2019年05月06日

アップグレードツールは、fedoraの勝ち。理由:眠らせてくれる。

じぶんは、アップグレードのツールのことは詳しくないので、
断ずることはできませんが、使っているかぎりでは、
ubuntuよりは、fodoraのほうが使い勝手がいいですね。

きょうもfedoraの一台27のやつを29にしました。
locales-jaがすっぽり抜けて、あとからインストールしないと
デスクトップが日本語化しない、ということもありましたが、
アップグレードの準備が整ったとシステム側で判断してくれれば、
ダウンロードもすぐ終わって、アップグレードする
だけです。途中で問い合わせ窓が出ることがないです。
少々時間がかかっても、朝起きたら、終わってる
というのがlinuxユーザーなら、うれしいんじゃないですかね。

ubuntuでも、ターミナル上で、-yオプションとかつければ、
窓が出たとき、デフォルトのNで
ぜんぶやってくれたりするんでしょうか。
ちょっとわからないです。

きょうも一度は、最新の30にしようと奮闘しました。でも、
鍵関連の問題化か、まだアップグレードの準備ができていないのか、
どうしても上手くいかなかったですね。

27のsystem-upgradeコマンドはよくできていて、
システムを10gbぐらい減量してくれました。
fedora19でインストールし、20-22-24-26-27-29と
溜まった孤立ファイルは多かったはずですが、
素人では判別がむずかしいです。要らないと
判断して捨ててくれたようで、ありがたや。今回で、
アップグレードにぜんぶで6回成功したんだから、
やっぱりいいんでしょう、この点はfedoraのほうが。

ただ、vmware player(ホスト)のインストールが
以前(12台のころ)は上手くいっていたのに、
今最新の15.0.4では、失敗します。なんでだろう?
アップグレードまえの27でもダメだったし、
上げてからの29でもダメ。カーネルのせいのような
気はしないです。デフォルトで入っているboxesのせい、とか
考えられませんか?


posted by ブログ開設者 at 23:59| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一年以上とかpacman -Syyuしなかった場合の更新策。archbang(systemdバージョン)2019/05/06時点

有りがちな構成のarchbangで、一年以上更新を滞らせた場合の
すいすいの更新方法。もう何十台もarchbang(systemd)を
更新させて、こうやれば、すっと行く、という統計が出てきました。
原則、ログインツールを使わず、自動ログイン&自動startxしている
archbang-x86_64、についてです。

構成は、人によって違いますから、
あくまでも、ご参考までです。

$ sudo pacman -Syy
$ sudo pacman -S archlinux-keyring
$ sudo pacman -R ffmpeg2.8
$ sudo pacman -Su

:: システム全体の更新を開始...
:: ca-certificates-cacert を core/ca-certificates に置き換えますか? [Y/n] y
:: geoclue2 を extra/geoclue に置き換えますか? [Y/n] y
警告: libsoup: パッケージの更新を無視 (2.56.0-1 => 2.66.1-1)
:: libsystemd を core/systemd-libs に置き換えますか? [Y/n] y
:: libx264 を extra/x264 に置き換えますか? [Y/n] y
:: mutagen を community/python2-mutagen に置き換えますか? [Y/n] y
:: pkg-config を core/pkgconf に置き換えますか? [Y/n] y
警告: procps-ng: パッケージの更新を無視 (3.3.9-3 => 3.3.15-1)
:: xorg-mkfontdir を extra/xorg-mkfontscale に置き換えますか? [Y/n] y
エラー: 処理を完了できませんでした (衝突しているファイル)
js52: /usr/lib/libmozjs-52.so.0 がファイルシステムに存在しています
エラーが発生したため、パッケージは更新されませんでした。


$ sudo rm /usr/lib/libmozjs-52.so.0
$ sudo pacman -Su ffmpeg
$ sudo systemctl edit getty@tty1.service

[Service]
ExecStart=
ExecStart=-/usr/bin/agetty --autologin ユーザ名 --noclear %I $TERM

$ sudo systemctl enable getty@tty1.service

$ sudo reboot
$ sudo pacman -Scc


archlinuxは、更新途上でいろいろ不具合表示が
出るのが特徴です。でも馴れさえすれば、たいがいの場合、
先へ進めます。上記は、現時点で長期放置している場合の、
無事に更新し、自動ログインを
キープするための雛形です。自動ログインのところは、
やらなくても大丈夫なケースもあります。
更新している最中は暇ですので、確認するといいでしょう。
/etc/systemd/system/getty.target.wants/getty@tty1.service(リンクファイル)と
/etc/systemd/system/getty@tty1.service.d/autologin.conf
があれば、自動ログインキープ操作は不要になります。

それから、pacman -Suを一度してから、
/usr/lib/libmozjs-52.so.0を削除するわけは、
そうしないと、上手くいかなかったからです。
理由はよくわかりません。

archlinuxは、最低でも同時進行で3つぐらい動かしていた方が、
理解は深まり、壊したときの復旧率も高くなると思います。
同じhddにマルチブートで
入れてあれば、liveメディアを使わないで
arch-chrootできるので、楽ちんです。

5年以上に渡って引き続き使えているarchbangが
増えてきて、ローリングリリースのよさを
実感している、ある意味、コロコロと心理が変わる
ブログ管理人です。debian,ubuntu系のバージョン方式は、
本家といっしょに出る大手のデスクトップ別ブランチは、
概ね無事にグレードアップできますが、そのほかの
ものは、できても新バージョンのisoメディアを
作成しなきゃならないとか、面倒臭さと確実性の悪さとか
いろいろありますね。

cublinux(ベース:ubuntu14.04lts。chromixiumの前身で、
すでに休眠)のisoがまだ残っていて、
これをリアルインストールして、16.04lts→18.14ltsまで
もっていこうと試みましたが、16.04ltsにもってきた
ところで、細かいところがやっぱり壊れました。
そして、サーバ側の"受け止め"事情もあるのか、
18.14ltsには、続けてはできないみたいだったりします。

馴れはどうしても必要ですが、archlinuxは、
リスクが小さいというか、あっても小刻みでしかなく、
馴れれば、たいがいはじぶん自身で解消できる範囲ですね。
シンプルかつ、コンパイルしないでほとんどの
ことができるので、これからも付き合って行きたい
と思います。


posted by ブログ開設者 at 08:40| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする