2019年05月13日

autologin、openrc版archlinuxの怪。

archbang-openrcと称して、openrc版を並行して
archbangが並行してリリースしていた時期があります。

中には、autologinの方法が、/etc/conf.d/agetty.tty6に
というような説明もあったと思いますが、
xdm経由のlightdmが使われているバージョンがありまして
(じぶんでは、手の込んだことはしませんので、
たぶん、そういう仕様のを出していたはずで)、
このところ凝っている、
ディスプレーマネージャーなしの自動ログインに
openrcでも変更しようとしましたが、、、

/etc/conf.d/agetty.tt6に設定したのでは、
どうしても上手くログインできません。
/etc/conf.d/agetty.tty1で設定したら、
すんなりできました。設定行は次のとおり。
$ sudo nano /etc/conf.d/agetty.tty1
agetty_options="--autologin ユーザー名"

ランレベル1というのは、シングルユーザーモードで、
ランレベル6というのは、リブートですよね。

理にかなっているのは、むしろ1かなと思っていました。
なんで6で、自動ログインができるんだろう、なんて。

報告できることは、技術的にはなにもありません。
今回は、/etc/conf.d/agetty.tty1 に設定して
上手く行ったという報告のみです。

自動ログインを受け持っていたxdm(lightdm)の外し方は、
$ sudo rc-update del xdm
で、okです。ファイルの本体は、/etc/init.dに残ります。
状況を戻すとすれば、
$ sudo rc-update add xdm boot
のはずです。xdmを間口にしてlightdmを使うわけは、
openrc用のパッケージがないからのようです。
xdmは、artixやarchのパッケージにはなく、手作りのスクリプト
のようです。これをサービス起動して、使える
ディスプレーマネージャーは、
gdm、wdm、gpe、lxdm、lightdm、sddmです。
xdmがサービス起動するようになっていれば、
各ディスプレーマネージャーはインストールするだけのはずです。

startxの自動化は、~/.bash_profile で、
[[ -z $DISPLAY && $XDG_VTNR -eq 1 ]] && exec startx

archbangの基本のデスクトップは、openboxです。


posted by ブログ開設者 at 20:15| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

そうだ、ディスプレーマネージャーなしで行こう! archlinux(systemd)本家系( 主にarchbang(systemd))

ディスプレーマネージャーがなくても、
自動ログイン&自動startxのできることは、
多くの方がご存知のことでしょう。
構造変化に伴って、
ときに設定が外れる可能性は拭えませんが
でも、システムに何らかの修正を施したときなど、
ログアウト→ログインが簡単なのは、
作業もはかどって気持ちがよいです。

まとめとして、雛形的に記しておきます。
ディスプレーマネージャーからの縛りの解き方です。
覚えておけば、更新時に具合が悪くなったとしても、
慌てず騒がず、すっと直せますし、一挙両得。
黒画面で止まって真っ青になることも少なくなります。

システム起動、デスクトップが立ち上がっている状態。
ファイルマネージャーで
/etc/systemd/system/gettty.target.wants
/etc/systemd/system/gettty.target.wants/getty@tty1.service

あたりが在るか無いか、等を一応確認。

そして、
$ sudo systemctl edit getty@tty1
を実行すると、editor(nanoとかgeany)が自動で開くので、
[Service]
ExecStart=
ExecStart=-/usr/bin/agetty --autologin
<ユーザー名> --noclear %I $TERM
の3行(ブログでは4行に見えているけど)を記して保存。そうすると、
/etc/systemd/system/getty@tty1.service.d
のディレクトリとともに
/etc/systemd/system/getty@tty1.service.d/override.conf
が生成される。

最初の確認時に
/etc/systemd/system/gettty.target.wants/getty@tty1.service
があったとしても、かまわず、
$ sudo systemctl enable getty@tty1
を決めておく。

翻って、じぶんのホームディレクトリでの設定。
$ nano ~/.bash_profile
[[ -z $DISPLAY && $XDG_VTNR -eq 1 ]] && exec startx
の一行を機能する状態にする。行頭に#が付いて
コメントアウトされていたら、#を外す。
続いて、、、

$ nano ~/.xinitrc
exec openbox-session
とコマンドがイキになっていることを確認。

ディスプレーマネージャーを外す。
$ sudo systemctl disable lxdm

saystemctl stopを実行すると、デスクトップが即消え去り、
その場でブラックアウトします。ご注意を。

$ sudo reboot

めでたくディスプレーマネージャーを使わず
デスクトップが出たら、
$ sudo pacman -R lxdn
などとlxdmとおさらばしたりします。

lxdm以外のlightdm、slim、gdmなどでも
同じことと思います。サービス起動には、
どれもsystemdを使っていますので。

override.confは、名前をautologin.confに
変更しても、たぶん機能すると思います。

guiのツールに頼っていると、
事が起こったとき、無条件降伏するしか
なくなるので、手動でファイルをいじることを
やっていったほうが、怖さからは解放されますよ。

(これはほぼじぶん用の覚え書きです。投稿記事の
複合検索のできないseesaaさん、なんとかしてください。
ひと単語検索で命中させるのは難しい)


posted by ブログ開設者 at 14:25| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

archlinux32の不具合の件。h87-hd3 + core i5 4590sに戻ってきて。

旧archbang-i686です。何事も起こらないです。

chromium 74.0.3729.131-3.1
icu 64.2-1.0
ffmpeg 1:4.1.2-2.1
libvpx 1.8.0-1.0
x264 2:157.r72db4377-1.4
x265 3.0-1.4


一年以上、間を置いて、フル更新した場合と、
一ヶ月以内ぐらい、間を置いて、フル更新した場合と、
結果が違うようです。

もう私ごときには、解らない世界です。
ハード環境は、違いますが、
古いtuxhatlinux(i686)では、投稿したとおり、
動かなかったんです。名前は違っても、
中身は、openbox の archlinux-i686です。
これだけじゃなく、ほかの
archban-i686でも起こりました、
chromiumが動かない件。

chromium_issue.jpg


posted by ブログ開設者 at 05:51| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする