxのツールバーの「デバイス」の
プルダウンメニューから。
インストールの前提として、archlinuxなら、
base-develが予めインストールされていることが
必要です。archbang等のインストールイメージが
ファイルマネージャー等にマウントされたままだと、
操作をしても、Guest Additionsがダウンロードされません。
ファイルマネージャーで
「ボリュームをマウント解除する」操作をしてから、
ツールバーの「デバイス」のプルダウンの一番下にある
「Guest Additions CDイメージを挿入」を
選択します。
vmwareにしろ、virtualboxにしろ、
この辺りの表記は適切とは云えませんねえ。
実際、やってることは、ダウンロードだと思います。
ダウンロードが成立すると、
ファイルマネージャーは自動でマウントしてくれます。
ダウンロード先(/media/*/VBox_GAs_5.2.18など)へ行って、
$ sudo ./VBoxLinuxAdditions.run
を実行すれば、インストールすることができます。
vmware-toolsでも、この辺りは似たような感じ。
共有フォルダは、使えたほうがやっぱり便利ですね。
usbメモリやじぶんメールで
ホストosからファイルを渡すよりは、早いです。
ブックマークファイル(html)などを入れておくと、
使い回しがとてもラクです。
役立たずに見えるvboxadd-service.serviceが
なぜ存在するのか、私にはいまのところ、不明です。
私の場合、ホストとゲストのバージョンのズレが原因かもしれませんが、
ゲスト上、ミニツールバーをいじったりすると、
ゲスト上で、キーボードが効かなくなることがあります。
これは、ずーっと以前から。マウスは使えるので、
フルスクリーン表示を解除したり、解除してまたフルスクリーンに
戻すことで、キーボードは復活します。