2019年05月15日

知らぬ間にjessieがstretchに。MXlinuxの離れ業?

当該のMXlinuxは、インストールしたときは、MX-17で、
おそらく中身はdebian-8のjessieだったと思います。

きょうアップデートをかけましたら、
3つほどつながらないところが出て、
やっぱりね、と思ったことでした。
debian本家のアップグレードさせる上手なところは、
平気で繋がらなくしたりしますね、少しずつ。
関連のcanoncial辺りから?

今回もそうで、じゃあ、アップグレードやりましょう、
と最新まで更新し、危ないのを止めようと、
/etc/apt/sources.list.dの中の
各リストを見たら、ぜーんぶ,stratchになっていました。

で、コマンドを実行すると
$ cat /etc/lsb-release
PRETTY_NAME="MX 18.2 Continuum"
DISTRIB_ID=MX
DISTRIB_RELEASE=18.2
DISTRIB_CODENAME=Continuum
DISTRIB_DESCRIPTION="MX 18.2 Continuum"


$ cat /etc/os-release
PRETTY_NAME="Debian GNU/Linux 9 (stretch)"
NAME="Debian GNU/Linux"
VERSION_ID="9"
VERSION="9 (stretch)"
ID=debian
HOME_URL="https://www.debian.org/"
SUPPORT_URL="https://www.debian.org/support"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.debian.org/"


てなことになっています。
いま調べました。17は確かにjessieでした。
アップグレードした覚えは一度もなし。

自動でアップグレードしてくれるなんて、
MXは、えらい!
アップグレード後も、grubの選択画面(他のディストロ)には、
MX17って表示されて、元が判っていいですね。
update-grubするまえで、update-grubした
あとは、やっぱり18.2になってしまいました。

あと、つまらないconky集だけやめてくれたら、
ファンになります。(^^)/
よく見る有りものテーマをがちゃっと集めただけって、
ポリシーはどこにあるの?
バージョン16のときですかね。夕暮れの海辺な壁紙のとき、
conkyはなしだったけど、そのほうがずっと品位が高く
感じられますよ。

MX_conky.jpg

視覚伝達という学問分野が一応昔からあります。
下にディストロのロゴを入れたいんだったら、
ほかは何も入れないのがきれいに決まっています。

天の中央に小さな字のconkyが泣いてござる。
(conky集から無理やり選びました)

誰かとコミニュケーションしようとするなら、
私はこう考える、というのが出ていないと成立しないです。
こんなにご用意しました、お好きなのを選んでください、はないです。
そういうのは、表現ではないです。


長野冬季五輪の開会式の演出、だれだったか、あ、思い出した。
あれは、はずかしかった。来年の東京五輪は、
若い世代のチームでやるみたいですね。期待しています。
数百年つづいた欧米の時代は終わりを告げ、
日本中心の世界平和が始まる、ってことを暗に表現してほしい。
そういう流れは、来つつあるんだから。

最後は、私情に溺れてしまいました。すみません。


posted by ブログ開設者 at 14:06| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

pcmanfmがusbメモリをマウントしない、というレアケース。archbang(openrc)

どうして、マウントしないのか、なかなか判りませんでした。
pcmanfmの場合、gvfs、udisks2、udiskie辺りを
インストールすると、黙ってゴミ箱が見えるようになり、
usbメモリも挿した途端にマウントして、読める状態に
なるのですが、ならない。

ひとつには、元々systemdのふつうのarchbangだったものを、
実験的にopenrc仕様に変更したもので、ほかにたくさんある
archbangとは顔色の違うものってことがありました。

pcmanfmの左の項目欄に、デバイスとしては見えるけど、
クリックすると
Not authorized to perform operation
が出て、中身が見えるようになりません。
らしきgroupに自らを入れたりとか、
ルールファイルを/etc/polkit-1/rules.d/に
入れてみたりとか、いろいろしましたが、ダメ!

原因を絞り込む意味で、thunarやnautilusを入れて
どうか様子を見ましたら、同じ意味の表示がどちらも出て、
マウントできないことが判りました。

つまり、ファイルマネージャー以前のところで、
マウントできない訳があるようなのでした。

polkitってポリシーのキットらしいことはわかりますが、
詳しくは知りません。調べてみたら、
polkit-consolekitというのが入っているけど、
polkitは、入っていない。
$ sudo pacman -S polkit
をすると、
polkit と polkit-consolekit が衝突しています。
polkit-consolekit を削除しますか? [y/N]

と出て、yにしました。インストールの状況は、
js52-52.9.0-2
polkit-consolekit-0.113+29+g3272a98-4 [削除]
polkit-0.115+24+g5230646-1
でした。

リブート後、usbメモリをマウントするようになりました。
ルール設定をしたままなので付録的に、
他のハードディスクパーティションも
マウントするようになりました。
usbメモリだけでよかったんですけど。

まあ、滅多にないことなので、
あまり役に立たない情報かもしれませんが、
あれ?というときには、polkit周辺を探ってみると
よいかもしれません。

前提として、
$ sudo mount /dev/sdb1 /mnt
すれば、ふつうに見えていました。
ただ、フィアルマネージャーでは
マウントできない、ってだけでした。
そういう状態のとき、疑わしきはpolkitです。

近頃、思うこと。linuxってのは、
どこまで行っても、権限、権限、権限、、、だなあ、って。
まるで役人の世界みたいですね。
テキトーさがまったく通じないです。


posted by ブログ開設者 at 11:19| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする