2019年05月27日

virtualboxのguest設定の整理。ゲストはarchlinux本家系(バージョン:6.0.8-2)/ ホストはxubuntu18.04lts(5.2.18-dfsg-2)

guestで運用している複数のarchbangで、
ファイルマネージャー上、共有フォルダが
二重表示するのを、長く放置していたのですが、
ちょっと調べてみました。

archlinux本家系では、virtualboxの
systemd_serviceは、3つ在ありますね。

vboxadd.service
vboxadd-service.service
vboxservice.service


このうち動かす必要があるのが、
vboxadd.servicevboxservice.service

この2つがenableで、startしていると、
virtualboxは、基本、機能するようです。

私は使っていませんが、シームレスモードを使うんだったら、
openboxの場合では、
~/.config/openbox/autostart
VBoxClient-all &

group加入は、vboxsfへの加入が必要です。

vboxadd-service.serviceも起動させると、
共有フォルダは、(ファイルマネージャーの
おそらく何を使っても)二重表示になると思います。

twin>folder_2019-05-27_16-19-16.jpg
左の欄に、sf_share_folderが2つ見えます。
ファイルマネージャは、pcmanfmです。thunarでも
同じ状況になりました。

共有フォルダを司るのは、vboxservice.serviceで、
Guest Additionsをインストールしないと、
必要なモジュールである、vboxsfモジュールがロードしません。

(要らぬおせっかいモード)
Guest Additionsのインストールは、
virtualboxのツールバーの「デバイス」の
プルダウンメニューから。
インストールの前提として、archlinuxなら、
base-develが予めインストールされていることが
必要です。archbang等のインストールイメージが
ファイルマネージャー等にマウントされたままだと、
操作をしても、Guest Additionsがダウンロードされません。
ファイルマネージャーで
「ボリュームをマウント解除する」操作をしてから、
ツールバーの「デバイス」のプルダウンの一番下にある
「Guest Additions CDイメージを挿入」を
選択します。

vmwareにしろ、virtualboxにしろ、
この辺りの表記は適切とは云えませんねえ。

実際、やってることは、ダウンロードだと思います。
ダウンロードが成立すると、
ファイルマネージャーは自動でマウントしてくれます。
ダウンロード先(/media/*/VBox_GAs_5.2.18など)へ行って、
$ sudo ./VBoxLinuxAdditions.run
を実行すれば、インストールすることができます。
vmware-toolsでも、この辺りは似たような感じ。

共有フォルダは、使えたほうがやっぱり便利ですね。
usbメモリやじぶんメールで
ホストosからファイルを渡すよりは、早いです。
ブックマークファイル(html)などを入れておくと、
使い回しがとてもラクです。

役立たずに見えるvboxadd-service.serviceが
なぜ存在するのか、私にはいまのところ、不明です。

私の場合、ホストとゲストのバージョンのズレが原因かもしれませんが、
ゲスト上、ミニツールバーをいじったりすると、
ゲスト上で、キーボードが効かなくなることがあります。
これは、ずーっと以前から。マウスは使えるので、
フルスクリーン表示を解除したり、解除してまたフルスクリーンに
戻すことで、キーボードは復活します。
posted by ブログ開設者 at 17:29| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする