2019年05月17日

obarun linuxという不可思議。linux探訪

obarunというlinuxがarch系で、systemd freeを旗印に
s6というinitの仕組みを使ってがんばっているらしい
という噂を目にし、vmwareで試してみました。

ハード環境は、linuxの巡回アップグレードを終え、
tb350-btc+ ryzen 3 2200gに戻っています。

最新のObarun_x86_64-2019-05-2.isoは、
デスクトップが出ないので、もうすこし前の
Obarun-JWM_x86_64-2019-04-2.isoで、
仮想環境にインストールし、いろいろ確かめよう
としたのですが、インストールがどうしても
上手くいきません。

obrun専用のターミナル上で動く
インストーラーが付帯しているのですが、
それを使ってインストール中に、
liveユーザーのobliveを削除して、
新規ユーザーを作成するはずの段になって、
エラーが出て、終了してしまいます。

インストールの難度は、archlinux本家程度で、
パーティション作成、フォーマットなどを
手動で済ませて、インストーラーを起動する
という手筈なのですが、上手くいきません。
書いてあるとおりにやっているつもりですが、、、。

liveじゃやっぱり、試用している気にもなれないです。
インストールできたいですが、スキルの足りなさが
壁、かべ、カベとなって襲いかかってきます。

obarun_livedesktop_2019-05-17_12-32-45.jpg
vmware workstation player-15.1でobarunを起動したところ。
デスクトップは、jwm。
liveのログイン時 
ユーザー名は、oblive。パスワードは、toor。


posted by ブログ開設者 at 12:44| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

logrotate.serviceスタート、failedの場合の、抜本的対策。このところのarchbang(systemd)

◆苦悩編…

archbang(systemd)では、
systemdのlogrotate.serviceのスタートに
失敗するバージョンが、このところ続いて出ています。

logrotate自体が解っていない私にとって、
そのfailed表示が見たくないだけでしかありませんでした。
前回は、 サービスを止めたら出なくなった
みたいな報告をしていました。超度の無責任さでした。

少し前進して、別な方法を見つけました。

$ sudo touch /var/log/{btmp,wtmp}

/var/logにあるべき2つのファイルがない
ために起こっているfailedってことが解って、
ない2つのファイルを人工的に存在させたら、どうなるか
やってみました。空ファイルを置きました。

logrotateは、logファイルの圧縮のタイミングを
見計らうようなことをするらしいサービスらしいですが、
なんか、よく解りません。

やってみて、とりあえずfailedはでなくなり、
splash表示自体も細かく出なくなりました。

カーネル行のオプションにある quietをdebugに変えて
起動し直したりしましたけど、速くてよく見えませんねえ。

$ systemctl
では、logrotateは、赤字になっていないです。
systemctl statusでも、

$ systemctl status logrotate
● logrotate.service - Rotate log files
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/logrotate.service; enabled; vendor p>
Active: inactive (dead) since Fri 2019-05-17 09:19:23 JST; 18min ago
Docs: man:logrotate(8)
man:logrotate.conf(5)
Process: 416 ExecStart=/usr/sbin/logrotate /etc/logrotate.conf (code=exited, status=0/SUCCESS)
Main PID: 416 (code=exited, status=0/SUCCESS)


Warning: Journal has been rotated since unit was started. Log output is incomplete or unavailable.

というような具合です。最終行が起こっていることなんでしょう。

log方面をそれほど気にしないでいいサーバ運営無関係者の人には、
この程度の対策でもいいのかも。

というのも、無責任さに変わりなし、、、


◆解決編…

だなあ、と気づいたときに頭の中に、ピンと来るものがありました。
このところよく怒られる権限が関係しているのではないか。
/etc/logrotate.confを見ても、間違ったことが
書かれているようでもない。btmpもwtmpのファイルも、
作るように書かれているようです。
生成されないわけは、、、、あ、また権限じゃないか、
ということで、ツリー構造のトップの、/ の権限を調べてました。

archbang_topdire_permission_2019-05-17_10-22-28.jpg

アラララ、ラ、、ラ、、、ラ、、、、
トップのルートディレクトリの所有者が一般ユーザーの
私になっており、所属グループがなぜかhttp。

$ su
# chown -v root:root /

ついでに
# chmod 755 /
そして、
# rm /var/log/{btmp,wtmp} ←入れた人工物を削除!
# reboot

で、答えが出ました。

$ systemctl status logrotate
solved_logrotate.service_2019-05-17_11-10-22.jpg

どうやら正常化できたようです。
/var/log/{btmp,wtmp}も生成されています。

以前にもインストーラーの不具合関連で、投稿したことを
思い出しました。メニューからabinstallを起動すると、
権限的に問題が生じるんじゃないですかね。
何も好き好んで、じぶんで権限を変える場所ではありませんし、
間違ってそういうことをしてしまう可能性も、
皆無とは申しませんが、ほぼありません。
それとも、スクリプト自体に、問題があるのでしょうかね。

liveメディアのopeboxのmenu.xmlを
未だ見ていませんが、、、。

話が長くなってすみません。
ふつうlinuxユーザーが検索をかけるときって、
いま抱えている問題に役立つ方法がないか、
それだけを探していますよね。
ほとんどの人が苦労話(過程の話)は聞きたくないはずです。

相手は年寄り、ということで、許されよ!


posted by ブログ開設者 at 11:52| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする